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20191231:2019年の漢字_”自分流” [ただの私見]

 毎年末恒例の話題となるが、今年は “” だった。
 “令和” からとったとされた。
 ラグビーW杯日本代表のキャッチフレーズ:”ONE TEAM” に由来して、同じ令和でも “和” の方を選ぶ人も多かった様だ。

 自分なりに選ぶとすれば、やはり今年も
    “
しかない。

“天災”:
 毎年の事だが容赦なく襲ってきた “猛暑” と “台風” の被害が半端じゃない。
 地震もあったし、首都直下型とか南関東型はいつ起こってもおかしくはないとの専門家の警告だ。

 特に今年の台風15/19号による “関東甲信圏+福島県” の被災は酷かった。
 15号台風時の千葉県南部の被災は、”県知事と県職員の危機意識の欠如” が追い打ちをかけた様で、つい最近になって提出された第三者委員会報告書でも厳しく指摘されていた。
 それでも県知事定例記者会見では、知事はどこか “他人事” の様な発言しかされていなかった。
 結局、”天災に人災が追い打ちをかけた” と言える。

 県民の方々よ、あなた方の選んだ知事はそんな方だったのです・・・なぁんて、カジノ大歓迎横浜市長を誕生させてしまった私ら横浜市民が言えた事じゃぁないけど・・・(クシュン)

“人災”:
 相変わらず総理大臣を含む閣僚を筆頭に国会議員諸先生方と中央省庁高級官僚の不祥事としか言い様のない事件が多発した。
 今年はこれに加えて “老災”、即ち “高齢者による災害事件” も多かった。
 実子殺傷事件、過失とは言えない自動車運転 “殺害” 事件等、数え切れない程だった。
 これ等を人災を言わずして何を人災と言うのか・・・ “寅さん” じゃぁ無いけど “泣きたい” よ。

"火災":
 首里城の火事、それに京アニメ放火事件等々、悲惨としか言い様が無い。
 海外でもノートルダム寺院の残念な火災があったし、今も続いているオーストラリア南東部森林火災は規模が大き過ぎて自分には理解の枠を越える程だ。

 そんな訳で自分は “災” こそが今年の漢字だと想いました。

ついでに:
 何時もの事だが、TVとか各種メディアでは今年の漢字を話題にして、各界要人に書かせた特集が多かった。
 この中で次期総理大臣候補ともされている岸*文*氏もインタビューを受けていたが、何と
  “これから一年を振り返って考える”

って申されたそうだ。

 これを聴いて自分は
   “これだから、この人は駄目なんだ”

と想った。

 何故って、何処の世界の要人とも言われる方であれば、身を置く世界の流れを常に意識し、その流れの中で切り分けて “今年がどういう一年だったのか” を考えておかなければならない。
 それでこそ “次の一手” をタイミング良く考え出し得ると言うモノだし、準備良ければ複数の引き出しさえ用意出来るってもんだ。

 なのに “これから考える” じゃぁねぇ・・・委せられない。
 こんな方が次期総理になったら大変だ。
 北朝鮮が我が国目がけてミサイル発射した瞬間でも、
   ”我が国経済水域に入ったら対策を考えよう”

なんて言いかねない。
 “ミサイル” を “雷” くらいに考えて
  ”くわばらくわばら”

って唱えなさい・・・てな事は決して言ってはなりませぬ。

最後に:
 “どうでもいいブログ” をご訪問戴き、有り難う御座いました。
 2020年が皆様にとって良き年でありますように・・・


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20191230:劣悪教諭が ”ワンサカ*2”(文科省公表) [雑感]

 何とも凄まじい時代だ。
 文科省の24日公表によると、2018年度に全国公立小中高等で “わいせつ” や “セクハラ” 行為を理由に処分を受けた教員が282名もいて、”過去最悪” となったそうだ。
 更に神戸市立小学校で教諭が同僚をいじめ抜いた様な “パワハラ” 行為。
 そんな行為の処分者は32名もいたそうだ。
 今後とも年度毎に “更新” されて行く事なのだろうか?

 わいせつ/セクハラの対象者は生徒(及び卒業生)が多く、SNSで手軽にコミュ出来る事がきっかけになっているとの指摘もある様だが、昔は “不純異性交遊” なんぞと言っていた事件が公立の小中高で “日常的” に起こる・・・って事は、質(たち)の悪い奴らが水増しされて教諭になっているんだろうな。

 教え子に手を出すなんて・・・私立校ではこんな事件が起こったら学校側は “もみ消し” に奔走しまくるだろうから、我が国全小中高校に迄調査を拡げたらどんな結果になっていたやら・・・

 何せ親は “子を人質にとられている” 様なもんだから、学校でさえ、或いは “学校が一番安心できない場所” になっちまった・・・のかも知れない。

 “家庭” と “教育” 現場こそが次の国を背負っていく世代を育む最も重要なところなのに、この有様では、我が国は “自壊モード” に入っちゃったのか・・・なんて滅入るばかりです。
 今夜の晩酌は旨くないだろうなぁ・・・多分。
 こんな気分で2019年晦日を迎えるなんて・・・”げんなり” です。

