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20240327:老朽化していても働いている [雑感]

 もし宇宙の彼方に知的生命体がいれば、この地球からのメッセージを読み取る事が出来る筈・・・との期待の下にゴールド・ディスクに我が地球の概要を記して打ち上げられた探査機・・・ボイジャー1号&2号の事です。
 彼等彼女等(?)は、太陽系外の宇宙探査を主たる使命としてNASAによって打ち上げられ、今は想像すらつかない(?)気の遠くなる様な "はるか彼方" の恒星間宇宙を飛行している。
 CNN配信(3月15日PM)ニュースに依れば、1号(打ち上げ:1997年9月)は、木星の惑星&土星の惑星と環、更に小惑星を探査した後、2012年8月には太陽圏を脱出し、現在は地球から約240億km離れた星間空間を航行中との事だ。 2号の方も地球から203億km以上の距離迄飛行距離を伸ばしていると言う。
 1997年9月と言えば、その前月の31日にダイアナ元英国皇太子妃がパリ市で自動車事故死し、6日に葬儀が執り行われた(← Wikipediaで確認)・・・と想い起こせば如何に昔の事か解ろうと言うモノだ。
 驚くべき事には、1号&2号の当初の設計寿命は5年だったが、今以てトラブル続きながらも交信可能性を維持していて、現在では歴史上最も長く運用されている宇宙探査機って訳だ。

 NASAでは老朽化したボイジャー1号の通信障害を修復すべく奮闘の最中らしいが、一方でこのボイジャー1号の身になってみると、
   "ロートル"が必死になって働いている。
   ご老体が "身体に鞭打って" 踏ん張っている。

って感じがして、"ジィ~ン" となる。
 高齢者でなければこうは感じまい。
 ハリー・キャラハンなら
   "泣けるぜ"

って言う処ですね( 但し "日本語版" ・・・ 超 "名訳" だと想う )。

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