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20230512:指紋鑑定 [雑感]

 最近は "DNA鑑定" が個人特定の上での決め手(の一つ)になっている・・・とはTVドラマのお約束事だが、勿論 "指紋" 鑑定の重要性が無くなっている訳では無かろう。 かっては指紋鑑定専門職が主人公となるTVドラマもあった程だ。

さて:
 ミステリ・マニアであるにもかかわらず、指紋が "万人不同" かつ "終生不変" である事の発見(*1) のきっかけが "縄文土器" だとは愚かにも知らなかった:
   指紋鑑定きっかけは縄文土器
    -英国医師が明治期に 「発掘」
   (日経紙:2023年5月1日付け夕刊くらしナビ紙面)

 E.モース博士が発見した大森貝塚(1877=明治10年)等から発掘した縄文土器の破片表面に残された "何本もの平行線" が "古代人の指の跡" と気づいたのが、医師にして宣教活動をもしていたH.フォールズ博士だったとあった。 同博士は古い公文書に於ける日本人の "拇印" や "血判" 等の風習に関心を持っていた事が幸いした様だ。

 指紋の採取は、今では画像スキャナーで読み込まれ、特徴点抽出されて警察庁のデーターベース(DB)に自動登録されているそうだ。
 記事には触れていなかったが、過去に両手に墨を塗って採取した "手形+特徴点" 等も今ではとっくにデジタル化されDB登録されているのだろう。 この分野の技術レベルは世界に誇れる水準にあるそうだ。

ここで想い出した:
 自分は過去に一度だけ常磐自動車道路で速度違反切符を切られた事があって、その際に両手墨塗手形を採取された事があった。
 その画像等がデジタル化され警察庁指紋DBに登録されているのだろう・・・多分。 まぁ、後ろ暗いところが皆無の自分は何とも感じないけど・・・へっ。
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(*1):"発見" であって、未だに科学的に "証明" されている訳では無く、"必然性" も勿論解っていない。
 一方、"クローン" であれば同一DNA配列を持つが、指紋は類似性はあるものの一致はしないそうですな。 指紋を決める遺伝子配列は特定されていない上、それ以外の要因も多々あるからだそうです・・・以上の多くは対話生成AIに教えて貰いました。

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