が:
 考えて見れば、自分の世代は “戦争” をギリギリで体験せず、”高度経済成長” を満喫し、世界で ”No.1” と煽てられ、”バブル崩壊” こそ経験したが、幸いな事に自分も勤務先も “直撃” は受けなかった。
 自分の得意分野に終生身を置く事が出来、それなりの論文/特許をものにし、超狭い分野ではあっても自らの名がつけられた理論モデルを残した。
 そしてなにより家族に恵まれた・・・って事等を振り返ると、存外良い時代を駆け抜けたのかも・・・環境問題等の解決の見えない難問を後続世代に残しているのは “反省” として残るが・・・(尤も反省だけなら猿も出来るらしいから、単なる “言い逃れ” ととられてもしゃぁない)。

 そんな想いを巡らしながら、さぁて、今夜の晩酌を迎えよう・・・と気を取り直したところであります。

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20191229:罵倒するだけでは解決しない(地球温暖化) [ただの私見]

 “スウェーデン少女” (16歳)の活動が主として “ヨーロッパ同世代の共感” を呼んで大きな “うねり” となり、世界中のマスコミの関心事となっている。
 おまけに “タイム誌” では2019年を代表する人物として表紙を飾った事も大きな話題になった。
 昔程の “権威” は感じられないが、それでも “世界のタイム誌” だ・・・大したもんです。

 一方、米国とかブラジル、更には中国やロシアの指導者からは、その余りの “過激” な、或いは取りようによっては “内政干渉” じみた発言が嫌われて “激しい反発発言” が繰り返されたが、マスコミは少女側についていて、批判者等は格好の餌食になっている様だ。

 自分は彼女の活動については十二分の “敬意” を表するものの、大袈裟に言えば少しだけ “疑問” が無い訳では無い。
 以下は頭の働きが単純になった “年寄りの戯言” に過ぎないので、まともには受け取らないで、 “お時間と広く深い寛容さをお持ちの方” に “限り” お立ち寄り下さい。
 少々 “過激” な部分もあります。
 m(_ _)m

1.地球温暖化の “根拠” は:
 IPCC ( 国連気候変動に関する政府間パネル;Intergovernmental Panel on Climate Change ) の報告書の結果に基づいているとすれば、些かの “疑問” を無しとしない。

 この報告書を完全に理解するには、極めて広い範囲の “地球に関わる科学” を収めている事が必要だ。
 そうでなければ、その主張している “精度”(⇔ “信頼性” と言って良いかも) を理解する事は出来そうにない(少なくとも自分には)。

 彼女にはそれだけの知識を収めるに十二分な時間的かつ経済的、更に能力があったと言う事だろうか。
 多くはこの種の専門家多数の見解を “盲目的に信じて” いるに過ぎないが、実は信じていない科学者も実に多いの現実だ。

 昨今の異常な迄の “気象現象” と IPCC の主張する “気候変動” を混同してはならない。
 両者は全く異なる現象であり、気候変動を理解するには余りに今の自然科学は “痩せて” いる。

 彼女は何処迄この報告書に信を置いているのか。
 “全てを鵜呑みにするのは危険だ” との意見も多いを事を忘れてはいけない。
 半分信じながらも、半分は “?” を抱きながら読み下す事が必要だ。

2.温暖化が真実だとした場合、その遠因に自らの “責任” を感じないのか
 仮に枯渇性資源を使いまくる事が直接原因だとすれば、その様な物質文明をもたらした遠因は “ヨーロッパ先進諸国” の植民地政策による “後進諸国”(←今では “発展途上国” と言い直されています) への侵入と資源乱掘/略奪に結局は行き着く。

 米国や中国、インド等の際だった温暖化ガス排出国指導者等を非難する前に、先ずは自らの “祖先等の責任” を認める事はしないのか。

 自分はそんなヨーロッパ人の “自戒” 報告を観た事も聴いた事も無い一方、生物多様性等々を論ずる舞台では、資源搾取された諸国は植民地政策を繰り広げた所謂先進国に大航海時代迄に遡ってその “補償” を求めているが、勿論ヨーロッパ諸国は “無視” している。

 つまりはヨーロッパ諸国は何事に於いても “上から目線” で物事を観ている訳で、過去の過ちを素直に認めないのが現実なのだ・・・なぁんて今更言っても始まらないが。

3.先ずは “貧困/食糧不足問題” 解決なのではないか
 世界には、温暖化を云々する前に、先ずは自国民に少しでも豊かな生活を保証し、かつ彼等の生命を守る事を目指さざるを得ない、即ち貧困と食糧不足を解決しなければならない国が多数あり、そこではその解決の為には温暖化ガス排出を伴う経済活動と食糧生産を優先せざるを得ないのが現実だ。

 資源/環境に “優しい” 経済活動/食糧生産が重要な事は論を待たないが、高コストが立ちはだかり、実現は口で叫ぶ程に簡単では無い。
 何よりも先ずは “無条件” 的に “食糧確保” が必須なのだ。

 恵まれた衣食住教育と福祉環境に身を置き、自らは何も生産しないで環境活動に専任する姿を自分はとても不思議な存在に想う。
 共感する同世代がどれだけ汗を流して自らの生活を律しているのか、自分は是非とも知りたい。
 もしこれがアフリカ、或いはアジアか南米の若者の主張であったら全く違った受け取りをしているのだが・・・

なので:
 排出国指導者等を罵倒する前に、生存権を脅かされている人々を支援する事の方が重要な筈だ・・・とさえ自分は想う。
 実際に国連が定めたSDGs(Sustainable Development Goals;2015年5月)の “17の目標提言” では、先ずは
  ① 貧困を無くし、
  ② 飢餓をゼロに、
  ③ 全ての人に健康と福祉を、
そして
  ④ 質の高い教育

