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20200907:何故? ”DX” ← デジタル・トランスフォーメーション [雑感]

 大まかには "デジタル化によるサービス形態の変容で利便性↑" 等を指す様だが、何故か "DX" と略称され、"DT" とは言わない。

 何故なんだ・・・って考えて見た。
 以下は自己流解釈だ。

 "トランス(trans)" と言えば、化学の分野では対応用語として "シス(cis)" が直に思い浮かぶ。
 立体異性体(:分子式同一だが立体構造が異なる化学物質)の場合、識別基の配置に関して、
   "トランス" とは基軸に対して "反対側"
   "シス" は "同じ側"

と解すれば大まかには良いだろう。

 "反対側" とは、いわば "交叉" する事につながる。
 "交叉" とは即ち "クロス(cross)" の事だ。
 "クロス" は英語圏では "X"("エックス" = "バッテン")に他ならない。

でもって:
 Digital TranformationDX

なのでは?(些か "やっつけ" 論理)

 何時だった、NHKR1の夜のニュース番組の中で、英語圏では
  "トランス を X と表す習慣"

・・・って解説していたので、何故なんだ・・・と自己流に考えて見たのだが、ここ迄書いてきて気がついた。
 つまり、冷静に考えれば、恐らくはこの解釈は "逆立って" いるのだろう。

というのは:
 むしろ単純に "trans" には "行き渡る(⇒交叉)" って概念が本来的にあるだけで、"trans/cis" はそれから来た・・ってとこがホントかも(英語の本質知らない自分には無理)。

 DX・・・大いに結構。
 だが、これも "輸入概念" なんで、我が国は後追いだ。



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