SSブログ

20240223:三浦半島 ”イタリア化” プロジェクト? [雑感]

 産官連携での取り組みらしい:
   三浦半島を「イタリア」に
    - 高級リゾートに再生へ産官連携
    - 食・宿泊、富裕層に照準
    - 城ヶ島や二町谷で大型開発
   (日経紙:2024年2月7日付け朝刊-NEWS潜望展望)

 ここのブログでも某氏の "三浦半島の魅力" と題した連続投稿があって、老生を含めた随分と大勢の方の訪問を招いていた様デス。

 確かに半世紀ほど前迄、三浦海岸は海水浴客を大勢集めていたし、別荘地帯としても半島は人気ゾーンだった。

が・・・:
 残念な事には、今や三浦市は少子高齢化による人口減が止まらず、神奈川県で唯一の
   消滅可能性都市

とさえ指摘されている。
 それというのも神奈川県の観光地と言えば
   横浜&箱根&鎌倉

の3地域に限られているのが実態で、三浦半島へ足を伸ばす観光客は残念だがそうはいない。
 老生の知る限りに過ぎないが、
   -半島一周ドライブ+城ヶ島巡り
   -マグロ狙い三崎港詣で
   -ヨット趣味人の油壺詣で

で首都圏を含む近隣県からの訪問が殆どではなかろうか。

そこで:
 神奈川県が目論んだのが
   観光核づくり認定事業:城ヶ島&三崎地域の高級リゾート化構想

と言う訳だ。

 ① アーティチョークやテナガ海老などのイタリア食材が豊富
 ② イタリア類似の地形&温暖

を背景に観光立国先進のイタリアを模した "MIURA" を売り出す為に

 ③ 城ヶ島内ホテルの高級リゾート・ホテルへの立て直し
 ④ 三崎港先端埋立て地区のリゾート開発

等々が計画されているとある。
 要するにターゲットを "富裕層" に絞った "ハイクラス・リゾート構想" の様だ。

 うぅ~ん・・・三浦半島は、我が家からは
   第三京浜道路 ⇒ 横浜新道 ⇒ 横浜横須賀道路

が格好のドライブ・コースでもあるのだが、これが実現されたら私等の様な "年金+預貯金取り崩し" 生活者が気安く訪ねる所ではなくなりそうだ。
 くれぐれも
   半島を 庶民シャットの リゾート化 

にならん様に願いたいが・・・

共通テーマ:日記・雑感

20240222:たまには ”自信” を持ちたい - ”国家ブランド力” 一位だって! [雑感]

 有り難い教えでは無いか・・・って記事にぶつかった:
   "日本はブランド力を生かせ"
   筆者:ナンシー・スノー名誉教授
     @カリフォルニア州立大学フラトン校
   (日経紙:2024年2月9日付け朝刊・"私見卓見" 欄)

 この投稿記事によれば、我が国は昨年
   "国家ブランド指数" で60ヵ国中第1位

となったと紹介されている。

 老生は全く知らなかったが、"アンホルト―イプソス社(調査会社@仏)" が毎年発表している "国家ブランド指数" で評価すると日本が初めて1位/60ヵ国となったらしい。
 このランキングは
   世界的にどのように認識されているかによって
   各国をランク付けする

もので、6万人以上を対象に実施したインタビューに基づいているとの事で、"いろんなランキングがあるなぁ"・・・って感心するばかりだ。

 そも*2、"国家ブランド指数"( Nation Brand Index )とは "国家の評価" を計測するために用いられる指標であって、例えば対象国の
   文化
   国民性
   観光
   輸出
   統治
   移住・投資

の6分野で評価する様だ(以上:Wikipediaからの引用)。

 ランキング10以内に唯一の非米欧諸国であり続ける日本は、ここ数年の内に毎年順位を上げて2023年にはついにトップに登りつめたと言う訳らしい。
 2016年以来6年連続トップをキープしていたドイツを抜いた結果だそうで、過去、国家ブランド指数の首位に立ったドイツ、米国以外では初めてアジア太平洋地域の国が選出された。

 我が国の評価を一言じゃぁ無く "二言" で総括すると
   日本製品に対する信頼・・・①
   他では体験できない食や伝統文化の魅力・・・②

が高いとの事だ。

しかし・・・:
 我が国の代表的輸出分野である自動車産業に於いて、そのトップを占めているトヨタ系企業で "検査データー不正" が永年続いていた今の状況を知らされると、①の評価が2024年度にはどうなるか、高評価を維持できるのかが大きな懸念だ。

一方で:
 ②は観光の主題が単なる "物見遊山" から "ガストロノミー・ツーリズム" へ移ってきている今、大切に守りたい貴重な財産に違い無い。

ところで:
 冒頭引用記事筆者は最後に
   -海外の好意的な見方を意識した戦略戦術を磨いて
   -近年顕著になってきた生産効率の低さに伴う工業競争力の低下を克服する事

