SSブログ

20210222:連想3題 = ”ワクチン副作用” 報道から ”毒入りワイン” 事件迄・・・老生は駆け巡る [雑感]

 現下のコロナ禍収束への切り札として期待されているワクチン接種が我が国でも始まっている。

 が、TV&新聞はあいも変わらずに副作用の "過剰" 報道だ。 まるで致命的な事故が起こったりしたら
  「それ見た事か! 危険予知していなかったのかっ!」
って言いたい "つもり" なのが "見え*2" だ。

 それがあるからか、海外で数千万人の接種実績があるにもかかわらず、厚生労働省側は万が一にも事故があっては堪らん・・・との責任回避の想いなのだろう、支配下の国立医療機関所属の医師と職員、凡そ40K人を "先行" 接種としている。
 恐る*2・・・って感じそのものだ。 当該者等は "まるで人体実験みたい" ・・・ との声もある様だが、"希望者に限られている" との事なので、それなりの専門知識で真っ当に自己判断しているのだろう。 そこは素直に敬意を払いたい。

ところで:
 専門家の指摘によれば、不安定なワクチン主成分の安定化助剤として含まれている "PEG"(ポリエチレングリコール)が副作用の原因物質と見なされている様だ。
 これって、"EG"(エチレングリコール)が直鎖状に繋がったポリマーの事で、不凍液とか、乳化剤等々としての用途で、私らの日常生活のほぼあらゆる場面でお世話になっているお馴染み工業薬品だ。 なので、副作用が起こるのは極めて稀なのだろうがなぁ・・・

 そのEGは "PET"(ペット=ポリエチレンテレフタレート)ボトルの原料の一つでもあって、今ではバイオマスから製造されているものもある。 例の "植物性PET" はこの植物由来EGを使っている訳だ。

またしてもの "ところで" ・・・だが:
 EGが二つ繋がった "DEG"(ジエチレングリコール)が、確か30~40年程前だったか、白ワインに "甘み" と "コク" を加えるのに不法に使われた事件があった。
 薄っぺらな味わいの白ワインに "貴腐" 的な味わいを持たせるのに使われたと聴いている。 有名な国際コンクールで金賞(?)を獲得したものもあったらしい。 オーストリア産のが東西統合前の西ドイツへ輸出され、偶然に見つかった事から、所謂 "桶買い" していて我が国の国産ワインと称していた奴にも混ざっていて、"毒入りワイン" と報道機関が囃し立て、大騒ぎになった事件だ。
 あの騒がれたワインメーカーって言うか、実態はボトリング会社は何処だっけ?・・・忘れっちまったなぁ。
 今はそんなおぞましい事はやらんだろうて・・・って信用して "ワンコインのデイリー・ワイン" を飲んでて良いのかぁ・・・とも想いながらもこのブログをしたためています。

 コロナ禍ワクチンからPEG、そこからEG&PET,更にDEG、そして白ワイン・・・と、巣ごもり老人のメチャクチャな連想は止まる事がありませんでした。
 あは・・・退屈だなぁ。

共通テーマ:日記・雑感