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20211211:バイテク焼き肉パーティ? [食]

 時たま話題になる "代替肉" は、例えば大豆等からのタンパク質加工品だが、牛・豚・鶏等から所定部位の細胞を取り出してバイテク(:バイオテクノロジー)を駆使して培養してお肉に仕上げる "培養肉" ・・・ そのハシリをTVニュースで観た覚えがあるが、最近は食産業としての立ち上がりを見せ始めているそうだ:
   "食文化に培養肉革命"
    - 育てるから細胞増やすへ
   (日経紙:2021年12月5日サイエンス紙面)

 牛・豚・鶏の家畜としての飼育には手間もかかれば環境負荷もかかる。
 記事では触れていなかったが、今は本性を隠す命名になっているが、あの狂牛病とか豚コレラとか、それに毎年の様に流行る鳥インフルエンザ・・・培養肉であれば回避が可能になるメリットもあるかもしれない。

とは言え・・・:
 代替肉や培養肉がどれほどの手間・環境負荷をかけるのか未だ精密な評価は下されていない様であっても、
   生き物である家畜を食する "罪悪感" からの解放

が今後普及する動機付けの一つに挙げられているそうだ。

 漁業にしても完全養殖マグロがあるし、陸上養殖サーモンもあるが、最近では魚介培養肉も研究されているそうな。
 今にバイテク育ち焼き肉パーティがごく普通になったり、関鯖とか関鰺もどきの培養鯖とか鰺の刺身が・・・?

 宇宙旅行の食事なんかにはもってこいだろうが、こんな風になったら自分の様なロートルには味気ない感じしか受けないがなぁ。
 でもこれ等が当たり前の時代に育つ世代が中心になれば食文化が本当に変わるのかも。

20211210:”最後” の福岡国際マラソン大会(12月5日@福岡市) [雑感]

 これ迄の12月第一日曜日の午後は
   福岡国際マラソン・・・①
   関東大学ラグビー対抗戦最終試合:早大vs明大・・・②

のTV中継観戦が楽しみだった。

 ①は12:00スタートで、フロントグループの完走直前に②のキックオフ(14:00)が始まるので何とか "はしご観戦" が出来る訳だ。

 最近は東京マラソンの様な平地走行・好記録・一般市民参加型の大規模大会へ人気が集まり、運営が厳しくなっての閉幕らしい。
 今ではとぼけた解説しかやらないが何回も優勝した瀬古選手のまるで哲学者の様な悲壮感漂う走りやら、宗兄弟の苦しそうな力走が想い出される。
 現役の頃、出張で福岡市へは何回も出向いた事があるのでコースも何となく解るのが見ていて楽しいものだった。
 今回も優勝こそ海外選手だったが、日本人選手も力走を見せてくれました。
 お疲れさん。

 ①に続いて観た②は、明大の攻撃/早大の防戦/一瞬のワンプレーでの早大トライ(前半/後半各一回)で、見せ場に乏しく、魅せられなかった。
 対抗戦では3シーズン振りに帝京大が全勝優勝を飾っていて、戦力復活の感が強い。
 大学選手権では関西勢へ昨年の借りを返してくれるかも・・・だぞ?

20211209:"生ゴミ" から "せせらぎ" へ格上げ( "江戸川") [気晴らし事]

 誰でも一度は聴いた事ある筈の川・・・江戸川
 利根川から別れて関東圏東側を流れる一級河川で、昔と違って川本体と河川敷界隈も整備されている所だ。
 自分はそこで遊んだ経験は無いが、脇を車で通った事は何回もあって、何とは無しにその雰囲気は解る。

 だからこそ、そこに "生ゴミ" がワンサカある筈無いがなぁ・・・と、あの "キョエちゃん" が "江戸川慕情" の名の下に生ゴミが大好物と歌いまくっているのを聴いてそうは想っていた。
 いえ何、"チコちゃんに叱られる(NHK総合・毎金曜19:57-)" の話です。

 やはり同じ思いをする地元の方とか自治体の方からNHKへ "苦情" が持ち込まれたんだろうか。
 最近の江戸川慕情ではキョエちゃんの想い慕う相手は
   "生ゴミ" ⇒ "せせらぎ"

へと "格上げ" されていた。
 江戸川の河口界隈ではあの "三番瀬" もある程に浄化されていて、イメージとしては納得感がある。

 いくらお遊びだから・・・って言ったって、我が地元の鶴見川@横浜市の名物が生ゴミ・・・って言われたらチコッと憤慨もしますわな。
 良かった*2・・・でした。
 まぁ、大騒ぎする事じゃぁ無いけど・・・って言ったら、チコちゃんでは無く、江戸川区の方々に叱られそうだ。

20211208:今時でも "かつおのたたき" [食]

