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20230502:名探偵 ”祝 十郎” の今 [気晴らし事]

 二週間程前に名探偵も今や後期高齢者だと知った:
   月光仮面65周年撮影秘話(執筆:大瀬康一氏)
    元祖特撮ヒーロー、昭和の町の観光大使に
    (日経紙:2023年4月20日付け朝刊文化紙面)

 悪漢を相手に、疾風(はやて)の様に現れてはやっつけ、疾風の様に去って行く我らが "月光仮面" は 名探偵 "祝 十郎" 氏の変装だったのだが、実は番組では明示されていない。 と言うのもキャストで
   月光仮面:?
   祝十郎:大瀬康一

とあるだけで、番組の上では "正体不明" だったのだが、引用記事で筆者が改めて(って言うよりも今更ながらだが) "一人二役" と白状している。

 最初の放送枠は僅か10分程度だったと記憶している。 1968年2月から一年半程の連続TV放送で、当時は子供らの最高のアイドルだった。
 実はこの番組の10年以前から "仮面の名探偵" は少年月刊誌/週刊誌の定番となって大流行したものだったので( "まぼろし探偵" が良かったねぇ・・・仮面無しでは "ビリーパック" を想い出すけど)。 そう言えば時代物で "仮面の忍者 赤影"(原作:故・横山光輝← 例の "鉄人28号" 生みの親) ってのもいました。
 こう言う仮面とか頭巾モノは、我が国では "鞍馬天狗"(映画)や "どんぐり天狗"(マンガ)、米国版では "スーパーマン" や "ローン・レンジャー" (TVドラマ)がハシリだったと想うけど、眼だけ隠すってのは今のAI技術で正体秘匿の秘訣だったと証明されている(?)から驚きだ(*1)。

 月光仮面は既に放送終了後半世紀経っているから、当時20歳代央の溌剌とした祝名探偵も後期高齢者のお仲間に入って大分経っている筈だ。
 お元気にお過ごしでしょうなぁ・・・
 番組では高所からひらりと飛び降りたりしていたから、今では変形性関節炎で膝痛とか腰痛持ちだったりして・・・お大事に。
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(*1):20230417:”AI” 騙すのわきゃぁない ”3割” 似た顔すりゃぁ良い(?)

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