であり、”気候変動に具体的な対策” をたてることは “13番目” に出て来るに過ぎない。

 温暖化ガス排出を伴う石炭産業が “敵” の様に糾弾されているが、これなくして経済が回転しない事情の国々もあるのが現実で、そういう国々では “はいそうですか” と言って炭鉱を閉じる事/石炭使用を止める事は出来ない相談だ(実は我が国も該当する)。

 この種の経済問題を解決するには産業構造の変換が必要で、一朝一夕に出来る事では無く、罵倒するだけでは温暖化問題の解決には至らない。

実は既に:
 石炭とかプラスチックの使用を止めるなんぞの “ありきたりの処方箋” 程度では “引き返す事が出来る臨界点”(”リターナブル・クリティカル・ポイント”) を通り過ぎ、”最早や温暖化は避けられない” とする見通しさえ在ると聴く。
 中国とか米国とか、或いはインドの経済活動を全て凍結した程の効果を持つ処方箋を現実に実現出来る筈も無い。

しかし一方で:
 温暖化原因ガスとされる二酸化炭素を化学原料として活用する “新化学” が世界中で研究されている(幸いな事に、我が国はそのフロント・ランナーの一員だ)。

 こちらの実現を可能とさせる物質文明へ転換させる活動こそが、遠くに見えて実は一番の近道と、自分は信じている。

最後に:
 お若い方々の頭脳は柔軟かつ大胆な思考展開が可能であり、是非ともこの新化学の分野を果敢に切り開いて戴きたい・・・と心より期待しております。

 本ブログは大分前に脱稿していましたが、投稿するかどうか、随分と迷いました。
 極めて少数派だろうと想いますが、こんな捉え方もある・・・とご理解賜れば幸いです。
 ご訪問有り難う御座いました。
 心よりお礼申し上る次第です。

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20191228:餃子 [食]

 こちら関東では “宇都宮餃子” が超有名で、時々は近くのスーパーに出張店も。
 今の時代だ、勿論 “お取り寄せ” も出来る。

 一言で宇都宮モノと言っても実に多種多様だが、”焼き” タイプでは共通しているのは “皮” がしっかりしていて噛み応えが良く、粉の味がジュワッと効いてくる事だろうか( ← 自分だけの感想に過ぎません)。
 “あん” もお店によって工夫されていて、味わいが豊富なのも有り難い。
 “タレ” も個性豊かだが、共通しているのは醤油ベースって事だ(他に味噌等での味付けもあるが好みでは無い)。

 が、自分はタレは “自作” で
  “真っ当” な醤油/ラー油/一味

で味を整えているのだが、ついこの間偶然に観た “孤独のグルメ”:
  原作:久住昌之、画:谷口ジロー(2017年2月11日に逝去。69歳)
  TVドラマ化:TV東京、主演:松重豊(主人公:”井之頭五郎” 役)

では、亀戸天神社(@江東区)側のラーメンやさんで
  “酢”(ベース)/”コショー”(たっぷり)/”ラー油”(整え程度)

としていたので、これは初見だった。

 “こんな味付けがあるんか” ・・・ って訳で、冷蔵庫に仕舞い込んで忘れかけていた冷凍餃子を取り出し、早速試して見た。

 “これありかっ!”

って訳で、新鮮!でしたなぁ・・・
 お馴染みのあっさり系冷凍餃子でさえ・・・でした。
 つくづくと、味の世界・・・って広いんだなぁ。
 恐れ入りました・・・って感じでしょうか。

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20191227:事務次官事件を自己流に考えると・・・(経験論的官僚論) [ただの私見]

 つい最近の事、重要な省の事務方トップを務める事務次官 “主演” 事件が2件あった。

1.農林水産省編
 20年近く前に務めていた熊澤元次官が実の息子を刺殺して “懲役6年” の実刑判決が出たが、何と “保釈” された。

 どんな事情があったにせよ、人を殺害しておきながら実刑6年というのも驚いたが、保釈には驚きを通り越して呆れた。

 地裁は認めなかったが高裁が認めた。
 例の “地裁の分際でちょこざいなっ!” って訳だ(*1)

 弁護側の控訴理由は解ると言うモノだ。
 つまりは “弁護士の正義” とは “社会正義” を意味する訳では無く、”被告/被疑者の利益” だけだからだ。
 が、判決が確定する迄の間に何か重大な事故/事件が起こった場合、保釈を認めた高裁判事の “責任” は問われ得るのだろうか。

 更に家庭内暴力沙汰を抱えているご家庭はたくさんあろうが、同じ様な事件が起こっても今回が事例となって “僅かな刑期” で済ませられる事も今後十二分に考えられる。
 何故なら、裁判判決は “前例踏襲” に依るところ極めて大だからで、極論過ぎるのは十二分に承知していながら、”やむを得ない事情殺傷事件” を “押している” 様な感じさえ受ける。

