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20230611:昭和の政治(不信任案乱発) [雑感]

 開催期間中の国会運営維持費は
   凡そ¥3億円/日

かかると日経紙が何時だったか概算を記事にした事があった・・・うっへぇ~。

 私等、税金を清く正しく納めるている善良な国民の生活を守り、国を守る為の政治を推進するのであれば何も言わない。
 しかしながら、与党の提示に何でも反対し、否決されるのが明白な不信任案とか問責決議案等を提出して国会の運営を停滞させる特定野党の手法は結果として多額の "税金の無駄遣い" に他ならない・・・と老生は想う。
 ついこの間の法務大臣問責決議案で法案審議に空白の一日があったとすれば、¥3億円の大部が無駄に使われた訳だ・・・と老生は想う。
 事は "人権" に関わる問題だ、カネの問題では無い・・・って考えがあるのは知っているし、"党利党略" があってしかるべきだ・・・との考えがあるのは十二分にも二十分にも解るが、いかにも "昭和の政治" だ。

 野暮ったい正論なのであんまり通用しないのかもしれないが、野党は不信任案よりも対案を示して討議を尽くすべきだ。
 我が国の民主政治は間接選挙に依っているから、選挙に勝たなければ自らの政策を実現する事が出来ない。 その政策を掲げて選挙で国民に信を問ってとにかく勝つのが筋ではなかろうか。

 それをせずに採決の段階では暴力沙汰だ。 自らの意見が通らなければ聴くに堪えないヤジと暴力で・・・なら反社勢力と何ら変わりない。
 国会ではチコッとも "昭和は遠くなっていない"。 巷で "ネオ昭和" が流行っているからと言ってマネしてはいけない。
 政治家が国民の後追いしてどうする?
 先導してくれよ・・・って言いたい。

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20230610:せこい(?)お話(私的スペース自己負担の原則@総理大臣公邸) [雑感]

 単なる思い付きの昨日ブログに続いた "せこい"(?) お話デス。
 例の岸田総理大臣ご子息による公邸での親族親友を集めての "どんちゃん忘年会事件" ・・・ "公私混同" と多くの国民から非難されたが、総理大臣ご自身の弁明の一つに
   私的スペースでの会食等は問題無い

とあった。 因みに、こいつはご自身が乾杯の音頭を取ったり、記念写真に奥様共々に晴れやかに収まったりした事がバレる "前" のご発言だった。

 成る程、そうきたか・・・って一瞬想ったが、それじゃぁ
   私的スペースの維持費はご自身でご負担されているのか

・・・って疑問が瞬間的に浮かんでしまった自分は相当セコいのか。

 これは何処まで真実かどうか自分には解り様が無いが、
   当該公邸の年間維持は凡そ¥1億6K万円

もかかるらしい(ジェジェ!! ホントか?そんなに?・・・ネット情報)。
 公邸であっても私的スペースが我が国行政を司る場所では無いのであれば、その部分の維持経費はご自身が負担せにゃならんのではなかろうか。
 上の数字からは、仮に私的スペースが全体の1/4程だったとすれば年間¥4K万円ほどを負担すべきだと想うが、皆様は如何が想われますでしょうかか?

 私的スペースは "異次元" の世界
 私的スペースでは "何やってもいい"

・・・とはならないのは、強い権力を握る公的人間の宿命だ。
 せめて、そのくらいの気概は持って欲しいって想うのは老生だけではあるまい。

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20230609:”辛い” ゼ! ・・・ 電気料金↑↑↑ [雑感]

 国民よりも所管先の経営安定化を優先しているとしか自分には想えない経済産業省の認可によって電力各社による一般家庭向け電気料金が今月よりも改定・・・イヤ、正直に言えば改悪されて単価が値上げされた。
 夏場の酷暑が続く時はエアコンをフル稼働せにゃぁ乗り切れないのに・・・農業を営む方々には申し訳無いが今年は "冷夏" を期待するするっきゃないのか。
 経済弱者たる高齢者が過度の熱中症で重症になるとか彼岸への旅立ちになるとかの事故が増えなければ良いが・・・こうなると事故って言うよりも "事件" だ。