 今は旬では無いけど、"上り" でも "下り" でも "かつおのたたき" が大好物だ。
 現役の頃の仕事仲間に高知市出身者がいて、一度だけだが出張帰りに一泊立ち寄って現地を隈無く案内して貰った事があった。

 夜は皿鉢(さわち)料理で、これほど美味しかった刺身料理は経験した事が無かった程。
 とにかく現地では、かつおのたたきは一年中美味しく食べられる・・・と聴いた事を覚えている。
 今や冷凍技術が進化/深化していて、現地程では無いにしろ当地でもほぼ一年中手に入る程だ。
 自分も我がワイフ殿も、それに我が家のニャン(ソマリ・♂・11歳)も大好物で、少なくとも1回/週は味わう。
 ニャンがむしゃぶりつく様に食べるのが豪快だ(あのチュル*2でもかつお味のがお好みだ)。
 そんな訳で今夜も熱燗で楽しみます。

20211207:海外へ出たら帰れない?( ”ニッポン鎖国?” ) [雑感]

 オミクロン株の猛威(?)でコロナ禍が収まりそうで収まらない。

 何処の国も発症元と疑われた国&その周辺国からの入国拒否もしくは制限へと向かっているが、我が国の取り扱いは際だって特異的だ。
 なにせ当初はたまたま海外にいた我が同胞迄もが航空便予約停止措置で帰国出来なくなってしまった。
 さすがに "行き過ぎ" ・・・ と気がついたのか、これだけは発令3日後早々に見直されたが、素人が考えても無茶過ぎる。
 "憲法違反" と指摘する識者もいた程で、慌てふためいたその様はあまりにも "国民に寄り添う姿勢" が無いが如くだ。

 何処の国だって、こう言う状況下では
   自国民の安全確保ファースト

で動く・・・筈だが、国内国民の安全ファーストが先立って国外同胞への配慮が皆無だった。

 帰国後は直ちに一定期間所定施設で隔離・・・あのコロナ禍が始まった最初の時点で取った采配、即ち、
   武漢からの緊急帰国者等の隔離/非感染確認後解除

の手順が完全に忘れ去られているお粗末さだ。
 このお粗末さはアフガンからの撤退の際にも見られ、世界の嗤いモノに晒されていた事にも通じる・・・と言っては言い過ぎか。

 海外地での安全確保は個人の責任・・・これが原則ではあるが、帰国意思ある同胞を守らない政府とは何を以て存在理由とするのだろうか

 ο-株が問題になった早々に "全責任は自分が" ・・・ って岸田総理大臣はたしかに仰っていた筈だが、今では
   国交省航空局が勝手に通達を出してしまった

として、そこにに責任をおっかぶせた形だ。

が・・・:
 これはオカシイ。
 知っていようが知らないでいようが、組織の不始末不祥事は組織トップが責任をとる。 トップとはそういう覚悟を以てしてその使命を全うする事が出来る筈だ。
 みずほ銀行のその時はトップに責任を取らせて "詰め腹" 切らせたくせに、行政となると責任なんか取りゃぁしない・・・これはあってはならない事の筈だが、これがこの国の行政では通じない。
 政治家、いやぁ政治屋ってそんなモンだ・・・って事、またもや思い知らされたぜい。
 まぁ、そんなのを選んだのは有権者だからなぁ・・・結局はブーメランの如く・・・もうこの先はアホらしいので書くのは止めとこ。

20211206:中村吉右衛門さん逝く(歌舞伎役者) [故人を悼む]

 11月28日に逝去。 享年77歳。

 NHKの訃報の際、主演されたTVドラマ "武蔵坊弁慶" が紹介されていたが、
   そうだった。 この方だった

・・・と想い出した。

 歌舞伎の世界では、今流の言い方をすれば文字通りに "長男ファースト" で、伝統ある名代は長男が継ぐのが一般的な習わしと聴く。
 "想い違い" かもだが、11代松本幸四郎次男として誕生するも、母方祖父初代中村吉右衛門家へ養子へ出された事が心の片隅に "澱" と沈殿していた様な事を記しておられたか(日経紙掲載 "私の履歴書" )。
 自分が若い頃は、この歌舞伎世界の家柄制度に何とは無しに納得感が無く、観劇には意識的に遠ざかっていたが、この連載記事を読んでいく過程で
   伝統を受け継ぎ、しかもそれに新しい息吹を吹き込む

事が如何に苦しいか、少しだけでも達成感が得られると如何に高揚するか・・・を知った。

 そんな自分にとっては、それでも平成年間を通して演じられたフジTVドラマ:"長谷川平蔵@鬼平犯科帳" が馴染み深い。
 あの
   "長谷川平蔵である"

と言う重厚な台詞が懐かしい。
 同時にエンディングで描かれる江戸の四季の風情が印象的だ。
 フジTVも昔は "魅せるドラマ" 作ってたんだなぁ・・・って想いだす始末です。
 魅力溢れる方がまた旅立たれてしまった。
 残念です。
 黙祷。