 因みに一審判決が言い渡された段階で控訴するとの報道だ。
 何ともおかしな事だ・・・と想わざるを得ない。

2.総務省編
 鈴木事務次官が例のJPかんぽ生命保険不正勧誘事件に関わる省内トップ機密(懲罰)情報をJP側トップへ漏洩した事がバレてしまい更迭された。

 JPトップが総務省次官OBの行き先の一つで、今回に限らず “昔からの伝統” なのだ。

 次官は大臣/副大臣の “次” との意味合いだが、実際には省独特の知見/経験をふんだんに持ち合わせていて、世渡りにも長けており( ← でなけりゃぁ次官に昇りつめない)、頭脳明晰/高 IQ の持ち主で、ずる賢く、国会の先生方なんぞ腹の底では “屁” とも思っていないのが通例で、普段は省内で “やりたい放題” に振る舞っている筈だ。

 大体が中央省庁の課長クラス以上になると、自省で如何に昇りつめるか、嫌な言葉だが “下る” とすれば少しでも財政豊か所管先法人を渡り歩いて退職金を稼ぐかが主要関心事となり、日本の将来なんぞには関心が無い奴らが殆どだ。
 そんな訳で自身の “人事評価” には極めて敏感で、その権限が政府側に握られている今の状況では “忖度” が罷り通り、服従する “振り” をしているに過ぎない。

 今回は高市早苗大臣が毅然とした態度で対処したので更迭となったが、いい加減な陣笠大臣なら “まぁまぁ” ・・・ って “誤魔化し人事” で済ませた事だろう。

 或いは、意地悪な深読み・・・って言うか、邪推すると “桜疑獄事件” では政府側の “ちょんぼ” だらけだったので、ここではしっかりした懲罰人事を実行して私ら国民の喝采を得ようとする “深謀遠慮” なのかも・・・まっさか? ね。
 ここは高市大臣を信頼しておきます。

 加えて、公益/一般の財団/社団法人に限らず、中央省庁OBの行き先では現役時代の人脈を利用して公募事業に有利に応募できる仕組みだから、これは何も総務省に限った訳では無く、何処の省庁でも同じ筈だ。

 そんな/こんな事が今回事件の背景にある筈だ・・・と自分は考えます。
 つまりは “この種の事件は今後も起こり得る” ・・・ と言う事なのです。
 久し振りの “経験的官僚論” でした(*2)
-----
(*1):こんなブログ投稿投稿しています:
 20191217:これでは殺害事件は無くならない
   (被害者に寄り添わない司法)

(*2):実に久方ぶりでした。
 前回は
  ”20180428:何故に事務次官の不祥事が起こるのか(経験論的官僚論)
でした。


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20191226:かんぽ’生命保険(我が家の場合) [自分の事]

 一週間程前の18日に開催された不正勧誘事件調査結果についての記者会見の席上、JP経営トップは責任の取り方に関わる質問に対して “ぶちゃ切れて” しまい、翌日の朝のワイドニュースでは
  - JPグループは要するに “詐欺集団” まがいで、
  - トップは今回の詐欺的勧誘を “悪いと想っていない”

証拠だ・・・と糾弾しているコメンテーターもいた・・・大いに納得する部分も。

 我が家では、ワイフ殿がかんぽ保険に加入していて、問題になっている期間に新タイプへ切替勧誘を受けた事があった。
 その際、説明に5名程が大挙して狭い我が家に来たそうだ。
 “そうだ” と言うのは自分は外出していて不在だったから。

 “くどくどした” 説明だったようだが、ワイフ殿は毅然と断ったら、”ここは手強い” と感じたのだろうか、諦めて帰ったそうだ。
 今は昔、”押し売り” って奴がいた。
 初期の “サザエさん” にもよく “出演” していたっけ。
 そんな感じだったらしい。

で:
 我が家では、昔から何事も勧誘に対しては先ずは敷地内に入れる事は原則無い。
 あっても基本、玄関先で対応して、家の中には入れないで立ち話だ。

 こっちの承諾無しに入り込もうとしたら
   “その行為は家宅侵入に相当するが、それを承知か”

と問い糺すイヤらしさを常とする。

加えて:
 後々に “言った/言わない”、”聴いた/聴かない” の言い争いが起こらない様にケータイを差し出して “録音” を承知させてからにしている。
 勧誘には金融商品とか保険、宗教等々、実に多岐に渡るが、録音を条件とすると “ほぼ全て” が早々に退散する。
 受け身では、世知辛過ぎてきた世の中、渡れない・・・そんな時代だ。

因みに:
 郵便配達の方は何時も親切なんだがなぁ・・・
 保険となると、とたんに血走った人間が来る様です。

ついでに:
 どうやらJP側トップは "総務省+α" の力によって退任させられるとの報道だ。
 後がまは、何と元総務相で先の都知事選で自民党推薦候補に担がれた輩だ。
 都税の一部を召し上げて地方交付税へ廻すとか、消滅自治体予言等でお騒がせした方だが、自民党はちゃんと都知事選での "借り" をこう言うところで返すんだなぁ・・・と感心?
 でもこう言う人脈で動く政治ってイヤだな。

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20191225:聴く耳持たぬ(林文子横浜市長) [ただの私見]

 2年前の市長選では “隠していた” IR(統合型リゾート)施設導入構想の表明をした林文子横浜市長 (*1)住民説明会が始まっている。
 広報誌も IR、即ちカジノ で “如何に金儲けが出来るのか” の一色で呆れかえる。
 どこからそんな甘い見通しが出て来るのか、その根拠説明は一切無い。

