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20220815:”敗戦” か ”終戦”か(8月15日) [ただの私見]

 今では、今日を "終戦の日" と呼ぶ人が圧倒的に多いし、報道機関も専らこの用語を統一的に使っている。
 もう戦争はこれっきり・・・との想いが込められているのだろうが、老生が小学生/中学生辺り迄は "敗戦の日" と言う人が結構いた。 今でも "あえて" "敗戦" と言う人もたまに見かけるのだが、その心は?・・・って聴いてみたい想いもする。 論点をチコッとずらすけど、我が国を加害国とし続ける国もあれば、人類史上最初の核兵器被爆国としての行動を求める国もあるのが現実で、"今日をどう呼ぶのか"、複雑な感じさえする。

 この2月下旬に始まった露国によるウクライナ軍事侵略によって力による現状変更、即ち核兵器保有国が脅しをかけて理不尽な戦争を仕掛ける事のバリアが "一挙に低くなった" のではなかろうか。
 だから、米国下院議長の台湾訪問に端を発した中国軍による台湾包囲 "軍事作戦" は、きっかけ次第で瞬時に "侵略" へと切り変える戦略ではないか・・・とさえ想った程で、所謂 "台湾有事は間近" ・・・そう感じずにはいられない。
 とすれば、戦略に長けた中国は "むしろ"
   下院議長の訪台を満を持して望んでいた

に違いない・・・そう想うと、殊更に
 今日は本当の 「終戦の日」

であって欲しい。 台湾有事の時、我が国が第三国として傍観を決め込む事は出来まいからでもあります。

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