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20210511:何の為に ”生” を受けたのか(若者・多摩川泥酔溺死) [雑感]

 "まただ" ・・・
 毎年とは言い切れないが、若者が飲食後に "若さ" と "酔い" に任せて "多摩川" を着の身着のままで渡りきろうとして深間に嵌まり "溺死" する事故。
 東急東横線が横切る地点下流域辺りの多摩川は、河川敷から眺めると決して急流には見えない。 が、そこら中に深間があるので危険だ・・・昔からそう指摘されて来ている。

 つい一週間前の4日に、またしてもおきた・・・としか言い様が無い。
 自治体からこの連休中使用 "禁止" とされていた河川敷@川崎市中原区でBBQを "強行" していた男女10名程の内の一人で、横浜市戸塚区在住の男子20歳会社員との事だ。

 皆様からのご批判を承知の上で申し上げれば、自分の様な年寄りには、
   "親から受けた命を・・・何て愚かな。"

との想いしか浮かばない。
 その一方で海外を観れば、ミャンマーでは同じ年頃の若者が軍政に反対し、あろう事か自国軍隊の兵士から銃で撃たれて死亡している。
 この余りの違いに老生は声も出ない。

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20210510:懐かし過ぎる ・・・ ”ベン・ハー”(映画) [気晴らし事]

 62年も前に公開された映画が何故今なのか、その理由は解らないが、5月3日午後、NHKBSで放映されていたのを録画しておき、何日かかけて観た:
   製作配給:MGM(1959年;日本公開=1960年)
   監督:W.ワイラー
   主演:C.ヘストン

 "封切り" を観ていた筈で、"テアトル東京" だった事をネットで確認した。

 世界中・・・と言っても当時の米欧とか、旧英連邦国家、それにイスラエル、加えて我が国で大ヒットした一大叙事詩映画とされる。
 原作の副題が "キリスト物語" とあって、映画でも重要な要になっている・・・なんて事は当然当時の自分には充分に理解出来ていなかった。 ただ単に大群衆で沸き返る4頭だて二輪車競争に息を呑んで見つめた事を想い出す。

 今になってみると、何故タイトル&エンドバックがミケランジェロの旧約聖書によった絵なのか、何がキリストの奇跡なのか、・・・が良く解る。
 新約聖書についても、キリスト教国の方々には既知のエピソードの幾つかを知っていないとこの映画はピンと来ない。 そんな気がする。

それにしても・・・:
 大群衆シーンがふんだんに盛られているが、これ程の場面を今の今、撮影出来るのか、CGで作画するのか、興味深いところだ。
 二度と製作出来ない映画・・・そんな気がしています。

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20210509:”ファクターX” って何だったのか(コロナ禍) [雑感]

 一年前、G7メンバー国に比べての低い感染者数&死亡者数から我ら日本人は "ファクターX" が備わっていて "守られている" ・・・ と指摘されていた。
 だが冷静に東アジア地域を観れば、日本、フィリピン&インドネシアがワースト3で、台湾&韓国には到底及びもつかない感染の酷さだった。 それでも "都市伝説" の様に言い伝えられて来た。

それが・・・:
 一年経った今、感染専門学者や統計学者によれば、我が国の感染状況に関わるほぼあらゆるデーターは、ワクチン接種があまり進んでいない所謂先進国と変わらない水準で、変異種の来襲があれば悪化する事はあっても、良くなる事はなさそうだ。

そんな訳で:
 "日本人もウイルスの前には特別の存在では無かった"。

強いて言えば・・・:
 "ファクターX" とは、
   - 強制されなくとも "マスク" をつけるのに抵抗がない
   - "清潔" 好き
程度の事らしく、何か特別の遺伝子で・・・何て話では全然無かった。
 なぁ~んだ。 幽霊の正体みたいだ。

そう言えば・・・:
 "BCG" 接種が効いている・・・なんて説もありましたなぁ。
 おまけに、"日本人はとっくに免疫を獲得していて早々に感染収束する" ・・・ なんて与太を飛ばした大学教授がおられたが、まるで喜劇、いや、ご当人等にとっては悲劇なんだろうなぁ。 どんな "言い訳" しようが、学者生命はとっくに終わっているんだろうから。 お気の毒(?)に・・・

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20210508:憲法は政治家のものでも憲法学者のものでも無い [ただの私見]