が政府の課題・・・の様な指摘をしている。
 ①&②とも6つの指標の中で政治が関わる "統治" とは凡そ縁が無いものだ。
 世界の識者は良く観察している・・・と感心するばかりです。
 知らないのは政局騒動に塗れている国会の先生ばかり・・・かな・・・政治分野だけの世界ランキングがあれば良いんだが。



共通テーマ:日記・雑感

20240221:信長&秀吉の ”ニュー”・イメージ(?) [雑感]

 戦国の3大武将の性格付けを、"鳴かないホトトギス" に対して
   信長:殺してしまえ
   秀吉:鳴かせてみせよう
   家康:鳴くまで待とう

と俗に言うが、最近になって信長&秀吉の新しい性格が指摘されている:
   秀吉の戦禍自慢に困惑?
    - 信長側近の返書など発見
  (日経紙:2024年2月9日付け朝刊社会紙面)

 信長側から秀吉宛の返書35点が新たに発見され、それを解読した兵庫県立歴史博物館+村井祐樹准教授(@東大・資料編纂所)によれば、秀吉は戦果の逐一を報告して自賛しているとし、両名の性格分析結果を
   秀吉:聴いてもいない手柄を自慢する "厭な同僚"
   信長:部下に常に報告などを求める "中小企業社長"

としている。

 これ迄に映画・舞台・TVドラマ等々でこの2名を演じた役者さんは相当の多数に昇るんだろうが、誰がこの新しいイメージを表現していただろうか? ・・・って言うか、むしろ脚本家の表現力の問題だが。

 "厭な同僚" とか "心配性社長" ・・・こんな性格の人、身近にいるんじゃないかえ?
 面白い比喩だ・・・こう言うのを聴くと
   活きた歴史

を感じるし、こんな解説のある授業であったら苦手だった日本史/世界史も敬遠しなかっただろうに(今更遅いワイ)。

共通テーマ:日記・雑感

20240219:電車踏切・・・遮断機さえ信用してはならない? [雑感]

 今住んでいるここ(横浜市北部丘陵地域)でクルマ移動する範囲内で踏切を渡る事は無い。
 が、時たま遠出して踏切に出会うと,遮断機が上がっている時でさえチコッと緊張する。 十二分に左右を、更に前方車位置を確認してからでないと渡る事は無い程に老生は用心深い。

実際・・・:
 遮断機が上がっていても油断は出来ない・・・その証左となる "事故" って言うよりもこれは "事件" と言った方が良さそうだが、そんな事が大阪市西成区の南海電鉄の踏切で起こった様だ。
 6日午前6時半頃に待機していたクルマが遮断機が上がったので踏切を渡ろうとした途端に走ってきた電車と衝突してしまった。

 遮断機が上がっていたのに電車が来たのだ。

 南海電鉄側からは電車は非常ブレーキをかけたが、車と接触したという。 幸いな事に車運転者と電車乗客にけが人はいなかったとの事だ。
 電鉄側は、電車通過時にも関わらず遮断機が上がってしまった原因調査の責務がある筈だが、私等も機器を介した信号システムが常に正常とは限らない・・・との認識が必要だ。
 今の世の中、信用できないモノが多すぎる。
 最たるモノは政治屋共の裏金造り/脱税疑惑である事は言わずもの事だが、踏切遮断機までとは・・・おぉ~恐っ!

共通テーマ:日記・雑感

20240215:お疲れさん 栃ノ心関(引退@元大関) [雑感]

 遙か遠いジョージア(旧名:グルジア)からこの極東島国の相撲世界に飛び込み、そして溶け込んでいる姿勢に共感していた。
 ジョージア産赤ワインは名品が多いしね。

 その栃ノ心関(36歳;春日野部屋)が昨年夏場所限りで引退し、断髪披露大相撲が4日に両国国技館で行われた。
 大関の位置迄昇った関取だ。 とても立派だ。
 お疲れさん。

 報道によれば今後はジョージア産ワインの輸入や販売を手がける会社を設立しており、在住しながらの活動を続けるそうだ。
 ここ横浜では余り見掛けないが、今度の外出時に探してみよう。

ついでに:
 断髪後、スーツ姿の関取は良い男前でしたよ(こう言う言い方、指摘を受けそうだけど)。
 これだけの巨漢だ。 何かそれも活かしたTVドラマの主役を張れるのじゃぁないか・・・とさえ想ったりしたのですがね。
 シリアスな話よりもコメディ・タッチの・・

共通テーマ:日記・雑感

20240210:PETボトル水から ”マイクロプラ” [雑感]

