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20200131:肉もどき [食]

 つい先日、生まれて初めて “カニもどき”(≒かに風味かまぼこ)を食べた(本当です)。
 本物のカニの様な味なのでビックリした(世間知らずの年寄りでした)。

と感心していたら:
 大豆とか小麦を加工して “牛/豚/鶏もどきの肉” が欧米のベジタリアンの間で大流行だと言う(出自:日経紙2020年1月15日付け朝刊総合1紙面)。

 大分前に “昆虫食(*1) を取り上げた事がありましたが、今度は植物性の “肉もどき” が市場を賑わす様になってきている言う訳です。
 背景には “食肉⇒動物虐待的飼育” のイメージ、及び “健康志向” があるらしい。

 正直言うと、そんなこたぁ、今に始まった事じゃぁ無い。
 ”今更何を・・・” って感じだ。

 我が日本国民は第二次世界大戦で敗戦となり、その直前/直後は食糧難時代を経験している・・・って言ったって、もう殆どの体験者は逝っているが、肉と言えば “魚” だった。
 たまのご馳走が “鯨” ・・・ なんて時代で、”米” だって不自由な時代だった・・・らしい。

 食肉が豊富に出まわり始めたのは、その戦後10~15年以上経ってからで、我ら日本人の肉食は百年も経っていない。
 ビーフステーキとか、ハンバーガーやホットドッグをどんなに食べたからって日本人の肉食量は欧米人のそれに比べればたかが知れている。
 もともと、タンパク質は魚からも大豆からも取っているし、お米は極めて消化の良い炭水化物だし、野菜も豊富だから本来的に彼等よりもバランスの取れた食事で、腸内環境も肉食向きにはなっていない筈だ(この意味で “牛丼” は理に適っているのかも・・・自分はすこぶる付きの苦手だが)。
 なので、今更ベジタリアン面して “肉もどき” を求めたりはしたくない・・・少なくとも自分は。

 大豆や小麦を加工して “肉もどき” にする為には、味付けや香り、更に噛み応え等々を再現させる為に多種多様な添加物を加えている筈で、”何とかエキス”、”何とか加水分解物” ・・・等々盛りだくさん加えなければ肉風味は生まれない・・・に違いないと考える。
 いくら食材食品向けに認可されているにしても、自分はそんな加工された “もどき” よりも “ほんまもん” を時々で良いから “財布に応じて” 戴きたいものだ。

 とは言いながら、大豆油來と想われる肉らしき “ツブツブ” が入っているカップ麺・・・時に食べちゃうけど・・・へへ。
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(*1)20180416:これからは ”人工肉” とか ”昆虫食” も?


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20200130:”厚底” シューズの行方 [雑感]

 ナイキ社(米)の反撥弾性を上げた “厚底シューズ” の話題が続いている。
 1月2/3日に開催された箱根駅伝でこのシューズを履いた選手の殆どが区間新記録を出し、改めて注目された感じだ。

 カーボン製の高反撥プレートを仕込んだソール部に “秘密” があるそうで、着地によって推進力が半端ない程に生まれると言う。
 加えてこれ迄に例の無い程に軽量らしく、”長距離走行” にはもってこい・・・と言う訳だそうだ。

 TVでは、このような機能を付加させたシューズ利用の是非が議論されていて、世界陸連が近々何らかの規制を打ち出すとも・・・だが、昨日の報道によれば今度の五輪では見送りなるそうだ。

考えて見れば:
 “棒高跳び” だって、竹からガラス繊維製ポールに変わって記録が大きく塗り替えられた例があった様に、”用具の技術革新” は抑えようが無い。
 “競泳” でも高速スーツが話題になったし・・・
 いずれ “走り高跳び”、“走り幅跳び” とか “三段跳び” の様な競技でも使用する選手が現れても一向に不思議では無い。
 東京五輪/パラリン2020でも話題になるのではなかろうか。

 用具の進化と深化の究極的場面とは、五輪/パラリン競技の統合ではなかろうか。
 そんな気もします。

一方で:
 全くの素人考えに過ぎませんが、高反撥弾性シューズを履くと “股関節” とか “膝関節” への負担が増大するのでは?
 “体幹” 強化せずには履きこなせない・・・と想うんだがなぁ・・・
 その内にどんなスポーツ選手でも皆が皆 “筋肉ムキムキ” になっちゃたりして・・・うへっ!


