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20201104:遅ればせながらの ”鬼滅の刃” 考 [気晴らし事]

 こういうのをトンチンカンなブログというのかもしれんです。
 最早自分の理解の外側ギリ*2辺りなのだが、一大ブームを巻き起こしている。
 自分だけかも知れ無いが、第一、
  "どう読むのか"
解らんかった。
 "きめつ" と聴いて "何の事か" と "ポッカ~ン" としたが、自分のはチコッと古い辞書なので "きめつ" と入れても "毀滅" としか出てこない。
 そこで単語登録しておいた始末だ(これで一安心?)。

1.アニメで見る限り、絵が、特に "自然の描写" が秀逸だ。
 本物以上だ。
 でも人物の動きは "風立ちぬ" には敵わない・・・かな?

2.話は、要するに "鬼退治" で、まぁ、一種の敵討ち型冒険奇談と言ってしまったらマニア/ファンの皆様から、
  ”もっと深読みしたらどうか”
と叱られそうだ。
  ”兄妹愛に貫かれているじゃないか”
って。

3.源を辿れば古事記の時代に辿り着く "桃太郎" の世界でも鬼は "悪漢" だった。
 このアニメに登場する鬼は、桃太郎なんぞで直ぐに思い浮かべるような角がはえた奴では無いが、"人を喰らう" 冷酷な悪者にされていて、その姿&性格が異形かつ極端過ぎて些か "可哀想" な気もする・・・と言ったら怒られそうだ。
 ところがどっこい、善行を施して人間様の命&生活を守った事から祀っている神社も伝説も我が国には幾つも残っているのだが・・・

4.それに鬼が殺られるシーンは結構 "残酷" だ。
 "鑑賞制限指定(Film Ratig )有り" とは聴いていないが・・・
 いくら日本のアニメが世界中で人気・・・って言ったって、これ程に鬼を切りまくる描写は指摘されるに違い無い。

5.こう言うお話も "取りあえず" 受け入れる事が出来る自分は、後期高齢者でありながら些かの "幼稚性" を残しているんだろうなぁ・・・ってのが、自己分析の結果であります。

6.でも、どちらかと言うと自分は "ティル・オイレンシュピーゲル" の様な "くそみそ" な悪さをする寓話談の方を好むし、ニャンを主人公にして人間を手玉に取る "仔猫シュピーゲル" もお好みだ(どちらもドイツ語教材で知って嵌まったお話です)。

7.時は "大正時代" で、主人公の武器は "刀" だ。
 衣服も洋服では無く、"和服" 中心だ。
 中には詰め入り学生服みたいなのもあった。
 加えて、"天狗" とか "狐"、"イノシシ" の面を被った人物が登場する。
 ファンの方々は "唐突感" を抱く事は無いのかなぁ・・・こんな事想うのは、如何ともし難い世代の差のせいかも(今の若い方々が天狗の言い伝えをご存じとは想えないが・・・)。

8.それにしても "ONE PIECE" の様な "世界観" を持ったお話とは違う異形のお話だ。
 同じ "荒唐無稽さ" 加減(と言ってしまってはお叱りを受ける事に間違い無いだろうが)であっても、自分としてはこちらの方が・・・
 すまんこってす。

そう言えば:
 "鬼ご*し" ・・・ って物騒な名前の紙パック入り日本酒があったなぁ。




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