２０２２０７２５：世界で７番目に速い － サニブラウン選手

　既に１０日程も前の事で旬な話題とは言い難いけど、世界陸上選手権（＠オレゴン州＠ＵＳＡ）の２日目（７月１６日）に実施された男子１００ｍ競争決勝戦で日本人初の出場選手となり、８名中７位（ "１０秒０６" ）となった。
　ファイナリストに残るだけでもスッゲーだ。
　７位とは要するに
　　　世界で７番目に速い選手

って事だ・・・とも言える。

ところで・・・：
　１０秒０６とは、オリンピック東京大会１９６４年での男子１００ｍ競争の優勝者（Ｂ．ベイズ）の記録と同じだ（ネットで確認）。　それ以来凡そ半世紀強で１００ｍ最速記録は "０．５秒" 近く速くなったとされる。
　天性の身体能力に恵まれた選手の発掘に加えて、走法技術上の革新の積み重ねがあってこその記録更新と想うが、今ひとつ、非白人（国）からの参画機会が大幅に増えた事も背景にあるに違いない。

　誤解を恐れずに言えば、水泳や体操競技、射撃や馬術等々、参画機会の広がりが実現されれば、勝者の人種配位は大きく変わるのではなかろうか。
　その中でやはり米国はトップグループに君臨する可能性は高い。
　と言うのも、可成り近い将来、米国に於ける白人はマイノリティ人種になり、社会構成が変わっていかざるを得ない事は確実で、そんな中、今以上に多くの競技で勝者人種配位が変わっていっても米国はこれに対応しきれるのではなかろうか・・・単なる素人の無責任な憶測に過ぎませんが。
　全てに "多様性" が尊ばれる中、この種の云々は表現が難しい。　言葉足らずでご不快をおかけしたとすれば ・・・ m(_ _)m