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20190508:日本マンガ展があの大英博物館で!(驚き) [雑感]

 少年マンガ週刊誌の発行部数が激減している一方で我が国のマンガが世界の若者に支持され、国内で開催される展示会等イベントが活況を呈しているとは、何回もTVニュースとか新聞で知らされていた。

が驚いた事に:
 国外としては最大規模の展示会があの大英博物館で開催されるらしい(5月23日~8月26日):
  国外最大のマンガ展 - 大英博物館に原画240点
    アニメ・ゲーム展開も解説 「物語芸術の魅力世界に」
    (日経紙:2019年4月30日付け紙面朝刊社会面)

 何でも “視覚に伝える日本の物語芸術” の魅力が全世界へ発信される事を期待しているそうだ。

 確かに我が国のマンガのコマ割りは独特で、極めてダイナミックだ。
 夏目房之介さんの論説も在る位だ。
 最近はスマホで見やすい一列に並んだコマを追って行くスタイルが流行っているらしいが、これでは “4コマ” マンガ的で只単に筋を縦てに目線で追って行くだけに過ぎず、登場人物の動きが受け手に伝わってくる “醍醐味” は味わえない。
 でもって自分好みでは無い。

 またファンが多い “アメコミ” の “吹き出し” とも違っていて、両立しているのが嬉しい。
 大英博物館での展示会がきっかけになって新たな視覚芸術が拡がることになれば・・・と期待しています。

因みに:
 日本の視覚芸術を浮世絵を通して最初に認めたのは確かフランスだった筈だが、アングロサクソン民族の地元でマンガ展が開催される・・・ってのが “意外感” あって楽しい。