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20200129:宍戸 錠さん逝く(俳優) [故人を悼む]

 この1月21日に逝去が確認された(家人によれば18日だった様です)。 享年86歳。

 自分の世代なら知らない者はいない筈の “エースのジョー” だ。
 TV報道ではデビュー時代のお写真が紹介されていましたが、失礼ながら故・石原裕次郎さんとか小林旭さんよりもずっと(*1)・・・と想っています(お二人のファンの方々、ゴメンナサイ)。
 日活映画のアクション俳優で活躍された・・・と言うよりも、自分には食いしん坊レポーター等で “穏やか” な人柄を漂わせた印象が残っています。
 何時だったか、ご自宅が全焼となって気落ちされた姿をTVニュースで観てお気の毒としか言い様がなかった事も良く覚えています。
 黙祷。
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(*1):昨日(28日)午後にNHKBS2で
 「ギターを持った渡り鳥」
が追悼番組として放映されていました。
 まぁ、筋は無茶苦茶でも当時はそれを承知で・・・ジョーさんとびっきりイカしてました。


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20200128:高木守道さん逝く(プロ野球選手&監督) [故人を悼む]

 この1月17日に逝去。 享年78歳。

 野球を観戦しなくなって久しいが、この方が中日ドラゴンズの名二塁手で、打者としても優れた選手だった事、更に監督として采配した事は知っている。
 特に、監督時代、相星で読売巨人軍との最終決戦となった試合で負け、息子が残念がっていた事を想い出す(どういう訳か息子は中日ファンだったのです)。
 記事に依れば、それは1994年10月8日の事で、もう四半世紀程の前だった。

 現役時代、中日ドラゴンズは1974年のシーズンには巨人軍のV10を阻止して優勝していた事は覚えているが、この時の長嶋選手引退試合に関わるエピソードは訃報記事で初めて知った。
 “筋” を通す律儀な方だったんですね。
 自分流の解釈では、”(戦後)昭和の方”・・・と言えるかもしれません。
 ご冥福を。


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20200127:お疲れさん! トンプソンルーク&福岡選手(ラグビー日本代表) [ラグビー]

 先のラグビーW杯日本大会で大活躍した2選手の去就がありました。

1.トンプソンルーク選手
 英式名:ルーク・トンプソン選手(@近鉄ライナーズ)が、19日の対栗田工業戦(トップチャレンジリーグ最終節戦@秩父宮ラグビー場)をもって “現役引退” した。
 この方は2004年(=”愛知万博” の前年)に来日(←NZL)、W杯大会には日本代表として4回出場し、フランカー/ロックとして活躍してくれた。
 38歳との事で、消耗の激しいラグビーでよくぞ・・・との感じだ。
 お疲れ様でした。
 今後はこの国で後輩等の指導を期待したいが、NZLで農場を経営するとか・・・残念。

2.福岡選手:
 こちらも先のラグビーW杯で日本代表選手として活躍したが、所属するパナソニックとトヨタ自動車とのトップリーグ第2節戦(@豊田スタジアム)を最後に15人制ラグビーを退いて、”7人制ラグビーへ転身” する事となった。
 東京五輪2020へ向けての参戦だ。
 最速ウイングとしてW杯で縦横無尽に走り回ってトライを量産して呉れたが、五輪での再現を期待したい。
 尚、五輪後はラグビー選手生活にピリオドを打って、以後は医師を目指すとの事だ。
 何科のお医者様になるんだろうか?


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20200126:挑戦!大学入試センター試験’2020

 1月18/19日に現行制度最後のセンター試験が行われた。
 受験生皆さんの日頃の努力が報われる事を祈るばかりだが、自分は毎年、数学&物理&化学の問題に挑戦して、我が身の “智の退歩” の尺度を自分なりに判定している (*1)

 今年は例年の問題と比べてメチャクチャに難しいレベルではなかった様に感じたが、新聞記事はフォントサイズが小さ過ぎて、題意を読み取るのには例年に増して苦労した。
 うぅ~ん・・・確かに “視覚は着実に” 退化している。

 加えて受験問題に接するのは1~2回/年に過ぎず、馴れていないせいもあって(←言い訳) “思考速度” が落ち始めているのだろう、自分には問題の分量が多過ぎて、おそらくは制限時間内に解答をまとめる事は出来なくなっている。
 ましてやTVで紹介されてる様な会場では寒くて駄目だろうなぁ・・・

 こんな時、”” の衰え・・・“老い” を実感するのです。
 たはっ!
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(*1)20181122:リベンジ?(大学共通テスト試行調査問題)