さて:
 電気料金は、大まかには
   基本料金(契約内容による固定料金)・・・①
   電気量料金(使用量による1kWh当たり単価ベース)・・・②
   再エネ発電促進付加金・・・③

の合計で決まる。

 ②には "燃料調整額" が含まれていて、今回の値上げは昨年来の発電用燃料価格の高騰を考慮したとされる。 ところが、現下の市場相場は昨年夏場対比で90%超下落しているので、この分の値上げ分は "修正" されなければならない。
 ③は火力発電費用の急増で転化差額は縮小される。

 以上から秋以降の電気代金は "値下げ" が期待出来る・・・とは経済専門家による "まさかの解説記事" だった(但し非専門家たる老生の解釈による):
   高井裕之氏署名記事(国際ビジネスコンサルタント)
    「電気料金値上げの本質
   (日経紙:2023年6月1日付け夕刊マーケット・投資紙面)

 ホントならうれしいな・・・って瞬間想ったけど、電力各社の中には徒党を組んで闇カルテルまがいを結んで電力自由化による消費者への恩恵を帳消しにする様なブラックなところもあるから、その性善説を前提とした様な公共性を単純には信用出来かねる。

 料金自由化制度ではあっても
   -電力各社に過剰な利益を与えない
   -利用者には過剰な負担を附させない

事を考慮した経済産業省認可制となっていた筈だが、悪知恵を考えだす者が必ずやいるもので、"いろんな理由" をつけて "値下げを先送り" としか自分には想えない。
 一度でも値上げで味わった "蜜の味" を手放す善良な経営者がいるとは想えないが、それでも "的外れ" になる事を切に願う。

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20230608:小麦ビール [雑感]

 ビール・・・って言えば大麦からが普通と想われているが、小麦ビールだってある。
 ドイツの南部地方で醸造されているビールは文字通りのヴァイツェン(Weizen)・ビア(小麦ビール)で超有名だが、そのドゥンケル・タイプ(黒)はこれも文字通りの濃い茶色で、大麦ビールに特有な苦みが薄く、チコッとチョコ味を想い起こさせる。
 自分は日本酒&ワイン(白)専門で、ビール、特にドライ・タイプは口に含んだ時に余韻を感じる事が出来ないので好まないが、小麦由来のタイプは美味しいと感じる。
 時に我がワイフ殿や息子につきあって戴くビールは恵*寿様が鎮座している奴だが、こいつと小麦ビールは別格だ。

 こんな事を想い出したのは門司港@北九州市にレトロビールがあって、それが小麦多めのタイプと紹介している記事を眼にしたから:
   酒紀行:小麦多めの港町ビール
    -北九州市門司港レトロビール
   (日経紙:2023年5月25日付け夕刊)

 今は昔、対岸の下関市には頻繁に出張していて、門司港は何回も訪ねた事があったのに気がつかなかった・・・と想っていたら、記事には1998年以降の出荷とあった。 それじゃぁギリ*2知らなかった訳だ。
 慌てて対話AIに尋ねたら国内大手ビール会社でも限定的だが作っている様だが、所謂日本各地の地ビールにも確かなモノが醸造されているらしい。
 早速ネットで注文してみました。
 楽しみに到着を待ちます。

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20230607:こりゃぁ上手い手だっ!(文春砲担当) [雑感]

 総理大臣詰めとか国会、更には警視庁等々で "記者クラブ" を作って記者を常駐させている大手報道機関の多くは配布されるプレス・リリースを引き写して記事にしているだけで、不祥事等の事件については忖度してか "見て見ぬふり" がお得意で、先陣切って記事にする事は少なくなっているそうだ。
 先週末に気がついたネット・ニュースでは、彼等彼女等は詰め所の "お庭番" に過ぎなく、不祥事スクープは週刊誌側が "かっさらって" いると厳しく指摘していた。
 あの岸田総理大臣ご子息の親族親友を招いての総理大臣公邸での "公私混同どんちゃん忘年会" についても "知っていながら記事にしていなかったのでは" と鋭い。

