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20191221:中村哲氏 逝く(”NGOペシャワール会” 現地代表医師) [故人を悼む]

 12月4日にアフガニスタンにて何者か等の銃撃を受け逝去。 享年73歳。

 衝撃の報道から11日の葬儀(@福岡市)迄を痛ましく見守る他無かった自分ですが、遅まきながら心よりご冥福を祈ります。

 現地でも感謝され続けたこの様な人道活動家が何故に襲撃を受けたのか、腑に落ちない。
 神が存在するのなら “何故このような惨劇を招かせたのか”、 問いたい気持ちで一杯です。
 神はお答えになる必要があると・・・自分は想う。
 ただただ黙祷。

少しだけ “気になる事” が・・・:
 ペシャワール会は中村氏の意志を継いで現地で医療及び灌漑等人道活動を続けるとの事だ。
 医療活動には全く問題は無かろうが、気にかかるのは襲撃犯等は灌漑工事絡みの “水利権” に関わっているらしいとの現地報道だ。
 この報道がいかほどの信頼性があるのか、自分には知る由も無い。
 が、”水” はそれに恵まれない地域にとっては “死活問題” に直接つながる。
 中東諸国の様に原油で潤ったマネーで海水淡水化プラントが整備された地域/国ならまだしも、そうでなければ河川水を利用する事が主体となろう。
 日本程に雨水が豊富で河川が身近にある国は数少ないと想われるが、恵まれない地域では上流側の河川水の利用は下流側への影響無しには行えない。
 実際、メコン川では上流国/中流国/下流国間で争いがあると聴く。
 想わぬ軋轢が生じない事を祈るばかりです。


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