 ご訪問戴いた方でお食事中の場合、食後での再訪問戴ければ幸いです。

 ウミガメの鼻に突き刺さったプラスチック製ストロー・・・このたった一枚の写真から海中へ漂う、更には海底に沈積する微細プラスチック破片による海洋汚染が広く知られるようになった。
 どんな秀逸な学術的論文や聴衆者満杯の資源環境講演会なんぞよりも "たった一葉" の写真の威力の凄まじさを老生はつくずく感じた。

さて最近では:
 "人間の体内にも侵入/蓄積" され始めているとの指摘がなされている。
 "排便" の中に混じっているとの論文報告があったのだ。
 微細プラスチック破片を取り込んだ魚介類の摂取等に起因され得るとされているが、加えてつい最近では米国で "PETボトル水" 中に含まれている事例が報告されている様だ(日刊ゲンダイ’ネットニュース:配信1月29日)。

 この種の微細プラ破片が人間体内でどの様な影響を及ぼすのかは研究途上にあって詳細は不明だが、血液中に侵入し、臓器に沈着したりすれば・・・ただでは済まないかも。

 それじゃぁ一体何を喰えば/飲めば良いんだ?
 今は昔、我が国の水道水は世界基準で見て極めて良質だとは東京都水道局の方から聴いた覚えがあったが、他方で我が国の水道管施設の老朽化が半端じゃなくてPETボトル水を・・・と言う訳にはいかなくなったのか?

 厄介な問題で、新たな脅威ですなぁ・・・これからの若い方々は大変な時代を生き延びる事になりはせんかと心配です。

ついでに:
 かっては学識者/有識者がそれぞれの想いを込めてマイクロプラの定義を下していたが、今では
   我が国や米国では:5mm以下の、
   EUでは:3nm~15mmの

微細プラスチック破片を "マイクロ・プラスチック" と定義しています。
 加えて、nmサイズのモノは "ナノプラスチック" とも呼称され始めました。
 やがて、ISO(国際標準化機構)で統一されると想われます。

が、問題の本質は:
 名称の統一よりも、海洋汚染を引き起こした微細プラスチック破片の
   -発生由来
   -形成メカ
   -海洋分布(含・種類&量)
   -生態系への進入経路/生態学的影響

等の地球規模的測定と防止政策の制定と規制だ。
 既に東南アジア域が大きな発生源の一つである事を指摘している論文はあるのだが・・・

共通テーマ:日記・雑感

20240209:”ポ*コ*” 総理ランキング [雑感]

 老生は最近になって年甲斐も無く "週刊女性誌" のネット配信記事:"週刊女性PRIME" に、特に "何でもカンでもランキング" して見せる記事にハマっている。
 つい最近は "オワコンご長寿TV番組" ランキングを引用させて貰ったばかりだが、先月末には何と恐れ多くも
   "歴代のポ*コ*総理" ランキング

が紹介されていた(2024年1月29日AM配信)。

 有権者の記憶に残る
   田中角栄氏以降の首相の中で誰が一番 “ポ*コ*” だと思うか

・・・って、1K人の男女に聞いたそうだ。 記事ではランキング背景を解説していたが、ここでは不要だろう。
 結果は以下の通りだが、"一番は誰だっ?"・・・って "お楽しみは後" ・・・って訳で、10⇒9⇒・・・⇒1位の順にご参照(誠に不遜ながら敬称略):
   10位:菅 義偉 = 13票(男9・女4)
   9位:村山 富市 = 18票(男12・女6)
   8位:野田 佳彦 = 19票(男10・女9)
   7位:麻生 太郎 = 32票(男22・女10)
   6位:安倍 晋三 = 53票(男38・女15)
   5位:菅 直人 = 69票(男56・女13)
   4位:森 喜朗 = 112票(男79・女33)
   3位:岸田 文雄 = 157票(男97・女60)
   2位:宇野 宗佑 = 159票(男124・女35)
   1位:鳩山 由紀夫 = 203票(男154・女49)
("あてはまる人はいない"=105票&無効票は除いて集計されている様です)