 この3日は憲法記念日
 TVやラジオを含めた各種報道記事やSNS記事等で様々な憲法議論を観て聴いた。

 第二次世界大戦 "敗戦" を受け、米国から強制的に押しつけられた憲法・・・と言う見方もあるが、基本的人権と言うそれ迄に無かった概念を与えられ、民主主義国家となった大元とも言える。

 改憲賛成反対いろんな考えがあるのは当然だが、憲法は何も政治家や憲法学者のモノではない。
 特に憲法学者と称する彼等彼女等の一般国民を見下した "唯我独尊" 的な論調がカンに触って腹立たしい。 憲法は彼等彼女等にとっては飯のタネだろうが、そんな事とは関係無しに "憲法とは私ら国民のもの"だ。
 言い古された感じだが、"主権在民" ・・・ この基本を忘れてはならない。
 彼等の言いなりにならず、自分なりの考えを持ちたいデス。

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20210507:M.コリンズ氏逝く(宇宙飛行士) [故人を悼む]

 4月28日に逝去。 享年90歳。
 ジェミニ10号パイロットと言うよりも、人類初の月面着陸に成功したアポロ11号飛行士の一人として著名だ。
 月面に着陸したのは船長である故・N.アームストロング氏(2012年没。82歳)とE.オルドリン氏(91歳)の二人で、コリンズ氏はその間は司令船に残って月面撮影と着陸船イーグル号乗船2名の支援を続けた。
 全世界の注目が月面着陸宇宙飛行士2名に集まった為だろう、
   "世界で最も忘れられた宇宙飛行士"
とか
   "世界で最も孤独な宇宙飛行士"

と称されていた。

 これを想うと、自分はDNA二重らせん構造モデルを発表して(1953年)、ノーベル生理学・医学賞を受賞(1962年)したJ.ワトソン&F.クリック、及びM.ウイルキンスに取り残されたR.フランクリン氏を思い出さずにはいられない・・・と言っても彼女は1958年に僅か37歳の若さで旅立っているので受賞対象ではなかった訳だが。
 彼女はX-線結晶構造解析でDNAの立体構造を2,3,或いは4本の塩基鎖で成り立つ事を突き止めていながら論文の完成度を高めるために発表の機会を遅らせてしまった。
 学問の世界は厳しく、"一番乗り" だけが "勝ち名乗り" を上げる。 本来はワトソン&クリックよりも精緻なモデルを構築していながら、既に一般には忘れ去られているのだ。
 生前に抱いたに違い無い彼女の悔しさは・・・M.コリンズ氏の思いと重なるところがある・・・と想わずにはいられない(下衆の勘ぐりに過ぎません)。

 黙礼。

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20210506:ばんえい競馬@帯広 [雑感]

 先月18日に開催された "ばんえい競馬"@帯広競馬場(北海道)では、新馬の能力検査で動けなくなった出走馬の、あろう事か "顔を足蹴り" にした騎手の様子がTVニュースで流されていた。

 いくら何でもこれは酷い。
 馬に向けるべく愛情の一塊も無い蛮行だ。

 ばんえい競馬は、農耕馬に重量物を載せた鉄製の反りを引かせた過酷な競馬で、通年開催。 毎年、春先のシーズン開幕時に地デジで季節風景としてよく放映されるが、自分は喘ぐ馬を観続ける事が出来ない。
 "残酷な競馬だなぁ" ・・・ としか想えないのは、過酷な環境下で北海道を開拓して来た農民の方々が担った "馬文化" なのだからか。 自分にはそういった経験が無いので、かってにそうとしか想えない。

 余計なお世話だ・・・って言われそうだが、是非は別にしても "猿にココナッツ" を取らせるだけで動物愛護団体は一方的に "非" をならす時代だ(*1)
 ばんえい競馬の実態が世界へ流れたら凄まじい事が起こりそうだ。
 関係者は、その時、
   "我が日本の古来からの伝統だ"

と堂々と開き直れるのかどうか。 それだけの理論武装しているのか。
 余りにも無慈悲な虐待行為が常態化しているのかも・・・なんて "無い" と信じたいが、5月1日付け地元紙報道では厩務員も同じ暴行を加えていた事が露見したとか。

 馬・・・って、側で観るととても大きくて、優しい目付きなんですよねぇ。 顔を足蹴りするなんて許せないデス。
 "YouTube" では今でも掲載されていて、騎手の方は生涯悔やむのでは・・・
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(*1)20200905:”身勝手” を許すなっ!(サル/ココナッツ/不買)

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20210505:”じんりゅう” ? [雑感]