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20200125:・カーボン・”ネガティブ” [雑感]

 “カーボン・ニュートラル” は良く見聞きするが、実は “カーボン・ポジティブ” とか “カーボン・ネガティブ” と言う概念も当然ながら存在する。

 特定の事象に対して “そもそもの事の起こり⇒最終処分” 迄の
   二酸化炭素(換算)排出量=A
   二酸化炭素(換算)吸収量=B

とした時、
   A>B・・・カーボン・ポジティブ  ・・・①
   A=B・・・カーボン・ニュートラル(R) ・・・②
   A<B・・・カーボン・ネガティブ ・・・③

と言う(実は “カーボン・ニュートラル” と言う用語は “商標” 登録されている)。

 一般にライフ・サイクル・アセスメントLCA)手法でAとBを評価して①か②か③を判断する。

 ESG経営が当たり前になっている今の時代、大きな企業では自社の総活動の結果が①の場合、”A-B” に相当する分をお金で買い取る排出権取引制度を利用して②に漕ぎ着けるのが普通だ。
 ③の場合では “B-A” を売りに出す事も出来るし、自社はこれだけ二酸化炭素を減らしたと広報して、ESG投資を呼び込む事も出来る。

 ③を実現する上では、極力Aを減らす一方でBを増やすしかないが、"B↑" する為には自前の植林効果等が有効とされる(*1)

 この度、③を宣言した巨大企業が現れた。
 マイクロソフト(MS)社がそれで、2030年迄に実現させるとの事だ(1月16日宣言)。
 MS社のAは1600万トン/年(2020年)と見込まれていて、データーセンターを運営する為の使用電力等が大きいそうだ。
 今後は "A↓" を目指して全てを再生可能エネルギー使用で賄い、クルマ等でも一切枯渇性エネルギーは使用しない方針だそうだ。
 更にサプライチェーンを構成する協力企業へも同様の努力を要請すると言う(巨大企業ならではの否応無しの要請だ)。

 既に②は当たり前で、③を宣言しないとESG投資家の関心を呼べない時代に入っているそうで、日本ではあまり話題になっていないものの、それでも世界展開する富*通やパ**ニック等のハイテック企業は果敢に取り組んでいる模様だが、未だ③の宣言には至っていない。

 米国って国は大統領が無関心であっても、先端を行く企業マインドは全く別を向いていると言う事だろうか・・・戦時下を除けば決して一枚岩ではない、それこそ “自由の国” ・・・ なんだ。
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(*1):因みに手入れされた青年杉(樹齢≒50年,樹高≒30-50m)の林では大凡
   300トン/ha/年
程度の二酸化炭素を吸収していると推測されています(人工林の置かれている環境によって多少上下する事から諸値あります)。


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20200124:阪神・淡路大震災から25年 [雑感]

 一週間前の1月17日は、阪神・淡路大震災から25年目の日だった。
 多くの方がブログ投稿されていたし、TVでも沢山の追悼番組が組まれていて、片っ端から録画して昨日迄にほぼ全てを観終えた。
 また先週には、神戸市出身の飲み友から被災経験を改めて伺った事でした。
 高架高速道路が崩れ落ちた悲惨な光景はまともには観ていられない・・・その想いは今も同じだ。

さて:
 自分は前日16日23時過ぎからのNHKラジオ深夜便の特番をずっと聴いていた。
 中でも、被災地周辺の “25歳未満の若者” ら、即ちこの “震災未経験者ら” が “より若い世代” へ “語り継がなければならない事とは” の課題に取り組んでいる事例が多く紹介されていて、心を打たれた。
 また “3.11被災者” との交流もあって、少しでも風化させまいとする若い方達の活動も改めて知らされた。

 自分を含めて愚痴が先行しがちな多くの大人等と比べて、若い世代の前向きな姿勢が聴き取れて、正直恥ずかしい想いもした次第だ。

ところで:
 急速な高齢化社会の進行と共に格差社会が拡大し、同時に若い世代の負担が一方的に増える中、”世代間正義” と言う用語が定着しつつあると聴いた。
 “全世代型社会” と言えば聞こえは良いが、その実、若い世代への “しわ寄せ” が顕在化しているとの事で、その解決の方策の一つとして
   “年寄よりも若い世代の声が反映する新しいコンセプトの民主主義”

が必要だとの主張を聴いた。
 今回、大震災を語り継ごうとする若い世代の存在を知って、この主張を素直に受け入れる事が出来る気がします。
 最後になりましたが、被災された方々、ご遺族の方々に心よりお見舞い申し上げる次第です。



