SSブログ

20211211:バイテク焼き肉パーティ? [食]

 時たま話題になる "代替肉" は、例えば大豆等からのタンパク質加工品だが、牛・豚・鶏等から所定部位の細胞を取り出してバイテク(:バイオテクノロジー)を駆使して培養してお肉に仕上げる "培養肉" ・・・ そのハシリをTVニュースで観た覚えがあるが、最近は食産業としての立ち上がりを見せ始めているそうだ:
   "食文化に培養肉革命"
    - 育てるから細胞増やすへ
   (日経紙:2021年12月5日サイエンス紙面)

 牛・豚・鶏の家畜としての飼育には手間もかかれば環境負荷もかかる。
 記事では触れていなかったが、今は本性を隠す命名になっているが、あの狂牛病とか豚コレラとか、それに毎年の様に流行る鳥インフルエンザ・・・培養肉であれば回避が可能になるメリットもあるかもしれない。

とは言え・・・:
 代替肉や培養肉がどれほどの手間・環境負荷をかけるのか未だ精密な評価は下されていない様であっても、
   生き物である家畜を食する "罪悪感" からの解放

が今後普及する動機付けの一つに挙げられているそうだ。

 漁業にしても完全養殖マグロがあるし、陸上養殖サーモンもあるが、最近では魚介培養肉も研究されているそうな。
 今にバイテク育ち焼き肉パーティがごく普通になったり、関鯖とか関鰺もどきの培養鯖とか鰺の刺身が・・・?

 宇宙旅行の食事なんかにはもってこいだろうが、こんな風になったら自分の様なロートルには味気ない感じしか受けないがなぁ。
 でもこれ等が当たり前の時代に育つ世代が中心になれば食文化が本当に変わるのかも。

共通テーマ:日記・雑感