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20230131:先進国の責任 ”カーボン・マイナス” [ただの私見]

 気候変動対策待ったなしっ・・・って訳で、EUが率先する形で、米国は嫌々乍ら(?)、それ等を追って我が国も2050年迄の温暖化ガス(GHG=グリーン・ハウス・ガス)排出ゼロ・・・所謂 "カーボン・ゼロ"( C-ゼロ) を政策目標としている。
 企業に於いてもC-ゼロ宣言しないと融資先とか取引先から外される様な陽に陰に "圧力" がかかってきているとの報道だ。

ところで:
 産業革命以降の地球平均気温の急上昇は産業活動に伴ったGHG増加に依るとはエラい専門家諸先生の多くが下した結論だ。

とすれば:
 先ずは産業革命によって工業化を進め、富を得て裕福になった先進国が先ずはその責任を取るべきなのではないか。
 その為にはC-ゼロでは足りずに "C-マイナス" でなくてはならない。
 即ち、
   炭素排出量<炭素吸収遼・・・C-マイナス・・・①
   炭素排出量=炭素吸収遼・・・C-ゼロ・・・②
   炭素排出量>炭素吸収遼・・・C-プラス・・・③

と呼称するのが一般だから、
   先進国は気候変動の責任を取って①を目指し
   発展途上国は一定の産業水準に達する迄は③を認め、
   以後は②を目指す

とするのが公平な取り組みだと言うもんだ。
 先に富める国になったところが②で済ましていては発展途上国は何時まで経っても "途上" に留まってしまう・・・こんな "妄想" を年末から年始にかけて考えていました。
 反論・・・多いだろうなぁ。
 こわっ!・・・タハっ!

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