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20230108:”ヘディング” (頭突き)の恐ろしさ [雑感]

 やっぱりなぁ・・・と想ったのは年末に次の記事を読んだから:
   がん社会を診る:サッカー選手、少ないがん死亡
   日経紙:2022年12月28日付け夕刊連載
   執筆者:中川恵一氏(東京大学特任教授)

 半端じゃ無いスピードでもって行き交うボールを頭で受けてシュートする・・・観ていて "スッゲー" と想うプレーだが、同時に
   "あんなコトして大丈夫なんだろうか"

なんて気がしちゃう自分は心配性なんだろうか。

 だが、心配は "ホントー" だった。
 統計的にサッカー選手はがん死亡が少ない事が解っているそうだが、一方でヘディングによる "脳神経へのダメージ" は少なくない事が英国やフランスでの調査で解って来ているとの事だ。
 アルツハイマー病にかかる危険率が一般市民対比で数倍も高いそうだ。 ボクシング選手にも同様な傾向が認められるとも言う。

 幸か不幸か、海外選手に比較して身長で劣る我が日本人選手ではヘディング・シュートによる得点は滅多に観られないのは残念な気もするが、リタイアした後に脳神経性疾患にかかるよりは "マシ" だとも、勝手に想ってしまう。
 そのせいかどうか、ヘッディング・シュートのデフェンス・レベルはどうなのか・・・って、要らぬ心配をした事があったが、確かに先のW杯カタール大会に於いて日本代表が対スペイン戦、及びクロアチア戦で失点したのは、相手選手の見事なと言わざるを得ないヘッディング・シュートでだった・・・とは、さすがは医療学者の見方だった。

 ヘディング、要するに "頭突き" は相撲でも立派な技だが、サッカーほど頻繁ではないのだろう。 相撲取りに脳ダメージ症が頻繁に診られる事は無さそうだとすれば、チコッと安心かナ?

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