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20201124:忘れていた・・・”吉里吉里”(きりきり) [雑感]

 11月16日(月)の朝刊社会面@日経紙に、小さな埋め草と言ってしまえば身も蓋もないが、目についた記事:
  "井上ひさしさん没後10年しのぶ会"
    - 故郷山形で吉里吉里忌

 "吉里吉里人" ・・・ 1980年代初頭に出版されたとても分厚い本で、我がワイフ殿に読め*2と強要された小説・・・とても一気には通読出来ず、一月程もかかって完読した事を想い出した。

 岩手/宮城県境の寒村が突如 "吉里吉里国" と名のって日本国からの "独立" 宣言
 奇想天外な発想で大評判になった小説だ。
 その後、方々で独立宣言が大流行して、地域振興に結びついた動きが盛んになったが、何時しか下火になって話題にもならなくなってしまった。

 それでも井上ひさしさんのファンはずっと見守っていたのか。
 このコロナ禍で東京一局集中が僅かだが緩んできている今(*1)、若い方々に関心を持って引き継ぐ事が出来るのか・・・気になります。
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(*1):自分は "根付く" とは想っていないです。



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