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20200123:”油断” とは・・・ [ただの私見]

 ネットで調べると語源には “2説” あるそうだ(各位お調べの程を)。
 が、故・堺屋太一氏の著 “油断!” で描かれた様に、石油が輸入出来なくなった我が国の惨状をなぞった “石油断ち” の方が今日的な意味合いなのではなかろうか。

 今に始まった事では無いが、我が国の輸入石油総量の90%を占める中東地域の情勢は常に緊迫を孕んでいる事から、1973年来、民間、次いで国が石油の備蓄を制度化している。

 現在の備蓄量は8,200万㎘(as of Oct.2019)≒234日分との事で、これはエストニア≒400日分、米国≒300日超等に次ぐそうだ(出自:日経紙2020年1月11日)。

 備蓄開始後半世紀近く経ったが、これ迄に一度も放出した実績は無いものの、国は万全を期して “備蓄見直し” を民間側総元締めとも言える石油連盟と共に検討するそうだ。

 現実問題として、エネルギーに始まり、化学品/化成品/多種多様なプラスチック資材等々迄へ変換出来る石油無しで今日の工業社会を維持する事は困難を極める。
 最近はプラ製ストローを紙製へ切り替える大手飲食店系が増えてきているが、それとて多くは耐湿性を維持させる為に内装はポリエチレン膜の筈だ。
 世の中のプラ製品を全て紙製品に置き換えようとしたところで石油無しでは先へ進まないのが厳しい現実である事を先ずは認識しておかなければならない。

そんな訳で:
 石油備蓄見直しと同時に、エネルギー源の多様化、特に “カーボン・オフセット可能な原料からの燃料や、更には先へ進んで化学品合成” 等の実用化に向けた政策も立てて戴きたいものだ。
 それが実現出来たら “パリ協定” での国際公約も守れる筈だし、小泉環境大臣だって恥を掻かないで済む。

そうしたら:
 “化石賞” の “常連国” となった我が国は “一転” して “ESG大賞” に輝く事請け合いだろうにぃ?!

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20200122:冬タイヤ・・・履き替えない [自分の事]

 トラックや大型バス等での “タイヤ脱落事故” が多発している:
   “冬タイヤ交換 脱落多発
    - トラックやバス事故、7年間で7倍以上
      整備士不足も一因に
   (出自:日経紙2020年1月14日付け朝刊社会面)

 トラックやバス等では、この季節にはスタッドレス・タイヤへ履き替えるのが普通だが、締め付け具合や義務化されている走行前目視確認等が疎かになっているケースが多い様だ。
 加えて整備士が不足しているとも。

 自分は今のクルマに乗り換える前迄は、冬季になると行きつけのディーラーで預かって貰っている冬タイヤへ履き替え、スキー目当てで東北や新潟方面への遠乗り等もしていた。

 が、今のクルマではしなくなった。
 やはり歳を考える時、”とっさの運転捌き” は昔程では “無いだろう” し、腰部脊柱管狭窄症手術をした時、医師からスキー/スケート等のスポーツは “×” と指示されていて、行きつけだった湯沢辺りへは出向く事も無くなってしまっている。

 身体を動かすのが “自己流筋トレ” とか “ウォーキング” だけでは些か寂しいもんです。
 とほほ・・・


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20200121:Win_10 に替えて・・・ [自分の事]

 サポートぎりぎりの1月14日に Win_7 からの “↑” に取り組んだ。
 実は11日迄には終えておこうとしていたのですが、いろんな用事が入り込んできて、気が付いたら14日・・・Win_7サポート終了日だったのです。

 これだけはお釈迦になったら困る・・・ってファイルだけはUSBメモリにコピーしておき、MS社ウェブサイトへ入ってからほぼ90分程で完了した(自分のデスクトップPCは “Win_10↑保証機” だったので特段の手続きは不要だったのです)。

 デスクトップのデザイン、メールやブログ関連等、完全に踏襲されていた。
 既に一週間経過しているがトラブルは生じていない。

それでも:
 タブレットPCでWin_10は経験済みだったが、今回になって気が付いたのはデフォルトのシステム・フォントが気に入らない上に変更が出来ない事。
 強制的に変えるフリー・ソフトウェアがある様だが、とりあえずはサポート対象OSって事で我慢して、しばらくは温和しく Win_10 に馴れる事に専念する事にします。


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20200120:ブログ by AI [素人 AI 考]

