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20220522:知らない事だらけ(東スラブ国家の本家本流は・・・) [雑感]

 自分は東ヨーロッパ、特にスラブ系国家の成り立ちについては全くと言って良い程に知識が無い。
 が、最近になって新しい事を知った。
 東スラブ人の国家形成は "キーウ公国" の成立(9世紀末)に始まり、それが10~11世紀にかけてはヨーロッパ最大の支配域を誇ったそうだ。
 一方、現在の露国の大元となる "モスクワ公家" の成立は実質13世紀の事で、従って成り立ちから観れば東スラブ人諸国の本家本流はキーウ公国であり、今ではその流れを汲むウクライナと言う事らしい:
   日経紙土曜朝刊’詩歌教養紙面掲載シリーズエッセイ:
   "王の渾名"(あだな)
   筆者:佐藤賢一氏
   5月14日版:"「聖大公」 キーウ大公ウォロディーミル1世"・・・①

ところで:
 プ-大統領@露国は昨年自らの名前で公表した論文と称するものの中で、
   ロシア人とウクライナ人は兄弟

としているとの紹介記事を読んだ記憶があるが、①に依れば "兄弟" ・・・って言うよりは "ウクライナが親" と感じてしまいそうだ。

 我が国に於いても想う事だけど、歴史の辿り方に於いて "身勝手"/"身贔屓" だけはいけません。

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