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20230606:役所さん&坂元さん おめでとう!(カンヌ映画祭) [気晴らし事]

 先月に開催された第76回カンヌ国際映画祭は
  -北野武監督:"首" ・・・ プレミア上映・・・①
  -役所広司さん:男優賞@"パーフェクト・デイズ"
             (W.ヴェンダーズ監督)・・・②
  -坂元裕二さん:脚本賞@"怪物"(是枝裕和監督)・・・③

と、日本勢が気を吐いた様で、"目出度い"。

①:
 北野武さんは、お笑い芸ではピークアウトしているし、専らTVタレントとしての活動はしているけど、今は昔程の気迫は感じられない。
 が、独特の感覚の映画造りには精力的だ。
 前作( "龍三と七人の子分たち":2015年公開)からは大分時間経っていたから "もうお終い" って想っていた・・・けど、そうでは無かった。 失礼しました。
 欧人には熱心なファンが "今も健在" ・・・ って知らされました。

②:
 役所さんは無名塾出の芸達者な "役者さん" って言うよりも国内外映画際で無数に近い受賞歴が示している通りの "人間表現者" と評するに相応しいと想う中で、例の "Shall we ダンス?" 以来の快挙かつ怪挙だ。 が、これも監督の手腕が大きい筈なので、②は観なければなるまい。
 改めてネットで経歴を見直すと、"タンポポ" とか "日本の熱い日々 謀殺 下山事件" でも "ちょい役" で出演しているとあったが、気がつかなかった。 失礼しました。
 ここしばらく、TVではCM(自動車保険)ででしかお目にかかれないでいたけど、やはり凄い方ですなぁ。

③:
 我がワイフ殿は2018年カンヌ映画祭で最高賞を勝ち取った "万引き家族" を評価していたけど、自分はどうも・・・是枝監督を苦手とするけど、欧人に認知された脚本だとすればやはり③も観なければなるまい。

 こうして欧州人価値観基準の表彰模様を概観すると、映画祭@米国で表彰される中身とは随分と違う事が解りますねぇ・・・或いは、解る "気がする" のデス。

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