 うぅ~ん・・・、
   1~4位は堂々の "100票越え"
   ポンコツ1位が2位以下を大きく引き離してダントツ

等、我が国の有権者って "よお~く" みてますねぇ・・・阿呆とは違う。
 感心しました。

ついでに:
 田中角栄氏以降の歴代総理大臣は以下の通りとも紹介されていました:
  第64~65代:田中角栄(昭和47年7月7日~昭和49年12月9日)
  第66代:三木武夫(昭和49年12月9日~昭和51年12月24日)
  第67代:福田赳夫(昭和51年12月24日~昭和53年12月7日)
  第68~69代:大平正芳(昭和53年12月7日~昭和55年6月12日)
  第70代:鈴木善幸(昭和55年7月17日~昭和57年11月27日)
  第71~73代:中曽根康弘(昭和57年11月27日~昭和62年11月6日)
  第74代:竹下登(昭和62年11月6日~平成元年6月3日)
  第75代:宇野宗佑(平成元年6月3日~平成元年8月10日)
  第76~77代:海部俊樹(平成元年8月10日~平成3年11月5日)
  第78代:宮澤喜一(平成3年11月5日~平成5年8月9日)
  第79代:細川護煕(平成5年8月9日~平成6年4月28日)
  第80代:羽田孜(平成6年4月28日~平成6年6月30日)
  第81代:村山富市(平成6年6月30日~平成8年1月11日)
  第82~83代:橋本龍太郎(平成8年1月11日~平成10年7月30日)
  第84代:小渕恵三(平成10年7月30日~平成12年4月5日)
  第85~86代:森喜朗(平成12年4月5日~平成13年4月26日)
  第87~89代:小泉純一郎(平成13年4月26日~平成18年9月26日)
  第90代:安倍晋三(第一次/平成18年9月26日~平成19年9月26日)
  第91代:福田康夫(平成19年9月26日~平成20年9月24日)
  第92代:麻生太郎(平成20年9月24日~平成21年9月16日)
  第93代:鳩山由紀夫(平成21年9月16日~平成22年6月8日)
  第94代:菅直人(平成22年6月8日~平成23年9月2日)
  第95代:野田佳彦(平成23年9月2日~平成24年12月26日)
  第96~98代:安倍晋三(平成24年12月26日~令和2年9月16日)
  第99代:菅義偉(令和2年9月16日~令和3年10月4日)
  第100~101代:岸田文雄(令和3年10月4日~)

 申し訳無い事には、 "とっくに" 忘れっちまっている方々もけっこうおられる。
 まぁこう観ると "短期政権" が多い。
 それだけ "人材豊富"・・・って事だろうか。
 馬鹿な。 そんな事 "ありっこ無ぇじゃん"・・・って声が聴こえてくるような?
 要すれば、
   俺が*2・・・

の世界に過ぎないのかも。

それにしても:
 大昔だったら、こんなランキングやブログ・・・不敬罪で捕まっちまうかもなぁ。 

共通テーマ:日記・雑感

20240208:”Stairway to Heaven”_N.セダカ版 & L.ツェッペリン版 [雑感]

 既に三週間程も前になるが、老生が楽しみにしている水曜日に決まって投稿される某氏ブログで、NHKR1’ラジオ深夜便で放送された洋楽を紹介されている中で
   Led Zeppelin' Stairway to Heaven・・・①

があった。
 が、老生はこのタイトルでまず思い浮かぶのは
   Neil Sedaka' Stairway to Heaven・・・②

の方だった(邦題:"星へのきざはし")。

 ①はロック史上の名曲だとは老生でさえ知っていたが、②の方は我が国ではそれ程のヒットはせずに終わったと覚えている(何か、"ガチャ*2" うるさいだけの様にも聴こえるし・・・)。

 偶然に同じタイトルの①と②だったが、英語版Wikipediaで
   Stairway to Heaven (Neil Sedaka song)

を参照すると以下の通りだった:
 Not to be confused with the Led Zeppelin song, "Stairway to Heaven".
 "Stairway to Heaven" is a song written by Neil Sedaka and Howard Greenfield.
 It was released as a 45 rpm single and appeared on Sedaka's 1960 album Neil Sedaka Sings "Little Devil and His Other Hits".
 Sedaka's "Stairway to Heaven" predates by 11 years Led Zeppelin's song of the same name, which was released in 1971 and written by Jimmy Page and Robert Plant.
 Sedaka remarked in 2021:
   "You can't copyright a title, so Led Zeppelin, I forgive you!"

 結局の所、セダカ自身も②よりも①の出来上がりが "格上" で、ロック史上の "名曲" と認めている訳ですなぁ・・・

共通テーマ:日記・雑感

20240205:AIタレント [雑感]

 "アバター" が活躍する仮想空間が既に "身近" になって久しい。 またAIを駆使した "仮想キャラクター" を創造してどんな役回りにも適合させる事が可能な時代になっている。

そんなら・・・:
 高い出演料を払ってCM動画を製作するよりも、商品設定に最適化させた "AIキャラクター" を創造し、いわばタレントとして演技させるCM動画はどうだろうか・・・ボーっとしながらも思い付いていたけど、既にそれが現実になっているとは迂闊にも見逃していた。

