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20230311:諫早湾干拓堤防を観て [雑感]

 自分は当該者では無いので、誠に無責任な "見える化" に過ぎませんが
   "農業" を取るか、それとも "漁業" を守るか

の様な、あの永きにわたった諫早湾@長崎県’ "堤防開門/閉門" の争い
 それぞれが各所裁判所で認定判断されていて、"捻れた" 状態だったが、この度は最高裁が
   開門はダメ

と最終判断を下した。
 要すれば司法は、
   今後は干拓による農業優先

を選択した事になる。

ところで:
 今は昔、一度だけだがこの干拓堤防を観た事があった。
 余りの巨大さに驚いたと同時に、建造物としてはチコッとも "美しくない" としか感じ取れなかった事を想い出します。
 湾内への潮入りを遮断する為の鋼板が落下する様が "ギロチン" と称され、その "醜さ" を言い表していたが、今後、
   -農業者にとっての農地確保/漁業者にとっての漁場消失が
    どう経過していくのか、
   -それを行政がどう見守るのか、
   -それぞれのメリット/デメリットを司法が "責任" 持つのかどうか、

を自分の持てる時間の限り観察したい・・・そんな想いを持った司法判断でした。

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