20211102:わが谷は緑なりき(映画) [気晴らし事]
西部劇の神様とも言われたJ.フォード監督の映画(原題:"How Green Was My Valley"、公開=1941年、制作配給=20世紀フォックス社)で、不朽の名作ともされていたが、観た事がなかった。
それが偶然にも10月26(日)のNHKBSで放映されていたのを見逃す事無く録画しておき、先日一気に見通した。
英国はウェールズ地方の炭鉱のある村と言うか町と言うか、そこに住む炭鉱家族を巡っての話だ。
物語は6人兄弟の末っ子が老いてこの土地を去る時、彼の眼を通した昔を想い出す形で展開される。
穏やかな炭鉱生活、兄の結婚、賃下げを巡る労働闘争で親兄弟が対立に追い込まれ、兄たちが土地を去って行く事件、父親が炭鉱事故で亡くなっていく衝撃・・・等々、今の映画では恐らくは決して語られる事の無い、また派手なアクション・シーンとかCG等とは無縁な地味な筋書きだ。
原作は同名のベストセラー本との事だが、今となっては邦訳があったとしてもとても*2読み終える事は出来かねるに違いない。
善意と誠実・・・とはネット解説にあった紹介フレーズだったが、凡そ80年も前の作品ながら、人間模様を描ききった映画を観ると心が豊かになる・・・そんな想いに満たされるから名作映画の鑑賞はやめられない。
ところで・・・:
どういう訳か、最近のNHKBSシネマでは大昔の名作とされる映画がよく放映される。
初見モノが結構あって、映画好きには見逃せない。
それが偶然にも10月26(日)のNHKBSで放映されていたのを見逃す事無く録画しておき、先日一気に見通した。
英国はウェールズ地方の炭鉱のある村と言うか町と言うか、そこに住む炭鉱家族を巡っての話だ。
物語は6人兄弟の末っ子が老いてこの土地を去る時、彼の眼を通した昔を想い出す形で展開される。
穏やかな炭鉱生活、兄の結婚、賃下げを巡る労働闘争で親兄弟が対立に追い込まれ、兄たちが土地を去って行く事件、父親が炭鉱事故で亡くなっていく衝撃・・・等々、今の映画では恐らくは決して語られる事の無い、また派手なアクション・シーンとかCG等とは無縁な地味な筋書きだ。
原作は同名のベストセラー本との事だが、今となっては邦訳があったとしてもとても*2読み終える事は出来かねるに違いない。
善意と誠実・・・とはネット解説にあった紹介フレーズだったが、凡そ80年も前の作品ながら、人間模様を描ききった映画を観ると心が豊かになる・・・そんな想いに満たされるから名作映画の鑑賞はやめられない。
ところで・・・:
どういう訳か、最近のNHKBSシネマでは大昔の名作とされる映画がよく放映される。
初見モノが結構あって、映画好きには見逃せない。