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20210710:借金≧¥300万円(修士@大学院) [雑感]

 2020年度の修士課程修了者の16%が¥300万円以上の借金を抱え込んでいるとの事だ(対象者総数≒125K名;回答者=16,311名)。
 科学技術・学術政策研究所@文部科学省のネット上アンケート調査結果だと言う(日経紙:2021年7月3日付け朝刊)。

 国や自治体、更には民間団体からの奨学金の内、返済不要の給付型であれば申し分ないが、利子を含めた要返済型が多く、研究者を目指す若者を経済的に苦しめていると言う。
 今は大昔の事、自分も学部と院生時代は国の奨学金を受けていたが、社会人となってからも数年間は返済を続けていたのを想い出すのです・・・結構キツかったでしたなぁ。

 勝手な言い分である事は十二分に解っていながらですが、資源に乏しい我が国の工業的な発展には理工系の研究者/技術者に頼る面が大きい事から、給付型奨学金の充実が望まれる。

 そうするにはどうすれば良いのか。
 例えば、民間企業からのそれに対しては法人税の一定減額等、普及に向けた政策を期待したいものデス。
 尤も無借金者が凡そ64.1%との事で、過半であるのが少しは救われるのだが・・・

因みに・・・:
 アンケート結果等推察すると、修士学生諸君全ての借金をチャラにするには¥500億-程が必要だが、あのアベノマスク経費の2倍ほどしかかからない。
 但し、毎年だが・・・




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