とすれば:
 文春砲が炸裂して大方の世間が "見逃せない" 不祥事・・・って、騒ぎが大きくなってからの大手報道機関のニュースなんぞは色褪せて、観聴きする価値は無い。

そこで・・・:
 このネット・ニュースでは、これからは要すれば
   "週刊文春誌" 編集部張り付き記者クラブ
とか、
   "週刊文春誌" 編集部監視担当部

を新たに設けたらどうかって提案していましたよ。

 名案だ・・・って、想わず嗤っちまった。
 どうせなら加えて
   "週刊新潮誌" 編集部監視担当部

も設けたらどうか。

 いやぁ・・・ネット記事の中には真面な鋭い切り口で事件を解剖しているのもある・・・と、今更ながら気がついた次第デス。

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20230606:役所さん&坂元さん おめでとう!(カンヌ映画祭) [気晴らし事]

 先月に開催された第76回カンヌ国際映画祭は
  -北野武監督:"首" ・・・ プレミア上映・・・①
  -役所広司さん:男優賞@"パーフェクト・デイズ"
             (W.ヴェンダーズ監督)・・・②
  -坂元裕二さん:脚本賞@"怪物"(是枝裕和監督)・・・③

と、日本勢が気を吐いた様で、"目出度い"。

①:
 北野武さんは、お笑い芸ではピークアウトしているし、専らTVタレントとしての活動はしているけど、今は昔程の気迫は感じられない。
 が、独特の感覚の映画造りには精力的だ。
 前作( "龍三と七人の子分たち":2015年公開)からは大分時間経っていたから "もうお終い" って想っていた・・・けど、そうでは無かった。 失礼しました。
 欧人には熱心なファンが "今も健在" ・・・ って知らされました。

②:
 役所さんは無名塾出の芸達者な "役者さん" って言うよりも国内外映画際で無数に近い受賞歴が示している通りの "人間表現者" と評するに相応しいと想う中で、例の "Shall we ダンス?" 以来の快挙かつ怪挙だ。 が、これも監督の手腕が大きい筈なので、②は観なければなるまい。
 改めてネットで経歴を見直すと、"タンポポ" とか "日本の熱い日々 謀殺 下山事件" でも "ちょい役" で出演しているとあったが、気がつかなかった。 失礼しました。
 ここしばらく、TVではCM(自動車保険)ででしかお目にかかれないでいたけど、やはり凄い方ですなぁ。

③:
 我がワイフ殿は2018年カンヌ映画祭で最高賞を勝ち取った "万引き家族" を評価していたけど、自分はどうも・・・是枝監督を苦手とするけど、欧人に認知された脚本だとすればやはり③も観なければなるまい。

 こうして欧州人価値観基準の表彰模様を概観すると、映画祭@米国で表彰される中身とは随分と違う事が解りますねぇ・・・或いは、解る "気がする" のデス。

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20230605:ティナ・ターナーさん逝く(R&R’女王) [故人を悼む]

 5月24日に逝去。 享年83歳。

 言わずと知れたR&R’女王だが、どうも自分にはR&Rとは想えない
   プラウド・メアリー(1971年:カバー曲)
   愛の魔力(1984年)
   007ゴールデン・アイ(1995年)

の歌手としての印象と、
   マッドマックス:サンダードーム(1985年)

での "族長" 役としての女優の印象の方がとても強いです。
 今のお若い方の多くはご存じ上げないのでは・・・そんな伝説的な方と言えるのでは。
 黙祷。

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20230604:”走り続ける馬” にホロリ@日本ダービー [雑感]

 老生は競馬には特段の関心を持っていないのだが、先週28日(日)に開催された第90回日本ダービー(@東京競馬場)の実況中継@NHKTVを偶然にも観た。

 先ずは7万人ほどの観衆が集まっている事に驚いてしまった。 こんなに人気があるとは・・・まるで自分の住むのとは別世界の出来事の様だ。

 次に驚いたのはスタート直後に一頭の馬が躓いたのか、その弾みで騎手が落馬してしまう事故があった事だ・・・信じられん。

 更に加えてその次に驚いたのは、無騎手となった当の馬がそのまま競争に参加して、"けなげにも" 走り続けていた事だ。

 まるで走り続ける事が自分の "定め" かの様で、観ていて何かホロリとしてしまった。
 後で騎手&馬共々怪我無しと言う事でホッとはしましたが・・・何事も "予期せぬ出来事" ってあるものですなぁ・・・