 このソネブロでも “中身の濃い” ブログを投稿される方っておられますが、自分はそういう方を心より “羨ましく” 想う。
 自分の様に興味が偏っていると話題も乏しく、投稿するのも一苦労だ。

が:
 あとちょっと辛抱すれば AI が “ものの1~2秒程で” 旨く仕上げてくれる様にもなるらしく、自分の苦労は昔話になるかも知れない。
 そんな AI が開発され、ネット上に登場している:
   ”2秒で執筆、偽ニュース氾濫の懸念
     - 問われる倫理規範
    (出自:日経紙2020年1月8日付け朝刊社会面)

 2019年2月に公開されたその AI( ← 勿論 "made in USA" ) は、ネット上にある800万もの英文ページを学習し、キーワードを基に “自動で英作文” するそうだ。
 今のところ作成された文章はぎこちなく、”フェイク” だとすぐ解るらしいが、いずれはお得意の “深層学習” を繰り返して “文豪並み” の作文をものにするに違いない。

 実は既に今では古典となった音楽家や画家等の作品と比べて専門家でも区別付かない音楽や絵画を産み出す AI が開発されているそうだ。
 そんな “AI-作品” を “芸術作品” と言って良いのかどうか。
 いやはや・・・何とも良く解らない時代だ。

 こんな米国で開発されたソフトウェアはいずれはその邦版が登場するに違いない。

そうしたら:
 ブログ原稿に行き詰まったら、その時々にキーワードを “思い付き” で打ち込めば、直ちに気の利いたブログが “一丁上がりぃ” ・・・ ってなるに違いない。
 変な時代だなぁ・・・

因みに:
 本ブログは生身の自分が全文を “捻り” だしたものであって、AI は一切関与しておりません(誓います)。


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20200119:森林火災@豪州 [雑感]

 最近のTVニュース番組で放映される映像で、”豪州の森林火災” の規模の大きさ・激しさ・悲惨さは眼を覆いたくなる程だ。
 凄まじい水害・風害・地震・噴火等々、あらゆる自然災害に襲われるのは我が国だけ・・・と想っているが、一方で加州@USAとか豪州では想像もつかない “森林火災” が毎年のように発生している。

 豪州政府は “復興支援機関” の新設を発表しているとの事だが、国内外からの支援寄付金が寄せられ始めている様だ。
 豪州は “3.11” でも “緊急援助隊” を派遣する等、我が国の危機に手をさしのべてくれた国だ。
 政府は是非とも復興に意を尽くして欲しいものだ。

 そんな折、L.デカプリオ(米国俳優)さん等が立ち上げた環境保護団体 “アースアライアンス” が復興支援金として$300万(≒¥3.3億円)を拠出して基金を設立するらしい(1月10日発共同通信@ロサンゼルス)。
 米映画界の頂点の一角を占める俳優さんだから、私的にはその何百/何千倍ものお金持ちなんだろうが、社会貢献を常に意識しているなんぞ、大したもんだ。

 こんな話を見聞きすると、我が国の芸能人等も “闇営業” とか “直” なんぞに精を出さないで、なんとかせいっ!・・・って、社会貢献を期待したい・・・なんて無理筋か。
 奇特な役者さんはいる筈なんだが・・・

それにしても:
 巨大な森林の桁外れの火災の影響は広範囲にわたる筈だが、気候変動の観点から見れば二酸化炭素固定化源の長期間焼失につながる。
 あのスウェーデン少女が気がつかぬ筈はないんだが、何のメッセージも伝わってこない・・・のはおかしい。


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20200118:70歳越えても ”働け” ってか・・・ [ただの私見]

 正に自分にとっては “驚き” の記事でした:
   「70歳越えても働く」 過半数
    60代、「人生100年」 を意識
   (出自:日経紙2020年1月11日付け朝刊第一面トップ記事)

 日本経済新聞社が昨秋に実施した調査結果だと言う。
 “70歳を越えてもなお働き続ける” ・・・その背景には勿論 “老後の不安” があるのだが、その理由は一に “健康”、ニに “生活資金等の経済面” だという。

 自分は、縁か巡り合わせか解らないままに70歳過ぎ迄働いていたが、担当業務の “ケリ” が付いた時点で “引退” の方を選んだ。

とは言え:
 実は腐れ縁の様に続く在宅デスク・ワークが今以てあるのだが、これは “惚け防止” ボランティアと捉えて無償行為だ( ← 仮に対価を得ると医療経費が20%、ひょっとしたら30%にもなるのでかえって負担↑になる ・・・ 一度経験している。 結構、”計算高い” んです、自分は)。

