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20210505:”じんりゅう” ? [雑感]

 いつ頃からだったのだろうか、よくコロナ禍ニュースで見聞きする
   ”じんりゅう

って用語。
 始めて聴いた時、何の事か解らなかった。 手元にある国語辞典や勿論ATOKにも見当たらないし、英語にもドイツ語にも聴いた記憶は無い。 自分の耳がオカシクなったのか・・・とさえ想った。

それが
   ”人流

だと解ったのはしばらく経って "テロップ" を読み取った時だった。 TV局側の計らいだったのだろう。

 誰が言い出したのか。 "人出" じゃぁ駄目だったのか。
 現下のコロナ禍にあって、国も自治体の長も揃ってこれを "下げろ" と国民に要請しているが、なかなか通じない。

 これには "自粛疲れ" って解説が多いが、自分流で観ればチコッと違うなぁ・・・。
 何故って、
   一に、国会&地方議会の先生方・・・①
   次いで、国家&地方公務員の方々・・・②

ご自身のこれ迄の "勝手気ままな" 振る舞いを見せつけられているから、なかなか "その気になれない" ・・・のではなかろうか。

 特に3月下旬の老健課@老健局@厚生労働省の23名がやらかした深夜に及ぶ飲み会・・・コロナ禍対策の元締め省だけに、これは "確信的" に効いた。
 加えて総計二千名を超す大阪府&大阪市の吏員が多人数の飲み会を総計500回超もやっていた事がバレて、知事&市長が詫びている姿なんぞ、"吉*新喜劇" みたいだ。 維新の会支持者には大勢の市民&府民がいらっしゃる様だが、皮肉にも吏員はそうでもなかった様だ。 知事も市長も政治家として灯を照らしていても(?)、足下真っ暗とはこの事か。

そんな訳だから・・・:
 高速道の渋滞情報は相変わらずだったし、残念ながらこのGW中の "人流" も押さえ切れたとは言いかねる様だ。
 日本人はモラルが高いとは言われ続けてきた様に想っていたが、それは昔の話で、①や②の皆さんが "先憂後楽" の様(さま)を見せてくれたら・・・との話ではなかったか。

なので・・・:
 最早、人流を止めるには新たな法律で強制的な私権制限しかありえない・・・としか自分には想えない。
 が、今の政治家にそこ迄も踏み込む覚悟は無いだろうから、ワクチンが行き渡る迄は残念な状態が続くのではなかろうか。 尤も最近ではワクチンの効きが ↓ する可能性のある変異種も現れている様だが・・・そうなればお手上げか?
 偏屈な年寄りが "新しい日本語" を聴いて、想いを巡らした訳でした。

ついでに:
 人流・・・広辞苑の次の版か何かに "新語" として掲載されるかも・・・なぁ~んて。
 "先回り" して "ATOKには単語登録" しておいた。 読みは "ジン" でありまする。

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