２０２２０７２１：”やばい” ・・・ 今どっち？

　自分の世代では、
　　　あやうい／危ない／いけねぇ

なんて、否定的な意味で使う口語だった。
　時に、
　　　やべぇ

なんても言ったりしていた。

それが・・・：
　何時頃からだったたろうか、若い世代の方達が反対の肯定的な言葉として使い始めていた事があった。
　自分がはっきりと違和感を持って聴いたのは、ラグビー大学選手権決勝戦で早大vs.帝京大が闘って、豊田選手＠早大の個人技で前半＆後半にトライを決めて優勝した時のインタビューだった。
　ＮＨＫＴＶ中継していて、感想を聞かれた豊田選手が
　　　ヤバいです。

と語ったのだ。
　そのときは
　　　うん？ 何を言っとるんじゃ！ こいつは？

と感じ取ったのです。
　その後、"とても良かった" の意味で当時の若者言葉として使われていると教えて貰ったのだった。
　いつ頃の事だったのか・・・確かあの清宮氏が監督になって早大の黄金時代（？）を築いた後の監督が遺産だけで優勝した時の筈だから１０年以上前の筈だ。　この後、帝京大一強時代に突入したのだった。

ところが・・・：
　最近の猛暑が続いていた時の事だ。
　ＴＶニュースで都内の渋谷辺りで若者にインタビューしていたら
　　　とても "ヤバイ暑さ" でバテ気味

って言っていた。
　これを観て聴いて、
　　　ありゃ！もと＊２の意味じゃん

って気がついた。　そう言えばコロナ患者が急増していたときの街角インタビューで若者が
　　　やばいっす

って言っていた事もあったっけ・・・と想い出した。
　今や元の使い方になったんだろうか。
　まぁ、どうでもいいんだが・・・変に気になっているのです。