 既に伊藤園や野村HDは広告にこの種の "AIタレント" を使っているそうだ(日経ビジネス配信:2024年1月4日)。
 そんなら・・・って訳で早速に伊藤園版をネットで鑑賞したが、そう言えば微かに観た事あるかの様な気もした。 とすれば、
   "AIタレントの演技だったとは気づかなかった"

訳だ。

AIタレントなら・・・:
 T.クルーズ顔負けのアクション演技も可能だし、時間&空間を自由に行き交う事も可能だ。
 この技術の行き着くところ、生身のタレントの職を全てでは無いにしろ多くの部分を奪ってしまう事は必定だ。 そう言えば、ハリウッドでは生身の役者や脚本家の反発がありましたなぁ。

 専門家は
   法律や倫理面で注意すべき点も多い

と指摘しているらしいが、パー券裏金脱税犯等の倫理面に決着が付いてからの論点として貰いたい。

 AIタレントは不祥事を起こさない設定にしておけば "悪さ" を一切しないから広告主側は安心だ。
 アニメとは全く違った "AIタレントだらけのドラマ"・・・なんかが直ぐそばにやって来るのかなぁ。
 "ご贔屓俳優" ならぬ "ご贔屓AIタレント" なんぞが生まれる時代か・・・何か味気ない感じもするけど、老生は旅立つ前に観たい気がする。

共通テーマ:日記・雑感

20240204:”ボタンとジッパー” は ”事故と事件”( ”社会の窓開放” 問題 ) [雑感]

 俗に言う "社会の窓" の我知らずの内の "開放" ・・・ これは "事故" か "事件" か。

 1月24日(水)午後放送の "ひるおび"(TBS)では、MCの恵俊彰さんが前日の東北/北陸/上越新幹線架線事故を紹介中に "ズボン" の股間チャック全開が大映りされてしまった。
 "偶然" 観ていた老生と我がワイフ殿は、涙が止まらない程に笑いこけてしまった(申し訳無い)。
 ネットでは、
   新幹線事故を報道する前に自身の安全点検を怠るなよっ!

って突っ込みがあったそうだ。

今は昔:
 老生が中学生時代、国語の教師がこの恵みさんと同じ "全開" 状態で教室に入ってきて教壇に立った途端に、
   先生!
   社会の窓・・・開けっ放しですっ!

って素早く注意した生徒がいて、教室中が大笑いになった事があったなぁ・・・ "懐かしい(?)" 想い出だ。
 こんな言い方今は許されないだろうが、"幸いなるかな" 男子学園だったので "事無きを得た" が、件の教師が
   ボタン式の時は "事故" ∵一個外れが良く起こる
   チャック式の時は "事件" ∵時たまだが、影響が大きい

と解説したっけなぁ。
 今は昔、ズボンの "社会の窓" 開閉はボタン式が多かったので、それの一つが外れた事が良くあったモノだ・・・これを例えて "事故" と言った。
 今はチャック式、つまりはジッパーの上げ下げで開閉する時代だ。 用を足して閉めるのを忘れると股間全開となっちまう・・・これを例えて "事件" と言った。

 あの国語教師の解説は実に見事だったなぁ。
 既に旅立ってしまわれたが、"個人情報" なので詳細は言えないけど、国文学者として一家を成したあの学者様のご子息でした・・・よ。 ホントの話です。

共通テーマ:日記・雑感

20240202:”旅客機接触事故” 考 [雑感]

 羽田空港で飛行機同士の衝突の衝撃がさめやらぬ1月16日、今度は新千歳空港で国際線旅客機同士の接触事故が起きた。
 17:30前後、駐機場でソウル行き大韓航空766便が、香港から到着後隣接して駐機していたキャセイパシフィック航空の機体に接触し、主翼の先端部分や機体の後方部分が損傷した事故の事だ。

事故原因は:
 駐機場を出て滑走路に向かった大韓航空機がトーイング・カー(牽引車両)に押されて後ろ向きで移動している際に "雪でスリップ" して接触したとされていた。
 が、その後の関係者等への聞き取り等でスリップはしておらず、トーイングカーのハンドルを "切り始めるタイミング" が早かったためと解ったらしい。

 関係者が虚偽を言い張ったのか、勘違いしていたのかどうか迄は、報道だけでは解らない。

が・・・:
 この種の事故は、リアルタイムの空港鳥瞰図を基に路上状況を加えて適切なハンドル捌きを表示/指示する画像解析AIシステムで回避可能となるのではなかろうか。
 こう言うと、現場の運転捌きはそんな簡単なモンじゃぁない・・・って声が必ずあると想うが、今のAIは経験の蓄積/その活かし方も半端じゃない事を無視してはいけない。
 ベテラン・ドライバーの人間様だって "思い違い" などのミスをゼロには出来ない。
 過去の経験知を蓄積してDX化して欲しいものだ・・・と、素人ながらの老生は想う次第デス。

