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20201113:”ハゲタカ”・ジャーナル [自分の事]

 13日/金曜日と言う訳では無いけど、縁起でも無いお話ですのでお気をつけ下さい(・・・と言う程ではありませんが)。

 どうも最近、会員になってもいない通販名義から "怪しげな" メールが届く。
 それも国内はもとより、海外からも・・・
 多くはそのサイトを見れば不自然なアドレスなので引っ掛かる事は無いのだが・・・
 流出したメルアドが世界中に拡散しているのか・・・
 チコッと不安・・・

そんな折・・・:
 つい一昨日のことだった。
 始めて見聞きする論文誌の編集委員と称する人物から老生の過去の論文を引用して、その続きを投稿して呉れないかとの依頼状が届いた。
 確かに引用された学会誌には老生のレビュー論文が掲載されているのだが、随分と昔の話だ。
 今更・・・と想いながらも、論文誌名&出版社共に覚えが無いので
  "ひょっとしたら"
と "勘" が働いて "ハゲタカ・ジャーナル( "predatory Journal" )" をリスト化しているウェブで確認すると、"堂々と掲載" されていた。

 やはりハゲタカ・ジャーナルだったか。
 高額の掲載料を要求するオープン・アクセス論文誌で、主に英語論文 "数" を稼ぎたいポスドクを相手にした "あくどい" 論文誌とされていて、大方の大学では警告ウェブを設けて論文投稿時の望ましい手続きを紹介している程だ。
 つまりは引っ掛かる若手がいる訳なのだろう。

 それにしても現役を引いて5年以上経つのに、よくもまぁこんなロートルを引っかけ様とするよ。
 油断ならない世の中だ。
 若き学究徒達よ。 心せよ・・・って言いたい。



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