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20210722:ワン・ストライク・アウト(開閉会式音楽制作担当者’虐め加害事件) [雑感]

 東京五輪パラリンの基本概念:"多様性と調和" ・・・。
 "一様性" が求められ、無言の "同調圧力" が半端じゃない村社会の我が国では "最も縁遠い概念" だ・・・と言っては言い過ぎか。

 が、これを認めるのが五輪パラリン開催を受けてしまった今を生きる私たちの義務であり責任であり、任務である筈だ。

 それがまぁ、なんて事だ。
 開会式の音楽制作担当者の一人が学生時代、知的障害者を虐め抜いき、在日韓国人を嘲笑していた事が暴露され、批判されている。
 小山田某の事だ。

   昔の事だ。
   水に流したらどうだ。
   今は反省しているだろうから・・・

は、昔だったら通用していただろうが、今はそんな時代とは違う。

 スクープした報道紙によれば、その虐めは言語を絶する悪質なもので、過去の事では済まされない内容だ。
 虐めと言うよりも虐待に等しく、被害者側から見れば時効の無い犯罪と言っても良い。
 にも関わらずに今回の暴露記事が出る迄は "頬被り" でやり過ごし、慌てて誰が書いたのか解らない "謝罪文をSNSで公開" しただけで、済まそうとしている。 何の罪の償いもしていないし、何の罰も受けていない。
 一切の責任を取ろうとしていない政治屋に倣っている様にしか見えない。

 暴露される迄は何食わぬ顔して五輪パラリンに参加するとは決して許される事では無い・・・報道によればそれ程に悪辣な虐待だった。

ところが・・・:
 当初、組織委員会は謝罪を表明しているから・・・って理由で留任させるとの見解だ。
 が、これでは
   過去にどんな悪質な事をやらかしても、SNSで謝罪すればそれで済む

って事を、要すれば国側が肯定しているに等しい訳で、組織委の見識を疑っていたが、19日夜半になってやっと辞任に漕ぎ着けた。
 裏側では政府側からの強烈なパンチがあったとも伝えられている。

 五輪パラリンに最も相応しく無い小山田某・・・"ワン・ストライク・アウト" だと "頑な" な老生は考えざるを得ない。

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