共通テーマ:日記・雑感

20240201:被災地現場取材-昔と今 [雑感]

 老生とて台風や地震被災地の "リアル・タイム報道" の重要性は十二分に理解している。 とはいうものの、一昔前迄は現地の状況を弁えずに、いわば土足でズカ*2入り込んで
   報道してやるから協力しろ

と言わんばかりの姿勢が取材側に観られたのは否めない。

・・・と言うのも:
 こんな実例を観ているからです。
 2016年4月14&16日に起きた所謂 "熊本地震"(M6.5&7.3)では、全壊した家屋の前に佇んでいた被災者へ "遠慮も無しに" マイクを突きつけた感のアナがいた。
 被災者の方が
  今は感想なんぞ言う事は出来ない。
  後片付けの邪魔をしないでくれっ!

の様な "怒り" に満ちた返事だった。
 さすがに取材アナはひるんだが、見事だったのはそれを中継して全国放送していた東京側キー局のMCを勤めていた堀尾正明アナだった。
 直ぐさま被災者へ謝り、取材アナに現場から一端引き上げる様に要請してその場を納めたのだ。 元NHK所属でニュー番組MCを努めた経験の持ち主だっただけに臨機応変・際立った采配だった・・・老生は昨日の事の様に覚えている。

今回の能登半島地震の被災地取材で・・・:
 さすがに配慮した姿勢がNHKにも民放側にも随所にみられた。
 恐らくは災害に際しての被災地取材マニュアルがそれなりに整備されてきたのだろう・・・そう感じ取りました。

加えて言えば:
 取材するからには、今の今に "不足" しているモノは何か等々、現場ならではの声を取り上げて欲しい。
 寒い・疲れ果てている・なんとかして欲しい・・・だけでは支援に繋がらない。
 せめて "暖めたPETボトル詰め水" 位持って行けよ・・・って、何時も感じるのです。

共通テーマ:日記・雑感

20240131:フロッピー・ディスク(FD) [雑感]

 出始めは100KBに満たなかったし、最終版でも精々1.2~1.4MB程度の記録媒体に過ぎなかったが、1980年代迄は "唯一" 安価な脱着可能な記録メディアとあって、
   PCはホントに便利になったなぁ・・・

って感激すらしたものだ。
 今のUSBメモリの記録容量と比べれば1MBなんてほんの僅かだったから、テキスト文は推敲を重ねて簡潔にし、画像とか表データーは最小限とした上、更に圧縮する等、工夫も苦労もしたけど、持ち運びが出来た事に感激したモンでした。
 老生なんぞは、当初はペラ*2の8インチ版だったのが、いつしか5インチ、次いでハード・カバー仕立ての3.5インチとサイズ・ダウンはするが、記録容量は僅かながら増えていく経緯をリアル・タイムで経験していますぞ。

が・・・:
 今のPCはFD読み取りドライブを標準装備しておらず、その利用を前提としていない。
 ただ単に多くのアプリの保存アイコンとしてその面影が残るだけだ。
 殆どの方がそのアイコンの意味をご存じ無いのでは無かろうか。

 そんな時代だ。
 経済産業省は22日に所管するたくさんの省令で、提出用の記録媒体として定めていた "フロッピーディスク" とか "CD-ROM" 等々の表記を止め、単に ”電磁的記録媒体” と改め、行政手続きのDX化を推進するとした。
 今更・・・なんて想うけど、お役所仕事ってこんなもんだ。

一方でこんな見方もある:
 ネットを介した情報伝達にはハッキング等の危険が常に伴うからして、情報記録したFDとかCDとかを相手に直に "手渡し" するのがベスト。
 この "名言" は、我が国のPC普及に功績のあった有名なお方の発言デス。 ほんとの話です。

ついでに:
 老生は、かって使い回した3.5インチFDを20枚以上の手持ちがあって、年寄りの常として捨てられないでおります。

共通テーマ:日記・雑感

20240125:ドライバー出向支援(能登半島地震) [雑感]

 専門家が言っていた。 数千年単位で発生する様な "とてつも無い" 地震との事だ。
 現時点でも余震が続き、被災全容は不明な点が多々ある中で、支援に向けた近隣自治体による被災者受け入れ/被災地への職員出向の様子が報道されている。

 被災地における住宅の被害認定調査を可能な限り迅速に行い、先ずは復旧に向けた行政支援/保険対応等が望まれるところだが、ここ横浜市北部で知られた大手タクシー会社からも年季の入ったドライバー十数名が行政側及び保険業界団体からの要請を受けて金沢及び能登へ出向し、支援活動の一端を担っていると聴いた。