 が、この構想にカネ目当てで賛成しているのは斜陽になった地元経済界を牛耳る市商工会議所辺りが中心で、市民の90%は反対だ。

 この説明会は市長側の一方的な根拠の無い構想表明に過ぎず、参加者からの質問に対しては紙に書かせたモノを司会者に読ませて市長が持論を展開するだけで、応答は皆無だ。

 選挙で欺した市民相手では “聴く耳” を持てない・・・アリバイづくりの意味しか無い住民説明会だった。
 これが横浜市の現実だ。

 市議会与党の自民党/公明党は導入に賛成だから、議案が提出されれば採択されてしまう。
 市長リコール署名は始まっているが、市民数が巨大過ぎて所定期日以内に整える事は至難に近い。
 市議会選挙はずっと先だし、とりあえずは市民税をIR導入反対市長の時代になる迄は滞納したい・・・とさえ想ってしまう(可能なら)。

おまけに:
 折しも、IR-導入促進の先頭に立つ国会議員が東京地検特捜部による事務所捜査を受けている最中だ。
 報道によれば、参加意向を持つ中国籍企業の外為法違反に絡んでいる様だ。
 やはりと言うか、私ら一般庶民には
    “カジノにはダークマネーが付きもの”

の印象だし、横浜の場合もそうなんだろうか・・・とさえ邪推してしまう。
 それ程に林文子市長への信頼は薄れている・・・90%の市民からは。
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(*1):20190827:横浜市長に “騙され” たっ!(怒)

humiko

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20191224:表現の ”自由” と ”制約” [雑感]

 少し大袈裟な表題ですが、なぁに、中身は薄っぺらです。
 回顧2019-美術編で
   “自由な表現 どう支える
なる記事が目に付いた(出自:日経紙2019年12月10日付け朝刊文化面)。

 この中で、8月の
   国際芸術祭 “あいちトリエンナーレ2019”
     - 企画展:表現の不自由展・その後
     (@愛知芸術文化センター等)

が開幕3日で中止された “事件” が回顧されていた(記事署名者:編集員 窪田直子氏)。

 その経緯は皆様ご承知の通りで、今更ここで繰り返す必要はなかろうと想うが、
  ① “表現の自由を踏みにじる行為” に厳しい目が注がれている

・・・と国内外からの抗議事例を紹介した上で、
  ②美術館や芸術祭という表現の場に関わるすべての人の “覚悟” を問う機会になった

との結語じみた内容だった(上記で ” ”:当方加筆)。

 “表現の自由” は憲法で保障された人権ではあるが、”無制限” かつ “無制約” では無い。
 表現者の “自己規律” を必要とする。
 従ってこの記事にある “覚悟” とは具体的に何を意味しているのか。

 メディア側は、政治家の発言や文化庁による交付金停止等の圧力を非難する一方、従軍慰安婦像や昭和天皇を題材とした表現者の “何処に自己規律があったのか” について “どう問う事をしたのか” ・・・ 記載は無かった。
 要するに、”何もしなかった” と言う訳だろう。

 事は “生きる権利” とは異なる。
 “問題提起” だけではなぁ・・・
 自分の様な頭の回転が “とろく” なった年寄り読者も多い事だ。
 もう少し論点整理して “**すべき論” を展開して欲しかった・・・です。


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20191223:揺るがない二人(Mr.イチロー@ベースボール&具智元選手@ラグビー) [雑感]

 14日付けスポーツ紙面@日経紙には二人のエピソードが掲載されていた。

1.Mr. イチローが “研修” - 学生野球 “指導資格” 回復
 その類い希な功績と人柄によって日本野球機構の計らいで研修を受け、学生野球指導資格を得る見込みだという。
 伝え聴く彼の信条からして日本の “プロ野球” へ復帰する事は皆無とは想っていたが、学生選手への指導資格を回復し、彼の想う “ベースボール” 選手を育てるつもりなのだろう(因みに、野球は農耕文化/ベースボールは狩猟文化論ってのがあるそうな)。
 政府からの国民栄誉賞打診も “見事な迄に辞退” された由・・・受けたら自分の印象もがらっと変わっちまったが、やはり “見事な迄にぶれていない”。
 政府は全く彼の事を理解していない・・・としか言い様がありません。

2.具 智元選手が “日本国籍” を取得
 先のラグビーW杯で “プロップ@桜の戦士” として大活躍した。
 彼無くして “ベスト8” 進出は無かった程の要の選手の一人だった。
 国籍は韓国のままだったが、ラグビー国際ルールで日本代表となった訳で、”ONE TEAM” を実現した一人と言って良いだろう。
 日韓関係が冷え込む中で、”日本ラグビーで生き抜く” と言う信念無くして国籍を変える事は無かった筈だ。
 これからも活躍を期待するばかりです。

 お二人からは、筋の通った人は依って立つ芯がぶっとい・・・そんな感じを受けました。
 自分にはとうてい出来そうに無いって訳で、遙かに年下であるがこう言う人を尊敬する。


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20191222:梅宮辰夫さん 逝く(俳優) [故人を悼む]

 この12日に逝去。 享年81歳。

 東映現代劇スターご出身で、”番長” シリーズとか “任侠者” で活躍される一方、お若い時から病魔に襲われ続け、闘ってこられた方だ。
 松方弘樹さんが二年前に不帰の旅立ちをされた時(*1)、本当に悲しそうな顔をされていた。
 自分は映画ではお目にかかれなかったが、TV番組で “料理” とか “釣り”、”芸能人格付けチェック” 等で拝見している。
 “隠し事が出来ない” 素直な性格が滲み出ていました。

