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20210108:人口一億人未満へ?(@日本人) [雑感]

 正月早々チコッと暗い(?)お話です。
 出生数婚姻数共に継続的な減少が続いていて、民間機関の推算に依る我が国の人口は "2049年には一億人を切る" 事になりそうだという:
  "出生数、来年80万人割れも"
   - 妊娠届け1~10月5.1%減
     コロナ下想定超す速さ
  (日経紙:2020年12月25日付け朝刊経済紙面)

年間出生数は・・・:
 1950年には250万人超だったのが、2016年には100万人を切り、2020年には84.万人、2021年には79.2万人になりそうとも。

因みに:
 総務省統計局ウェブサイトを参照すると、我が国の人口は(それぞれ1月1日時点で)
   1910年: 50,984,840人
   2010年:128,057,352人
   2020年:124,271,318人
だった。

 何時だったか、今は昔程では無い以前の事、日本列島は平野が少ない上に、20110311以降は活動期に入っていて地震発生頻度が高まっている事、収まりそうに無い気候変動による大規模風雨災害の多発で新地開拓は抑制気味になるだろうから、大凡1.3億人が抱える事の出来る最大値だろう・・・と、この種の専門家の話を聞いた事があった。
 いろんな背景/要因があるにせよ、その方向に沿っている様だ。

婚姻数が減少傾向なのは・・・:
 直接的には、この国の政治状況から描かれる将来に不安を感じている若者が多いからに違いない。
 自分の様な後期高齢者が観ても、比較的に安定した職に就いているのであれば独り身で人生を送ろうと想っても不思議では無い感じすらする時代だ。

出生数も・・・:
 我が子が安心して暮らせる生活環境/教育環境に期待出来ないと感じている事が背景にあるのではとも想う。

 若い世代が希望を持てる政治で無ければ出生数も婚姻数も、そして人口も上向く事に期待は持てそうに無い上、現下のコロナ禍がそれに拍車をかけている事は容易に考えられる。

が、そんなところ・・・:
 我が家近くに一年前程に越してこられた若夫婦のご家庭ではお二人のお子さんが育ち盛りで、散歩の時に出会うと賑やかでとても気持ちが良い。
 奥様のお話ではもう一人欲しいとか。
 どうやらその明るい気質はそれなりに安定した職に就いておられる夫君の影響が多分にありそうだ。
 こう言う世帯が多ければ良いのだが・・・と想いながら、3歳になったばかりのお子さんと無邪気に(?)遊ぶ老生であります。

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