 その分、
   営業タクシー数が減少して市民の皆様にはご迷惑をおかけする事になるがご理解を願う

との話だ。

 現役の頃は出張で金沢市内へは出向いた事があったが、能登方面はその経験が無かった。
 俗に "能登は人も、そして土地さえも優しい" と言われている。 そんな所が、人が厳寒の中で苦しんでいる。
 少しでも支援に繋がれば、この程度の事は当然の了解事項だ。
 一日も早い復旧復興を願う。

共通テーマ:日記・雑感

20240124:ドタバタ [雑感]

 年末近く迄トップにいながら "派閥から抜けた" と宣言した岸田総理大臣が、その派閥までもが "パー券’裏金&脱税" 事件を起こしていた事がバレて、慌てて "岸田派解体" をぶち上げた・・・との事。

だがね・・・:
 老生は、派を抜けた本人がその派の幹部へ解体意思を伝え了解を取っていたとの報道を聴き及んで、やっぱ
   脱派閥宣言は "見せかけ"

だったんだと解した。 つまり派を脱したなら、そこの派閥幹部とネゴする理由は何処にも無いからだ。 おまけにそれを総理大臣官邸で話すんだから呆れた。
 第一、報道機関全てが総理大臣の脱派閥宣言以降もその派閥を "岸田派" って言っていた事を想い起こすと、見せかけ宣言ってハナから見抜いていた訳だ。

 総理大臣ともあろうお方が "自己矛盾" に気がついていないのか。 こう言うのを "非・自己無撞着" と言うのかも知れん。
 私等国民は高い税金を強要されて正に "ドタバタ劇" を観せられている・・・ってしか想えない。
 プン*2。



共通テーマ:日記・雑感

20240123:政治>司法 [雑感]

 例の "パー券’裏金&脱税" 事件@自民党安倍派/二階派/岸田派について、東京地検特捜部は派トップ議員等の立憲は取りやめた模様だ。

でもなぁ・・・:
 確かここの部長は就任時に
   "正直者が馬鹿を見る社会" であってはならない。
   社会に潜む "不公平な犯罪" を摘発したい。

と声明していたとの事だったが・・・ガッカリ感半端じゃない。

そこで想い出したのが・・・:
 何かのTVドラマで
   "三権分立" とは言うけど、"司法の上に政治" がある

って台詞を聴いた覚えがある。 ここで言う "政治" とは
   立法&行政及びそれを操る政治家(若しくは政治屋)

の事だ(ろう)。

 それが "ホント" だった。
 誤解を恐れずに言えば、
   司法を操るなら政治家になれば良い

って事にでもなれば、この国は救われまい・・・だが、そうなりつつある様だ。

ついでに:
 今のお若い方々の多くはご存じあるまいが、かの福沢諭吉先生は故郷で英学校を設立した際に学生に向けて
   天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず

と語ったそうだが、今の我が国の政治家等は
   司法の上に政治を造り、政治の下に司法を造った

と言えそうだ。

ついでの "その2":
 最近のニュースで、我が国で3人を死傷させる交通事故を起こして禁錮刑が下され、服役中に米国へ移送されていた米海軍将校の速攻釈放が認められていた事を知った。
 この事から、
   我が国の政治の上に米国の司法があった

事が透けて見えたのは老生だけだろうか?

共通テーマ:日記・雑感

20240122:山口市 [雑感]

 今は昔、山口市へは一度だけだったが訪ねた事があった。
 その時は、閑静な家並み脇を "そっと歩く事自体" が楽しい想い出の所だった。
 それが・・・今後は期待出来そうに無い(かも)。

と言うのも:
 NYタイムズ紙が
   2024年行くべき旅行先に "山口市" を選定

したからだ(出自:1月10日付け日経紙その他)。

 NYタイムズ紙は毎年初に訪ねるべき旅行先として数十箇所を選定しているそうで、本年に行くべき52カ所を選定し、何とリスト3番目に同市を指定したのだったらしい。
 同市の ”西の京都” との呼称に触れ
   それ以上に興味深い

と絶賛し、訪ね所をあちこち紹介している。

これで・・・:
 国内外の旅行客が同市を訪ねる事必須だ。
 旅行会社や土産物店等は大歓迎だろうが、地元の一般市民の方々はどう思われるのかなぁ。
 伊藤和貴市長@山口市は
   高評価に感謝し、環境の整備に努める。

とのコメントだったらしいが。

 "受け入れ限度を越えた" とされている今の京都の "凄まじさ" は "どうしようも無い" 程で、老生等はもう訪ねる気も起こらないが・・・山口市がこう功成らない事を祈るばかりだ。

ついでに:
 ホントにどうでも良い事だけど、老生が今一度訪ねたい所は
   ゲッティンゲン市(Göttingen)@ドイツ・・・(A)
   シアトル市・・・(B)