そんな経験から:
 アンケート結果も “よお~く” 解る。
 が、”生涯現役” って言うと何となく “ポジティブ” に聞こえるけど、それが代替可能なお仕事だったら、単に “若手の仕事を奪っている” に過ぎない。
 つまりは、不遜な言い方だが、"オンリーワン" の仕事を遂行できる年寄りがワンサカいるとはとても想えない。
 でもって、我が国のこれからの苦難の時代を生きなければならない若者等の働き口を塞いで、それで良いのか。

 それに健康とかお金の心配しながら働いて、一番大切である筈の “自己実現” が出来るのだろうか。

 自分は “食を極める” ・・・ と言うタイプでは無いので、”かび臭い” 言いまわしだが、”食べる為に生きる” のはご免だ。

それに:
 我が国の社会保険制度が何時まで持つのか、自分も含めて多くの方々が不安視しているのが現実と想うのだが、”健康は日頃からの自己管理” による要素が多い筈だし、難しい事だが若い頃からの “倹約/節約” の心がけ次第で可処分所得の大部は決まる。

 節約/倹約とは、世に氾濫する広告とか商品煽り記事とかフェイクニュースに惑わされないで “衣食住+健康+生きがい” を満たそうとする心がけの事だ。

 チャレンジ精神・・・大いに結構。
 だからと言って、あの資格/この資格、あの商品/この商品、あの活動/この活動等々・・・煽られて “お金と時間を使う” 事とは違う。

 ましてや漫然と過ごして60歳台に入ってから慌てて・・・では間に合わない。
 政府は “全世代型” なんぞと言っているが、私ら高齢者層に同情してはいないし、助けてくれるなんて期待出来ない。
 だからして高齢者の経験から申し上げれば、お若い内からそれなりの ”自律” が大切・・・デス。
 以上、必ずしも “そうは出来かねた者” の “つぶやき”・・・に過ぎません。


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20200117:”認知” 症 ・・・ おかしい言い方だ [雑感]

 我がワイフ殿が一週間前のNHKスペシャル:
  ”認知症の第一人者が認知症に
   (2020年1月11日:2100-2150)

を観て、内容はともかく ”この用語はおかしくないか” と自分に問いかけて来ている。

 自分も随分と前から “認知症” が学術的な病名ではなく、“痴呆を言い換えた行政用語” だとは理解していて、正しくは “認知機能に障害がある症状” を指すのであって、日本語としておかしいと感じていた。
 が、素人の自分には何とも答えようが無い・・・のが続いている。

 “認知症” の英訳は “dementia” らしいが、一方この用語を英英辞書で調べると、素養の無い自分でも “認知機能障害シンドローム” と理解出来る。
 つまりは “認知機能障害症候群” としていて、”認知症” の様な曖昧な、”ぼやかす” 言い方はしていない。
 実際、日本認知科学会等々ではこの名称には異論を唱えている様だ。

 “痴呆” という用語に差別・侮蔑が含まれている事に異論は無いが、”認知症” は厚生労働省が音頭を取って “代替用語” を呼びかけた結果として使われる様になった。
 行政側はいったん決めた事を変える事は原則しないから、この用語が改定される事はあるまい。

 曖昧な用語で本質を見失ってはならい・・・とは想うが、何時かは此奴が自分を襲って来るに違いない・・・が、その時には “そんな事は認知出来ない” 筈だが・・・
 ヤレヤレ・・・

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20200116:ラップ・フィルム名人 [自分の事]

 本日は何も思い付かず、”控え原稿” を使った “どうでも良い” ブログです。
 家庭用ラップ・フィルムの使い方は、何も食材食品の包装だけでは無く、ありとあらゆるものを覆うのに使える超便利な小物だ。

 ちょこっとした “切り傷” なんぞは消毒した後に軽く包帯替わりに使えるし、今の季節ではミカンやリンゴを食べる時の “敷き紙替わり” に使えば皮や芯をまとめてシンク水切りネットにポイだ。

 それに、風邪が流行っている今は、”くしゃみ” なんぞした後に口を拭ったティッシュをこのラップ・フィルムで包んでゴミ箱にポイすれば感染の危険度も減る事、請け合いだ。
 自分にとって極めつきは、昔ながらのプッシュボタン式キーボード全体をラッピングする事だ。
 コーヒーカップを直ぐ側に置きながらのキーボード作業は "危険" が一杯・・・ラップ・フィルムで覆っておけばコーヒー溢れにも対処OKだし・・・

