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20220822:適材適所・・・言うは易し [雑感]

 この10日になされた内閣改造人事。
 この人事権は解散権と共に総理大臣占有権力の象徴だ。 だから、一定期間経つとか、或いは支持率が ↓ ると、"人心一新" を図って、つまりは "目くらまし" を放って改造を繰り返して支持率 ↑ や求心力回復を企む訳だ。

そんな時に・・・:
 何時も想うのだが、"適材適所" で任命した大臣等ではなかったのか。
 それとも、その筈だったが実は・・・って事がばれちゃったのか。
 それだけ与党先生方やそこに近い民間人に適材っていないのか。

 大臣には、豊富な学識/知識/経験知の持ち主であると同時に、高 IQ の持ち主であるところの官僚を使いこなす力量が求められる筈だが、国会の先生方と言ったって、多くが "たかが" 当選回数を重ねるだけでろくに議会で発言もしない平々凡々な人達に過ぎない・・・と想う次第だ。
 何せ、 "山岡士郎さん@美味しんぼ" なんぞは、"派閥を猿の集団" に例えていた程だったしねぇ。

結局:
 適材たる人材は何処の世界でも希少価値的な存在なのだ・・・内閣改造人事を見るにつけそう想うのです。 これ迄の多くの人事改造された内閣に対しての支持率は多少なりとも ↑ が通例だったが、今回に限っては例外だった・・・って事は、
   国民の多くが何も期待していない
事になりはしないか。 とすれば、これは絶望的な現象だ。

但し・・・:
 人生を "平々凡々" に "真っ正直に" 生き抜く・・・って事は何も悪い事じゃぁない・・・そういう勤め人の悲喜劇を描いた昭和の小説家を想い出しました。
 故・源氏鶏太(げんじ けいた)氏です。 今は忘れ去られた(?)方だが、この歳になると当時の人気作家だった理由が解る気がするから不思議です。

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