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20211109:”規格外” とは ”多様性”(野菜の話) [雑感]

 よその国ではどうなのか知るよしも無いが、我が国では農協とかを経由して一般店舗に納められる野菜類はサイズ・形・重量等、野菜毎に規格がきちんと定められていて、"規格外は廃棄" されるのが実態だ。
 自動区分け&箱詰め等+価格設定の合理化/効率化手段であって、農家の方もやむなく従っている例が多いそうだ(2021年11月5日放送NHK総合TV・18:00頃の関東圏ニュース)。

 規格外だからといって "味" が特別に劣っている訳では無い。 "SDGs" が声高だかに喧伝されている割りには "屁とも思わない" 無神経な仕組みだ。

が・・・:
 埼玉県某地区では、さすがにそんな現状を見かねた地元大学生等が
   "規格外野菜" を "多様性野菜"
と称して廃棄される寸前のを譲り受け、近隣のレストラン等へ配布し、立派な料理に仕上げている・・・そんな新たな仕組みを定着させようとしている様だ。

 "規格外を多様性と読み替える" とは・・・若い方々の感覚は瑞々しい。
 こう言う方々が資源・環境問題を本質的なモノとして感じ受けているのでしょうねぇ。
 大人は信用出来ない・・・の様な事を、あの北欧の若い方がCOP26会場前で演説されていた程だ。
 が、そんな派手な活動よりも地元密着・地味な取り組みに励んだ大学生の方を自分は支援したい。
 老生の様な衰えた灰色脳細胞の持ち主には思いも付かない。
  恐れ入りました(衰えたとは言え、"恐れ入谷の鬼子母神" ・・・ なんて陳腐な台詞は言わないけど)。

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