 何せ、家庭用ラップ・フィルムは “容器包装リサイクル法(通称)対象ではない” ので後始末に苦労しない。

 最近のはとても薄く、10μm(;1μm=0.001mm)程だ。
 引張強度も実用的強さを持っているのは勿論だが、一般的に申せばどこのメーカー品でもお粗末なのは “カッター” の方で、切れ味が甘く、とかく途中で斜め引き裂きの様になってしまい、普通は修復するのが難しく、最後まで使い切るのは稀で、とても “モッタイナイ”。

 が、最近、セロハンテープで張り付いた斜め切れ端を剥がす “技” を習得した。
 おかげで最後まで使い切る様になった。
 ほんのちょこっとした手業で家庭円満・・・って事でもないか。
 でも途中で使えなくなったラップフィルムをむざむざ捨てるのもしゃくだったからなぁ・・・


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20200115:来るっ!来るっ! 詐欺メール [自分の事]

 最近、スマホへ “詐欺メール” が頻繁に届く様になった。
 自分のケータイは20年以上DoCoMo版で、昨年5月以降はついにスマホへ切り替えているが、勿論メールアドレスは維持している。
 昔からの業務関連メールはデスクトップPCに限る様に設定してるが、ケータイ版は家族/親戚/ごく一部の昔仲間に留めている。

が:
 偶然かどうか、自分には解りようが無いが昨秋からこのスマホへ詐欺メールが届くようになった。
 その特徴は
  ① 発信元が一見DoCoMoからに見えるが、実際は
     Docomo(←D:全角、ocomo:半角)
  ② 表題が “貴方のケータイお知らせ” の様になっている

 ①では字体に直ぐに気がついて “?” と感じ、②ではケータイへのメール表題には必ず自分の名前が入るはずなのに一般名になっていて “自分宛ではない” とすぐさま解る。

 本文には誘導するウェブサイト先が挿入されていて、”詳細はそこへ” とある。
 いよいよ怪しい。
 でもって自分は勿論このメールには対応せずにすぐさま削除だ。

後日談:
 行きつけの居酒屋で同じ経験をした飲み友がいて、つい誘導先ウェブサイトへ入ったら
   “貴方のケーターが3億円の賞金にあたったので
   直ぐに以下のサイトへ入って手続きを”

・・・とあって、これはいくら何でも “変だ” と気がついたと言う事だった。

 世の中、巧い話なんてあるわきゃないので、真面目に生きていれば引っかかる筈も無いんだが・・・
 “危ないところだった” ・・・ とは飲み友の話だった。
 油断ならない世の中・・・デス。


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20200114:これから ”賄賂はネット通貨” で? [雑感]

 IR統合型リゾート)なんて言い方しているが、推進側の本命は “カネ飛び交うカジノ”。
 その胴元の一角に食い込もうとする中国籍企業から “カジノ推進国会議員” 先生方へ “現ナマ” が贈られていたそうだ。

 司法取引でもって贈賄側が喋ってしまったらしく、収賄側は大慌て。
 今頃はスマホで “口裏合わせ” しまくっているのだろうか。
 それとも “揉み消し” に走り廻っているのだろうか。
  はたまた “徹底的に否定” しまくる決意を固めているのだろうか。
 そんな “バレバレ声明” を出した途端に贈収賄が明るみに出てしまった先生がついせんだっても・・・
 また例によって “秘書が勝手に” ・・・ なぁ~んて言い訳考えてんのか。

 とうとう黙り切れなくて “白状” した先生もいて、逆に “贈賄側の告白の正しさ” を証明しているので “嗤って” しまった。

それにしても:
 ¥100万程度の賄賂とは・・・矮小過ぎて “ポッカ~ン” だ。
 “その程度の先生” 方と値踏みされていたんだろうか。
 それとも “¥100万議員” 先生方の後には “大物” が控えていて10倍以上のマネーが飛び交っていたりして・・・まっさか。

ところで:
 ネットでは “フェイク・ニュース” が大流行だそうで、世界各地に散らばっているサーバー間を複雑に経由して、結局は大元に辿り着けない例が圧倒的と聴いている。
 とすれば、”ネット通貨” ならそれこそネット上で駆け巡らして贈賄証拠も収賄証拠も隠す事できるんじゃぁ?・・・オイオイ。
 “マネー・ロンダリング(資金洗浄)” も可能(?)と新聞記事にあったしなぁ・・・

