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20220706:正直・・・残念! ”ドット絵アトム” 削除@渋谷 [雑感]


 JR/地下鉄/東横線渋谷駅やその周辺は最早昔の面影は無く、年寄りを寄せ付けない若者だけの街になっちまった・・・とは老生の "ひがみたっぷり印象" だ。
 が、チコッと離れたガード下界隈のとある所には、タイルで描いた鉄腕アトムの空飛ぶ姿があって、10年来、"ドット絵アトム" と言われ、"心ある" 人からは愛されていた(と信じている)。
 老生は、"アトム大使" から始まった鉄腕アトムのほぼ全ての活躍を素直に楽しんだ世代の一人だ。 原作者である所の故・手塚治虫氏は、ある時にご自身の感想として、どういう文脈の中でか解らないのだが
   失敗作だった

と言われた事があって、それを知った老生は勝手に "憤慨" したモノだった。
 地球を救う為に太陽に向かって自爆する最終回は、自分の心の中では "無かった事" にしたい・・・とさえ想った程でした(実は "続編" がある)。

 その鉄腕アトムのタイル絵が突然に地元行政側によって削除されてしまった。
 報道によれば6月17日未明の事だったらしい。
 公共施設に書きなぐった稚拙な絵は論外だが、バンクシーの様な "路上芸術" と称される "落書き" もある。 ドット絵アトムはそんな類いの傑作の一つだと "勝手ながら" 想っていた。

 勇姿を描いた鉄腕アトムの絵でさえ区は許さないそこには何の理由なのかも説明しない。
 なんか "ミソクソ" 一緒くたにした余裕の無い姿勢しか感じないのが老生だけなら良いのだが。
 これでますます渋谷界隈は素通りするだけ街になっちまったぜい。