 TV追悼番組では昭和の大スターとありましたが、確かに時代を形づくられたお方でした。
 黙祷。
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(*1):こんなブログ投稿していました:
  ”20170126:松方弘樹さんを悼む


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20191221:中村哲氏 逝く(”NGOペシャワール会” 現地代表医師) [故人を悼む]

 12月4日にアフガニスタンにて何者か等の銃撃を受け逝去。 享年73歳。

 衝撃の報道から11日の葬儀(@福岡市)迄を痛ましく見守る他無かった自分ですが、遅まきながら心よりご冥福を祈ります。

 現地でも感謝され続けたこの様な人道活動家が何故に襲撃を受けたのか、腑に落ちない。
 神が存在するのなら “何故このような惨劇を招かせたのか”、 問いたい気持ちで一杯です。
 神はお答えになる必要があると・・・自分は想う。
 ただただ黙祷。

少しだけ “気になる事” が・・・:
 ペシャワール会は中村氏の意志を継いで現地で医療及び灌漑等人道活動を続けるとの事だ。
 医療活動には全く問題は無かろうが、気にかかるのは襲撃犯等は灌漑工事絡みの “水利権” に関わっているらしいとの現地報道だ。
 この報道がいかほどの信頼性があるのか、自分には知る由も無い。
 が、”水” はそれに恵まれない地域にとっては “死活問題” に直接つながる。
 中東諸国の様に原油で潤ったマネーで海水淡水化プラントが整備された地域/国ならまだしも、そうでなければ河川水を利用する事が主体となろう。
 日本程に雨水が豊富で河川が身近にある国は数少ないと想われるが、恵まれない地域では上流側の河川水の利用は下流側への影響無しには行えない。
 実際、メコン川では上流国/中流国/下流国間で争いがあると聴く。
 想わぬ軋轢が生じない事を祈るばかりです。


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20191220:少しだけ解った?(”ボヘミアン・ラプソディ”) [自分の事]

 ほぼ一年前に世界的に大フィーバーした
   映画:”ボヘミアン・ラプソディ

では、ロックバンド ”クイーン” のボーカリスト “F.マーキュリー” の半生を描いたのだが、自分にはこのロック自体が良く解らなかった(*1)

 “E.プレスリー”、及び所謂 “オールディーズ” と、 “カントリー” をこよなく愛する自分にとっては、クイーンは馴染みが薄いバンドであり、曲自体の理解からはほど遠いところにいた。

ところが:
 この時期になると今年の回顧が特集記事となるのが普通で、日経紙が “音楽” を回顧していた:
  “回顧2019 音楽
    - ロックを古典化、若手台頭
   出自:日経紙2019年12月11日付け朝刊文化面
   (記事署名:吉田俊宏氏&岩崎貴行氏)

この中で、ボヘミアン・・・には
  “ママ、僕は一人の男を殺した ; Mama, just killed a Man

ってのがあって、自分には “何を意味しているのか” 解らずじまいだったのが、この記事では
  F.マーキュリー自身が同性愛に目覚めた時点で、それ迄の自身を指している

と理解するとあった。
 つまり、殺した相手は、即ち “目覚める前の自分” だったぁ?

 成る程・・・こう来たかっ!
・・・って感じで、モヤモヤ感がすぅーっと薄れて行く様だった。

 うぅ~ん、こう捉えるのだとは少しも気がつきませんでした。
 他のところの歌詞も何となく解りかけてきた・・・様な気がしてきました(?)・・・です(!)。
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(*1):こんなブログ投稿していました:
 ”20190106:正直言って自分には・・・(”ボヘミアン・ラプソディ”)

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20191219:腹いせ-その2(後期高齢者医療費アップ) [ただの私見]

 昨日ブログに引き続いた “腹立ち紛れ/ぶちゃ切れブログ” であります。
 支離滅裂気味ですのでご留意下さいませ m(_ _)m

 負担原則10%の後期高齢者医療費が、所謂 “団塊の世代” がそうなる2022年度から20%へ “↑” する事になる様だ。

 これが不祥事やまない厚生労働省や説明責任を果たさない政府+与党が企むモノでなかったら、自分はむやみに反対しやしない。

 が、公職選挙法に抵触した大臣等の雲隠れを黙認し放置したり、税金を私物化した “桜疑獄” が典型的だが、長期政権に馴れきり、堕落しまくる政府/中央省庁/与党の政策なので、これは素直には賛成しかねる。
 了見が狭く、心の枯れた自分には実に腹立たしく、反対せざるを得ない。

 一介の老人が反対を叫んでも何にもならないが、唯一の残された反撃手段(⇔つまりは “仕返し” ですね)は選挙の時の “投票先の変更” だ
 次回の選挙の時、自分にとっては “初めて” になるが、これ迄とは違った選択をするっきゃ無い。
 そんな感じです。

因みに:
 英国では、伝統的に労働党必勝地域でさえ今回のブレグジット選択選挙では保守党圧勝だった。
 我が国で医療制度の在り方が次回選挙の焦点の一つになるに違いないから “風向き” は瞬時に変わるぞ。
 今の与党には不退転の(?)覚悟が必要だ。
 何せ年寄りはいつも “投票率” が高い。
 自分も必ず “投票する”。
 投票する時にはこの “医療費問題” を必ず意識する。
 でもって、”早く来い来い、総選挙!