 ¥一円の取り分の無い自分等一般市民には “縁の無い話” なんだが、要らぬ心配をしております。

もしかしたら:
 こんな事考えたくも無いが、FaceBook@GAFAが考え出した “リブラ” については多くの国の中央銀行筋が拒絶しているが、実用化を一番望んでいる連中の一角に国会カジノ議員先生等がいるんじゃぁないか・・・なぁ~んて。
 そうなったら我が国はおちまいだ。

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20200113:お賽銭もキャッシュレス? [雑感]

 昨年の消費増税後は、情けなくも “ポイント還元” に目がくらみ、殆どの支払いをキャッシュレス決済する様になってしまった。
 おかげでキャッシュ決済していた時に比べて “即座の暗算” をしなくなり(*1)、頭の回転鈍さが加速していやしないかと心配だ。

 また現金が財布から眼に見える形で減っていく訳では無いので “使用感” に乏しく、ついつい余計なモノまで手にとって買ってしまう(馴れていないせいかも・・・)。
 そうか、これが “国側の狙い” だったんだ・・・とは気がつくのが遅かったか。

そんな時:
 寺社の “お賽銭” についてもキャッシュレスで済ますところが出てきたそうな:
  ”キャッシュレス賽銭 - 各地の神社・寺が導入
    - 賛否両論、「便利」 でも 「ありがみない」
   (日経紙2020年1月5日

 おやおや・・・
 記憶に間違いなければ、お賽銭とは、身についた “汚れを硬貨に託して” 神仏に捧げ、神様仏様が替わりになって下さる事で身を清めて戴く・・・
 これが本来の意味・・・ってチコちゃんの番組で解説があった。

 スマホをかざしてお賽銭・・・それで身が清められるのかどうか、自分には解らない。
 でもってチコちゃんに聴いて観なければ・・・

それよりも気になるのは:
 キャッシュレス・システムを運営する企業は寺社から “使用料” を召し上げている筈だ。
 お賽銭も宗教行為の一つだから本来は無税対象の筈だが、決済会社が利益を上げる事に矛盾は無いのだろうか。
 お賽銭を集めて金融機関へ預けるのとは訳が違うし、何となく納得出来んなぁ・・・
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(*1):20180325:レジ待ちイライラッ!



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20200112:完全プロ化は無理筋(かな)?(ラグビー) [ラグビー]

 我が国では最高穂のラグビー・トップリーグ(TL)が今日開幕だ。
 W-杯日本代表で活躍した選手達がワンサカ出場するし、シーズンが重ならない南半球からも今では見馴れた大物スター選手が来日し参戦する。
 昨日開催の大学選手権決勝戦(早大vs明大戦)も新国立競技場は6万観衆満杯だったし、“しばらくは” 盛況が続くに違いない。

さて:
 今のTLでは各チームの後ろ盾には大きな企業が控えていて、Jリーグの様なプロ集団では無い事から、清宮副会長@日本協会は、昨年の副会長就任にあたってTLを一段と引き揚げて “純プロ化” する構想を打ち上げた。

が:
 待って欲しい。
 先のW杯で日本代表が大活躍した背景には、候補選手の合宿が “200日/年” 以上確保出来た事を忘れる訳にはいかない( ← 世界 “最長” 期間の合宿だ)。

 プロ化されれば利益が優先される事となり、いくら日本代表候補選手だって一年の半分を優に超える合宿に参加する事は難しい。
 そうなれば、得意技となったオフロード・パス等の高度な連係プレーの完成度は、対スコットランド戦で見せた水準には及ばない・・・事は素人でも容易に推察出来る。

 更に、TLチームを抱える企業の多くは、”企業文化の一つ” としてラグビーをとらえている様だ。
 つまりは、よく言われる
   ”One for All” / “All for One

がお気に入りなのだと想う(*1)

そんな訳で:
 せっかくの “清宮構想” だが、同意しない企業が多いのではなかろうか。
 残念ながら、Jリーグの様なカルチャーはラグビー界には当分の間、望めそうに無い・・・そんな感じがします。
 本日からは、些か複雑な思いを抱きながらTLの試合を観戦する事になりそうです。
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(*1):但し、このフレーズはラグビーがアマチュア・ゲームだった古き良き時代のもので、純プロ化が進んだ “ティア-1” ではいまや “死語” らしい。
 その証拠にプロ同士の試合終了は最早 “ノー・サイド” とは言わないで単に “ゲーム・オーバー” だ。


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