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20230603:毒まんじゅう [雑感]

 何の前触れも無く、この言葉を想い出した。
 何時だったかはもう忘れっちまったが、自民党総裁選の際に派閥の敷居を乗り越えた候補者支持を表明した議員へ当該派閥要職にあった方が罵った言葉だった:
   毒まんじゅうでも喰ったんだろう

 これが "習わし" になったかどうか解らないが、自民党が公明党と連携して衆議院過半数を握って "政権維持" を果たす事が常態の様になって、誰かがやはり同じ類いの事を言ったかの様な(うろ)覚え記憶がある。
 喰ったのは自民党で、これを喰わずして政権を取れない事を揶揄した訳だが、この連携は一時、旧・民主党に政権奪取されても今に迄続いている。 自公連立無しには政権維持出来ない事情は変わっていない。

それが・・・:
 衆議院議員定数の10増10減に関わる東京地区立候補に絡んで両党が衝突しているとのニュースだ。 このニュースを聴いた時に "ふいに" 想いだしたのだった。

 随分と下卑な言い回しだったが、今では知らない議員さん等も多いのではなかろうか。
 何時になるのか知らないが次回衆議院選挙の時、連携を失って落選となった候補者はこの意味を知るかも知れない・・・"喰らっておきゃぁ良かった!" なんて。

でもね・・・:
 選挙って、自らの政策を訴えた結果として賛同票を集めて当選を目指すのが本来の趣旨である筈だから、他党支持者の票を廻して貰う・・・なんてのは言ってみれば野合であり、邪道なのよ。
 それに、だからこそとも言えるが、何を目指すのかが大切なんであって、他党の揚げ足取り/批判だけでは駄目なんよ・・・解ってネ。

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20230602:防弾ガラス纏わないパトカーとは・・・ [雑感]

 先月25日、長野県の田園地方で悲惨な事件が発生した。
 サバイバル・ナイフや散弾銃で武装した31歳男性が高齢女性2名を殺傷し、駆けつけた警察官2名をパトカー窓越しに散弾銃で射殺した事件の事だ。

 このニュースで驚いたのはパトカーの窓が防弾ガラス製では無かった事だ。
 何の罪も無い一般市民が、そして法を守るべくして身を挺する警察官もが犠牲になる・・・こんな事件が起こる様な国になってしまったニッポン。
 事件の背景を詳細に分析し、対応策が考えられれば良いが、今すぐにでもして欲しい事がある。
 せめて我が国パトカー全車両に防弾ガラスを纏う様にして法の番人を守ってい欲しい・・・そう願うのは老生だけではなかろう。

 警察関係者は経費の観点からも現実的では無い・・・って語っている様だが、私等善良な国民を守る警察官が殉職して良い筈が無い
 国会議員定数を減らしてでも
   "血税はこういう現場にこそ使って欲しい"

・・・ そう、切に願う。

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20230601:横断しようとしない ”歩行者問題” [雑感]

 一週間程前、どうしても遅刻してはならない約束があって可成りの長距離をタクシーで移動した時の事(年金生活者にとって大変な出費でしたよ)。

 自動車道路から一般道へ移り、しばらくして信号機の無い横断歩道に出くわした。
 今正に横断しようとする歩行者がいて、それを観て運転士が直ちに停車して、歩行し終わった事を確認してから運転を再開した。

 これを機に、前から気になっていた
   横断しようとしない歩行者を見かけた時の対処(*1)

を聴いたところ、
   歩行者がクルマを先に行かせようと手でも振っていたら進行しても差し支えない

と、会社で方針決定しているとの事だった。

 その背景として、
   そのような歩行者は、横断しようとしている歩行者では無い

と "裁判で判決事例" が出たとの事だった。 但し、ドラレコでしっかりと録画しておいて万が一の時に備えておく事が必要と言う。
 成る程、良い事聴きました。
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(*1):20230520:”横断歩道&歩行者&停止” 問題

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