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20210706:都道府県自治体の ”寄り添う心”(コロナ禍ワクチン接種への取り組みから観ると・・・) [雑感]

 自治体で信じられない程の差異が生まれそうだ:
   1&2位(2021年09月第3週):山口県/佐賀県
   ブービー(2022年01月第2週):北海道
   ビリ(2022年01月第4週):栃木県

 このランキングは、みずほリサーチ&テクノロジーズが最新の政府公表実績を基に、現役世代(15~64歳;除・医療従事者)総数の60%が第2回目の接種を受け終わる時期の序列を示している:
   "接種進展 4ヶ月の地域差"
     - 現役世代6割完了の時期試算
     - 9月第3週 山口・佐賀が最速
     - 北海道・栃木は越年も
   (日経紙:2021年6月28日付け朝刊総合・経済紙面)

 やむを得ない、或いは同情すべきいろんな背景があるんだろうが、これほどの地域差があるとは。 報われない都民・道民・府民・県民のなんと多い事よ。

 我が首都圏で観ると
  24位:群馬県(10月第6週:同位=他1府2県)
  31位:千葉県(11月第3週(同位=他1県)
  33位:埼玉県(11月第4週:同位=他2県)
  36位:神奈川県(11月第5週:同位=他3県)
  40位:茨城県&東京都(12月第2週:同位=他1県)

で、チコッとも "善戦していない"。 神奈川県なんぞも後ろから数えた方が・・・なので我らが黒岩県知事は、県下接種をアテにせずに見切ってしまって自衛隊設営の東京会場へさっさと行っちゃった訳だ(*1)

 最速2県では政府側でのワクチン接種計画が走り始めた当初時点から自治体&地元医師会が連携して早々にシステム設計をして配布を待ち構えていたとの事だ。
 何事も先手*2と積極的な行政体質の自治体と専ら指示待ち体質の自治体ではこうも差が生ずると言う事か。
 我が横浜市のドタバタ・システムのなんぞ観ちゃいられない。 こんな事を知ってしまうと、改めて県民税/市民税なんて払いたくないのだけど、年金から強制的にさっ引かれるから腹が立ってしょうが無い・・・

ついでに・・・:
 職域接種の要請が政府想定よりも多大・・・って報道を聴いたとたんに、進展が進まない自治体には期待出来ないと踏んだ各地域の現役の方々が多いせいだからだろう・・・と想った。
 そんな自治体では貴重なワクチン在庫が溜まりに溜まっているに違いない。
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(*1)20210618:”先楽後憂” 知事@神奈川県(ワクチン接種)