 いつ頃からだったのだろうか、よくコロナ禍ニュースで見聞きする
   ”じんりゅう

って用語。
 始めて聴いた時、何の事か解らなかった。 手元にある国語辞典や勿論ATOKにも見当たらないし、英語にもドイツ語にも聴いた記憶は無い。 自分の耳がオカシクなったのか・・・とさえ想った。

それが
   ”人流

だと解ったのはしばらく経って "テロップ" を読み取った時だった。 TV局側の計らいだったのだろう。

 誰が言い出したのか。 "人出" じゃぁ駄目だったのか。
 現下のコロナ禍にあって、国も自治体の長も揃ってこれを "下げろ" と国民に要請しているが、なかなか通じない。

 これには "自粛疲れ" って解説が多いが、自分流で観ればチコッと違うなぁ・・・。
 何故って、
   一に、国会&地方議会の先生方・・・①
   次いで、国家&地方公務員の方々・・・②

ご自身のこれ迄の "勝手気ままな" 振る舞いを見せつけられているから、なかなか "その気になれない" ・・・のではなかろうか。

 特に3月下旬の老健課@老健局@厚生労働省の23名がやらかした深夜に及ぶ飲み会・・・コロナ禍対策の元締め省だけに、これは "確信的" に効いた。
 加えて総計二千名を超す大阪府&大阪市の吏員が多人数の飲み会を総計500回超もやっていた事がバレて、知事&市長が詫びている姿なんぞ、"吉*新喜劇" みたいだ。 維新の会支持者には大勢の市民&府民がいらっしゃる様だが、皮肉にも吏員はそうでもなかった様だ。 知事も市長も政治家として灯を照らしていても(?)、足下真っ暗とはこの事か。

そんな訳だから・・・:
 高速道の渋滞情報は相変わらずだったし、残念ながらこのGW中の "人流" も押さえ切れたとは言いかねる様だ。
 日本人はモラルが高いとは言われ続けてきた様に想っていたが、それは昔の話で、①や②の皆さんが "先憂後楽" の様(さま)を見せてくれたら・・・との話ではなかったか。

なので・・・:
 最早、人流を止めるには新たな法律で強制的な私権制限しかありえない・・・としか自分には想えない。
 が、今の政治家にそこ迄も踏み込む覚悟は無いだろうから、ワクチンが行き渡る迄は残念な状態が続くのではなかろうか。 尤も最近ではワクチンの効きが ↓ する可能性のある変異種も現れている様だが・・・そうなればお手上げか?
 偏屈な年寄りが "新しい日本語" を聴いて、想いを巡らした訳でした。

ついでに:
 人流・・・広辞苑の次の版か何かに "新語" として掲載されるかも・・・なぁ~んて。
 "先回り" して "ATOKには単語登録" しておいた。 読みは "ジン" でありまする。

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20210504:”75%” 本当だったっ!( ”ニギニギ” で血圧↓) [自分の事]

 自分は親の代から本態性高血圧症で、既に半世紀程もCa拮抗剤を摂取して、今は後期高齢者の望ましい家庭血圧(135/85mmHg)を維持している。
 そんな訳で、"血圧↓" を看板にしたTV番組は観る方だ。

そんな時:
 3ヶ月前、2月3日放送のNHK総合TV:"ガッテン!" で
   "2分間で血圧を劇的に下げる方法"

が紹介されていた:
   -片方毎に
   -軽く手のひらを "開いて閉じて" 60回/分
するだけ( "ニギ*2" )。
 すると、どういう訳か体内でNO(一酸化窒素)が発生して血管を広げ、血流が円滑となり、結果として血圧が下がる・・・らしい。
 どのような仕組みでNOが発生するのか、自分には理解出来ないが、NOが血管を拡張する事は臨床学的に確認されている様だ。 但し、自分には何故片方毎なのか、何故ニギ*2を60回/分なのか、解らない事は多い。

でも・・・:
 これを翌日から今の今迄にほぼ三ヶ月間実行してきているが、大まかな経験として4回に3回程は確かに収縮期血圧が5~10mmHg程下っている様だ(残り1回は殆ど変化無い)。

 初期値をB、ニギ*2を実行した後の値をAとすると大凡75%程度の確率で
   B ⇒ A≒B-(5~10)mmHg
となっている。
 自分の場合、Aはニギ*2してから1~2分程経過した時が安定して計測され、また傾向として、
  ① 日によって違うが、まぁ数時間後にはBに戻っている
  ② ニギ*2を "強く" すると決まって A>B となる

