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20230301:一升瓶 [日本酒]

 老生には日本酒向け大瓶として馴染み深いが、一般的には
   - "日本酒離れ"による需要減
   - コロナ禍による "飲食店経営自粛" に伴う需要減
   - 家屋 "矮小化" による家庭用としては過大サイズ

等々を背景として市場は縮小傾向が続いているそうだ:
   日本酒一升瓶離れの一途
    -10年で出荷半減
    -コロナ 業務用需要が低迷
   (2023年2月20日付け日経紙夕刊第一面トップ)

 メートル法に変わった現時点でもこの大型瓶は日本独特の仕様を誇り、"一升瓶" と呼称されている。 "1.8L瓶" とは普通言わない。
 最近は2L紙パック詰め日本酒も目立つが、一升瓶は回収システムも構築されていて立派なリターナブル容器だ。 が、何せ今の一般家庭ではサイズが大き過ぎるって感じだ。
 加えて、品質の高い多種多様な日本酒が出回っている現在、それらを比較しながら味わうとか、肴と併せて、或いは逆にその時のお酒に合わせて肴を選ぶ・・・量よりもそんな飲み方を好む人が増えてきている事もある。

 確かに・・・我が家でも一升瓶詰は無くなりました。
 4合瓶モノが主流となっているけど、むしろ2合瓶程度で多品種を楽しみたい・・・そんな飲み方に変わってきています。
 沢山飲んで "へべれけ" になって・・・何てこと、出来無いお年頃の後期高齢者ですしなぁ。