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20210129:米国は ”非白人” 大国になるのか [雑感]

 20日深夜(厳密に言えば21日の始まりの頃)、米国大統領就任式がTV&ラジオで中継されていた。
 これを観て聴いて気がついた事は、
  ”米国は既にホワイト(特段に "WASP" )だけでは国の枢機職を埋められない
  (政治的な配慮の下で)”
事を如実に感じた。

 米国の人種構成は急激に替わっていって、30年後にはホワイト系は50%未満となる。 中でもヒスパニック系が非ホワイト系では人種トップとなる・・・と聞いた事があった。 30年後と言えば2050年頃、即ち、多くの国々が "C_ゼロ" を目指した頃だ・・・遠い*2先の話では無い。

 ホワイト系人種の定義は一義的では無い様だが、ザックリ言ってしまって、米国は非ホワイト系大国になるのか。
 既にスポーツの世界ではそうなっているし、大学理系研究室の世界でもアジア系人材無くして実活動は出来なくなっている実態が大分前に報道されてもいた。 巨大 IT 企業のトップに占める割合も大きい。
 抗い様の無い時の流れに、取り残される "プア・ホワイト" の守護神となった "前大統領" はそんな "恐れ" を抱いていたのかも ・・・ そんな事すら感じてしまった中継だったのは自分だけだろうか。

ついでに:
 何の脈絡も無く、今は昔の映画 "ダンス・ウィズ・ウルブズ" を想い出した。
 奴隷制度の存続/廃止を巡った南北戦争、その後の騎兵隊vs先住民の争いと融和等がテーマで、ここでも人種問題が暗い影を落としていたせいかも・・・

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