 全く効果の観られない場合も含めて、これ等の理由は良く解らないが、①は発生したNOが消費されつくし、血管の拡張が元に戻る(?)、②は血管が拡張する前に血流の方が先に↑するせいかも?・・・なんて、勝手に考えているが、勿論本当の事は素人の自分には解らない。

 それと今ひとつ、ニギ*2を始めてから2ヶ月程経過したらBの値そのものが5mmHg程下がってきていて( ← これは確実 )、これについてはかかりつけのお医者様が驚いていた。
 今では後期高齢者の望ましい家庭血圧を軽くクリアし、75歳未満成人のそれ(125/75mmHg)が得られる様になった。
 ・・・と言う訳で、ニギ*2をこれからも続けていくつもりでおります。

尚・・・:
 Ca拮抗剤をお医者様指示通りに服用した上での経験です。
 ニギ*2効果が常態となれば用法用量を見直す事になるかもしれませんが、期待し過ぎない様にとも想っているところです。
 でも、高血圧症の人間にとって僅か5mmHg程でも血圧↓って、嬉しいもんですなぁ・・・NHKが始めて役だったかな?

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20210503:パイナップル [食]

 最近になって "パイナップル" がよく目に付く。
 行きつけのスーパーではフィリピン産(①)に加えて台湾産(②)が陳列されている。
 どうやら中国の輸入差し止めの余波で②の日本向けが増加しているらしい。
 ②の方が①よりも¥150~200-程高値だが、②を買う様になった。 オージー・ワインを買い溜めしてきたのと同じ理由だ(*1)
 年金生活者にはこの程度でしか応援出来ない。
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(*1)20201217:最近は ”オージー・ワイン” 買いまくり

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20210502:こりゃぁ ”あからさま” 過ぎるなぁ!(ヤキトリ・ステルス値上げ) [食]

 パック詰めの食品等、値段はそのままで内容量を減らす・・・実質は "値上げ" なんだが、消費者へ公表しないのを "ステルス値上げ" と言う。
 今やそこら中の袋詰め菓子類なんぞがそうだ。
 同じ事を "ヤキトリ" で経験した。
 チコッと高いが "旨い"・・・ここいらでは知られたヤキトリ屋さんがあって、東横線某駅ビルの食品売り場に出店している。 いつもそれなりにお客さんが並んでいるのだが、ついせんだっての事だ。

 レバー・・・やや大きめのが一つ串に5個あるのがこれ迄だったが、何とチコッとサイズ↓した上に4個に減っていて、"焼きねぎ" が端っこに突き刺さっていた。 総計5個!・・・串の長さを十二分に埋め合わせている体裁だ。 これで¥150-/本かよっ?

 まぁ、売る方も四苦八苦している最中だろうから・・・些か諦めムード(?)で味わいました。
 ヤレ*2

因みに・・・:
 黒田総裁@日銀の任期中の "物価2%インフレ" は達成出来ない旨、どこかで報道されていた。
 でも、主婦&主夫の皆様に聴いてご覧なさい。 パック詰め食品食材の分野では少なくとも10%程度のインフレが "隠れ実現" されている筈だ。
 今は大昔だが、山岡士郎さん@美味しんぼが、"加工食品食材の世界は良心を無くしている。信用出来ない" ・・・ ってな事、言ってましたよ。
 最近のポテチ’ワンパックの貧弱さと言ったら・・・同感の他無いデ~ス。

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20210501:隆 大介さん逝く(俳優) [故人を悼む]

 4月11日に逝去(訃報:4月23日)。享年64歳。

 "眼力" が凄い役者さんだった。
 訃報記事では故・黒澤明監督:"影武者" (1980年)が例外なく紹介されていたが、自分は仲代達矢さん&山本学さん主演の
   "日本の熱い日々 忙殺・下山事件!(1981年)

での出演が記憶に残っている。 "無名塾" 第一期生の繋がりでの出演だと想うが、真相を知る "要" の脇役で、何か伝わってくるモノを感じていた。
 TVドラマ等では犯罪者側を演ずる場合が多かった様だが、主人公に絡む敵役みたいな刑事役もけっこうあった(例:"臨場")。
 5~6年前だっただろうか、海外でトラブルを起こしてからは表舞台から姿を消していたけど、最近復活し始めたとの訃報記事もあった。
 在日コリアンの方だとは存じ上げていた。 自分は好韓派では無いが、それとは関係無しにこの方からは役者としての強い存在感を受けていて、我がワイフ殿も同じ事、言ってました。

 黙礼。

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