かな。
 Aは今は昔の想い出の地で、Bは親爺殿側従兄弟との唯一の接点・・・もう "体力的" に、かつ "経済的" に無理だが。

共通テーマ:日記・雑感

20240121:エンブレム ”H” [雑感]

 最近になってホンダが、新しい "Hマーク" を発表し、次世代EV向けのエンブレムとして採用する意向だと言う。
 "ホンダのHマーク" と言えば、チコッとずつ形を変えながらも四角い枠の中に ”H” を模ったデザインを採用し続けてきていて、現在のは1981年版らしい。
 それが今回発表したのは四角枠が無い・・・って事は、窺い過ぎかもだが "枠に囚われず" に新たな水平を切り拓く意思を表しているのかも知れない。

ところで:
 Hマークと言えば、老生はこんなお粗末極まる "勘違い" をした事があった。
 現役の頃、何回か韓国へ出張した事があって、その度に
   "ホンダ車" がやけに多い

事に気がついた。
   そんなにホンダ車が人気あるの?
   何故?・・・

って、訪問先との雑談になった時に尋ねたら、
   あれは "ヒュンダイ" 車のマーク

って諭された。
 "ヒュンダイ" ・・・ って、 "現代"( "Hyundai" )自動車の事だ(今は原語に近い "ヒョンデ" ・・・って言うらしい)。
 そう言われてよく*2観れば、こちらのHマークはイタリック型だった・・・いやぁ、恥ずかしかったデス。

因みに:
 エンブレムの様な商標権は国毎に認可される仕組みで、類似性があっても "識別" 出来れば "両立" するもんらしいデス。

もう一つ:
 世界販売台数比較で言えば、現代自動車の方がホンダ車よりも多い事を知っている人は少ない。
 ましてや系列迄含めた生産台数は、NISSAN+三菱+ルノーの総数よりも多い事を知る人はもっと少ない・・・と想う。

共通テーマ:日記・雑感

20240119:”目白” 御殿 [雑感]

 8日(月)の午後、故・田中角栄元首相邸内で出火し、木造家屋800m**2が全焼したとの報道・・・随分と広いお屋敷だこと。
 この屋敷は "JR-目白駅" 前通りを東へ、直ぐ傍の "学習院" 前を通り過ぎて "ホテル椿山荘" 方面へ向かい、"日本女子大学" の付近、"和敬塾" の手前に所在する。
 老生は中&高校時代に椿山荘近辺文教地区の学園へ通っていたので周辺の地理を今でも良く覚えているのだが、全焼した元首相邸は "目白御殿" と揶揄されていた程の広さと陳情勢の多さで知られていた。

 ここで "昭和の政治" が蠢いていたのか・・・数え切れない程に門扉の前を通った筈だが、家主を見掛けた事は一度も無かったし、また陳情団を見掛けたのは僅かだった。 後で知ったのだが、陳情は "朝早く" の例が多かったとも聴いた。

 遠い*2、"今は昔" の事でした・・・が、"ダークマネーと政治" との関わりは今の今にも続くのが情けない。

共通テーマ:日記・雑感

20240117:”物忘れ” 症候群 [雑感]

 あのタモリさんが、
   最近は "物忘れ" が酷い
   "60歳代" では2階に物を取りに行って、あれ?なんだったけ?
   "70歳代" では
     "三歩" 歩いていて俺は何してるんだ?
     よく知っている店なのに店の名前も出てこない
     それが、2日後ぐらいに急に思い出す

って言ってた(6日NHK:”タモリと鶴瓶のテレビDEお正月2024”)。

 タモリさんは現在78歳だそうで、老生同様に後期高齢者だ。
 この年代層一番の懸念は
   A:"老化" によるもの忘れ
   B:"認知症" によるもの忘れ

の違いが人に依っては曖昧で、
   "自分がどっちなのか"、自己判断が難しい

事だ。 第一にBだったら判断のしようが無かろうが・・・

そこでネットで探ってみたら、
   体験そのものを忘れる
   忘れた事が分からない
   食べた事を忘れる
   約束した事自体を忘れる
   買い物に行った事を忘れ、また買い物へ行く
   日付や曜日、場所等が分からなくなる

等々は "Bの疑い" があるそうで、一方で
   体験の "一部" を忘れる
   忘れた事を "自覚" している
   "何を" 食べたか忘れる
   約束を "うっかり" 忘れる
   買い物へ行った時に、"うっかり" 買い忘れる
   日付や曜日、場所等を "間違える"

等々は "Aの要素" が強い・・・ってあった。

 これに照らせば、タモリさんは "忘れた事を覚えている" のだからBには至っておらず、老生同様にAの範疇に留まっている・・・と想いたいですなぁ。

共通テーマ:日記・雑感