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20191218:腹いせ(銀行口座維持有料化への対応を考えて・・・)

 ついに・・・って言うか、銀行口座を維持するだけでお金を取られる時代になりそうだ。
 つまりは今の超低金利時代、お金を預ければ “それだけで減ってしまう” って事になる。

 大手銀行首位の三菱UFJ銀が検討を始めたとの報道があったが、それじゃぁって言う訳で他の都市銀も地方銀も三菱に倣え・・・って事になりそうだ。

 なにしろ、その前身であった東京三菱銀は、大型金融破綻対策として政府が1999年3月に大手銀行に対して実施した “公的資金による資本注入” を “拒否” した程の見識を持った唯一の銀行だ。

 その銀行が検討開始・・・これは影響が大きい筈だ。
 まぁ、そこ迄に銀行の経営が万全では無くなってきた・・・と言う事なのでしょう。

 誰でもそうだと想いますが、自分も複数の大手銀&郵貯に口座(普通&定期)を持っている。
 決して意図的・・・と言う訳じゃぁなくて、引っ越しのたんびに一番近い大手銀支店で口座を作っていた訳です。

 近い将来に持っているだけで有料となるのであれば、電気/水道/ガス&カード決済口座を一本にまとめ、他は全て解約しよう。

 そして他の金融機関等の元金保証型投資とか一括払込型生命保険等へ振り向ける事にしよう。
 何故って、自分の定期口座は退職金をそのまま預けっぱなしだが、全く利息が付かない一方、生命保険会社の方では10%超だ。

 こうして改めて見直してみると銀行口座なんてバカバカしいったらありゃしない。
 口座維持有料化の話は良いきっかけになったのかも。
 成る程、”銀行業は必要だが、銀行は不要だ” ・・・ って時代の到来だ。
 早速整理にかかりまする。

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20191217:これでは殺害事件は無くならない(被害者に寄り添わない司法) [ただの私見]

 最近の司法の判断には自分の様な一介の市民には理解出来ないケースが多い。

 一人や二人を殺害しても極刑を科す判決は殆ど出ない。
 裁判員裁判(一審=地裁)で死刑の判決が下されても必ず二審(=高裁)でひっくり返される。
 裁判員に選ばれた市民は苦渋の末に判断をされた筈だが、それが一向に尊重されずに一方的に上級審で否定されるのでは裁判員裁判制度の意味が無い。
 庶民感覚を判決に活かす事が裁判員裁判の趣旨だからだ。

 被告人の人権が尊ばれるらしいが、おかしな論理だ。
 尊ばれるべき人権を犯されたのは被害者側であり、彼の、或いは彼女の人権が無視された事が裁判官等によってどっかへ持って行かれてしまっている。

 裁判官の判断は何時でも “前例踏襲” が原則だ。
 地裁で画期的な判決が出ても上級審へ行けば “地裁の分際でちょこざいな” って訳で殆ど確実に覆される。
 仮に高裁で新たな判決が出れば最高裁へ持って行かれ、新たな判決が否定されるケースが多く、新たな判例は出番が殆ど無い。

 そんな訳で、残忍な殺人事件であっても、この原則とかで有期刑に変更されるケースが続出している。
 過失であろうが傷害であろうが、また殺意があろうが無かろうが、被害者の基本人権が抹殺され、遺族にとってはその無念さは変わり様が無い筈で、こんな前例踏襲では納得出来ずに浮かばれまい・・・と想う求刑/判決が多い。

さて&ところでだが・・・:
 我が国の依って立つ究極の決め事は “憲法” だ。
 改憲/非改憲は国民の選良である国会議員の議決とそれに引き続く国民審判で決めれば良い。
 しかしながら今の内閣は、憲法学者の多くが異論を唱えていたにもかかわらずに憲法9条の “解釈を変えて” 集団自衛権を認める閣議決定を行っている(2017年7月1日)。

 国として最終的かつ最高度の拠り所である憲法ですら世界情勢/趨勢に対応して “現実的” に解釈を変えているのだ( ← 良いか悪いかを別として)。

 とすれば司法に於ける前例踏襲法則も、被害者に寄り添い、国民の多数の考えに寄り添う現実的判断へシフトしてしかるべきだと想うのであります。
 甘っちょろい判決を下す裁判官を裁判できないのが残念でならない。

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20191216:吾も被害者?(神奈川県公文書ディスク流出事件) [雑感]

 個人情報を含む神奈川県公文書電子データーを収めたハードディスク更新の際、廃棄を請け負った企業従業員が密かに盗み出してネット・オークションで転売していた事件が発覚。

  神奈川県⇒(廃棄/更新処理処分委託)⇒
    富士通リース社@東京⇒(廃棄処分丸投げ)⇒ブロードリンク社@東京

の経路を辿り、担当したブロードリング社員が悪事を働いた

 県としては古いディスクの方は “初期化” して廃棄処分委託としたらしいが、”単純な初期化” だけでは記録した全ファイルの削除には至らない事は情報技術者でなくとも現在は常識なのだが・・・

 一部は回収出来たらしいが、未回収分が大分あり、県民は怒っている(含・自分)。
 各個人データーが登録されていたハードディスクが未回収だったかどうか、県から通知があるとの事だが、どうなるのか。

