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20220807:学校経営トップを巡る争い(東西ミステリ比較) [ミステリ三昧]

 この3月に放映されていた
   松本清張:"混成の森"
    - 信濃毎日新聞等夕刊連載小説
     (1967年8月25日-1968年9月2日 ← ネット調べ)

が、この暑い最中の7月下旬にNHKBSで再放されていた(W主演:沢村一樹氏&船越英一郎氏)。
 後継理事長/学長を巡る主導権争いで、最後に所謂 "どんでん返し" があって、勝者不在に終わる社会派ミステリっぽいお話だ。

 似た様な・・・とは言えないが、オックスフォード大学カレッジ学寮長の後継争いを巡る殺人事件を扱うよく知られたミステリがある:
   C.デクスター
    主任警部モース第13話:"死は我が隣人"
    (原作:1996年/邦訳初版:1998年)

 こちらもJ.ソー主演TVドラマがあって、最後に捻った結果になるのだが、モース本人が悪辣な仕掛け人にキツいお灸を据えるのが気が利いている。

 学校運営側トップの軋轢を扱いながら、落としどころが何となく似ているのは現実を反映しているのかも(?)・・・と想いたくなってしまう所なんざ、ミステリそのものかも。

 ミステリとか、それっぽいお話では、犯人とか結末を明示的にしてはいけない不文律みたいなものを感じているので、何が何だかボケーっとしたブログになりました・・・m(_ _)m

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