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20210213:きりたんぽ鍋 [食]

 ここ数日は暖かめの日中が続いているが、それでもこの横浜の今季1月は厳しい寒さが続いた。 "・・・今朝の寒さにチ*ポ縮まる" ・・・ なんて下卑た言いまわしがあったなぁと何回も想い出した。
 こんな厳しい寒さの夕べは熱々の鍋料理に限る。 大抵の日本酒に合う・・・と言うか、日本酒が合う。

 先月末には "きりたんぽ鍋" を味わった。
 始めてこの鍋に出会ったのは、現役の頃、教えを請いに名門・鉱山学部@秋田大学の某教授を訪ねた帰り、JR秋田駅界隈のお店だったなぁ。 この時の美味しさが忘れられずにいたところ、運良く勤務先の帰路途中にこれを専門に供する飲み屋さんがあって、良く通ったものだった。 土曜日には我がワイフ殿と一緒にのれんをくぐった事もあったっけ。

 不思議なもんで、あの醤油味付けが素人には難しい。 が、今は便利になったもんで、ネットで地元産セットを取り寄せる事が出来、それが結構なお味だ。
 何時も "きりたんぽ" の由来を繰り返し講釈するのが自分の役目になっているのも楽しい。
 寒い冬の細やかな夕べではありました。

因みに:
 "たんぽ" とは、槍の刃を包む袋のことで短穂(?)の事だったかと記憶している。 竹串に潰したお米を塗りつけた格好がそれそっくりだからと教えられた。
 "きり" は覚えていないが、それを "切り" 裂いた意味かも知れない。

不思議な事には・・・:
 きりたんぽ ⇒ 槍 ⇒ "血槍富士"(東映’時代劇映画:片岡知恵蔵主演:1955年)と連想が進み、その頃と言えばE.プレスリーのデビュー寸前の時代・・・と話題にするのが我が家の習わしでありまする。
 たはっ!(半世紀以上も前の事にはやけに詳しいんです・・・老生は)