20211205:使い切ったらどう命名する?(新型コロナウイルス) [雑感]

 今や話題を掠ってしまっている感じさえするオミクロン型( "株" とも)@Covid-19。
 ギリシャ文字アルファベットで
   α-型、β-型、γ-型、δ-型

と出現順(?)に名付けられ、やっと収まったか(?)と想っていたら突然いくつか飛ばして
   ο(オミクロン)-型

と名付けられた。
 理工系の人間ならばギリシャ文字アルファベットの最後が
   オメガ:Ω、ω

って事は知っているだろうけど、Ο、οを略号として使う事例は余り見た事が無い・・・っていうか、自分には覚えが無い。
 最初この言葉が出てきた時、我がワイフ殿は
   何故ウイルスに "" をつけんのよ

ってつぶやいていた程でした。
 WHO事務局の方は博識だね。

 ギリシャ語アルファベットは確か24文字の筈だったか。
 ウイルスが変異を繰り返していってω-型が出現し、その次の奴が現れたらどう命名すんのか。
 いらぬ心配をする始末です。

20211204:梅酒発見 [自分の事]

 この月になると何とは無しに家の中を整理し、断捨離に励みたくなるのは昭和世代だからか?

 何て言うのか知らないが、あのキッチン床下の格納庫を整理するつもりで覗いたら、奥の方に見た事無い古そうな "梅酒" が出てきた。
 貼り付けていたメモ書きを読んでみると "20年以上も前" のもので、しかも我がお袋様が仕込んだものだと解った(晩年の10年近く同居していました)。
 すっかり忘れていて、こんなの作っていたんだっけ・・・と想わず想い出す始末だ。
 チョコにチコッと注いで遺影に備え、しみじみと味わいました。
 多分偶然だろうが "熟成" が上手い具合に進んでいたのか、水割りにしても随分と濃厚かつ良い香りを放っていて、正直、梅酒を見直したものでした。
 見事な古酒でした。

20211203:謝罪プロ [雑感]

 今やどんな分野でも万事を知り尽くした "プロ" がいて、お金さえ都合すれば丁寧に "イロハから秘伝迄" を教えてくれる時代だ。

 特に最近目立つのは "謝罪プロ" の存在・・・というから驚く。
 不始末不祥事をしでかし、それがバレてお詫び会見する時の
   -服装

は勿論の事、
   -お辞儀の角度と時間

に加えて
   -内容とか予想される質問に対する受け答え方

・・・等々、至れり尽くせりらしい。

 謝罪の仕方は
   -過度な流ちょうなしゃべりにならない様、

また
   -言い訳は余りせずに

とか、特に二人とか三名が一緒の時の
   -お辞儀の初め/終わり時のタイミング合わせ

が大切らしい。

 ついこの間、某大手銀行グループのトップ陣が集まっての謝罪会見の時、余りに "揃ったお辞儀" に嗤っちまった。
 お辞儀しながら頭の中で
   いち・にい・さん・・・・

って、"とう" ・・・位まで数えていたんだろうな。
 普段は反っくり返っていてお辞儀なんかした事なんか無かったんじゃないか・・・って人ばかりだったからなぁ。

 これから不祥事が収まる事は無かろうから謝罪プロは引っ張りだこかもしれん。
 "相場" はどれくらいなのだろうか。
 なんて便利(?)になった世の中だ。

20211202:訃報はがき [自分の事]

 先月央から届く様になった訃報を知らせるはがき。
 恩師やら学友やら社会人になってからのおつきあいのあった方々のご遺族からのものだ。
 その中に恩師の奥様からのものがあった。
 この夏に旅立たれたとの事だった。
 この夏と言えばコロナ禍大感染の真っ最中の折り、親族だけのこじんまりとした葬儀で、教え子等には年末に報告とし、遅れた事をも詫びておられた。

 これで自分を指導して下さった学生時代の恩師、それに社会人になってからの諸先輩方の多くが旅立ってしまわれた。

 最後はひとりぼっちか・・・
 避ける事の出来ない時の流れ・・・とは解っていても、毎年今の時節、やるせない気持ちになります。

20211201:最終警告?(フィッシング・メール) [自分の事]

 この夏頃からだっただろうか。
 タイトルがひときわ "どぎつい" メールがわんさか届く様になった。

 曰く、最終警告・・・なんてのがあったりするわ、利用した事が無いメ*カリからの警告とか、とっくに閉めた口座が使われ様としたとの銀行筋から問い合わせとか、何時も利用している通販からの以後利用不可通知等々、それ迄と比べて一段と強い "脅し" 口調だ。

 が、こんな失礼な問い合わせや通知があるわきゃ無い・・・って事で一切無視しているのだが、いつまで続くんだろうか。
 どこかからメルアドが漏れたんだろうな。
 無責任な時代だ。
 皆様も十二分にお気をつけ下さい。