 合わせて県は “再発防止策” を検討と言うが、万全を期す事は困難だ(はっきり言えば出来っこ無い)。

 何故なら、セキュリティシステムがどんなに厳密に設計されていても、それを運用するのは人間だ。
 結局は扱う人間のモラルに依存してしまう要素が “必ず” 残る。

 今回の事件は、実は同様事件が既に方々で発生しているのでは無かろうか・・・とさえ想ってしまいます。
 些か人間って言うか、自治体職員の無責任体質に大不信を抱く。


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20191215:公文書BkUp版を “直(ちょく)” したらどうなるのか? [雑感]

 例の観桜会事件と言うよりも、識者に倣って言えば “桜疑獄” だが、参加者名簿電子データーのバックアップ(BkUp)は公文書にあたらない・・・菅 彰久内閣官房長官がおっしゃっちゃったそうだ。

 ヤバくない? これって・・・

だって:
 公務員には許可無くして公文書を明かしてはならない守秘義務があるが、BkUp版なら守秘義務違反にはならない・・・って事になる。

 それじゃぁ・・・って訳で “文*砲” なんぞの良い餌食になっているのではなかろうか。
 内閣府や省庁には皆が皆 “忖度派” とは限らず、今回の末期的な事件を苦々しく想っている役人が多数いるに違いない(。そうでも期待しないと我が国は “おちまい” だ)。
 そんな人が密かに、あの吉本興業所属の芸人等と同じようにスクープを狙っているライターに “直” (ちょく)したら・・・なんて事があったらどうなるのだろうか。

 こんな原稿を書きっぱなしにしていたら、どなたかのブログで同じ主旨の事が・・・(>_<)
 考える事って同じなんだなぁ・・・と(決してパクリではありません)。


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20191214:無断キャンセル@飲食店 [雑感]

 大人数の飲み会予約をしながら “無断でキャンセル” ・・・ 最近は飲食店側が反撃に出て民事訴訟を起こして損害を勝ち取るケースが出てきており、更に悪質な場合には逮捕されて刑事裁判にかけられるそうだ:
  “とりあえず予約 落とし穴” 宴会無断キャンセルで損賠も
  飲食店、悪質客に対抗
   (出自:日経紙2019年12月2日)

 軽い気持ちで “とりあえず予約だけでも” しておこう・・・でもって予約した事を忘れた、飲み会が中止になって取り消しを忘れた・・・等々が理由とあった。
 中には嫌がらせも。

 呆れた。
 予約には “実行責任” を伴う筈だ。

でもなぁ・・・:
 我が国では国民の選良である筈の国会議員の諸先生方なおもて不祥事の説明責任を果たすと明言しながら雲隠れ/言い逃れして果たさない。
 “いわんや一般国民をや” ・・・ って事ですかねぇ・・・
 嫌な時代になりました。

もう一つ呆れた事:
 12月9日のTBS夕方のニュース番組で冒頭引用した記事をまるまるパクった特集をやっていた。
 更に驚いた事には追っかける様に12日の昼間のワイドニュース番組でも繰り返しの取り上げ(がっかりだよ、恵さん ← この番組のMC)。

 引用記事は日経紙。 なのでTV東京なら同系と言う事で解る。
 が、TBSは毎日新聞社系だ。
 こんなにも同じ内容のニュースって偶然とはあり得ない・・・そんな感じでした。

 今や他社ネタを平気で知らんぷりしてTVで流す時代らしい。
 報道業界のモラル低下も “ここに極めり” の感じで、これも嫌な “時代感” ですねぇ・・・
 そう言えば毎*新聞社は購読者数激減の煽りを喰って支局の統廃合が進み、取材しそこなったネタはTV番組を基に・・・ってジョークもあったそうだ。
 そんなブログ@ソネブロがつい最近にありました。


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20191213:IT-専門家は嗤う(電子ファイル復元@桜疑獄事件) [雑感]

 国会が閉会してしまうと “今更感” が強くなるが、最近になってやっと飲み友でもある IT- 技術者に話を聞く事が出来た。
 つまり、"桜を見る会"( "観桜会"。今や “桜疑獄事件” と言う識者もいる)での
   “名簿ファイルの消去/復元問題

についてだが、これでは生々しすぎるので、一般論として
   “PC上のファイルを削除した時の復元可能性について

とした。

1.ホーム画面上の “ゴミ箱” へ移動しただけの場合:
 ゴミ箱のプロパティを開いて “元へ戻す” とすれば完全復元可能。
 これは誰でも経験済みの筈だ。

2.”ゴミ箱を空” にした場合:
 PC上のファイルは一般にその中身を連続して記録している訳では無く、断片化されていて一般にはディスク上の “あちゃこちゃ” に散在し、それぞれが “紐付け” されている。
 ゴミ箱を空にすると言う事は即ちその紐付け部分を消してしまう事で、中身を全て消去している訳では無い。
 “復元ソフトウェア” を使えば、空にした “直後ならほぼ完全に復元出来る” が、PCを使い続けていると紐付け部分を消された中身部分が上書きされていくので、完璧な復元は難しくなる。

しかしながら:
 ネット上の複数PCにオリジナル・ファイルの残骸が残っていれば、ネットを介して復元する事も可能だが、可成り高い専門的技術を要するものの、それなりの専門家なら出来る。

3.”完全消去ソフトウェア” を使った場合:
 復元出来ない。
 通常はこの種のソフトウェアはPCを廃棄等処分する場合に使われる。
 つまり、
   “平常時に使う” と言う事は、決して “残してはならぬ”

と言う事情があった場合に限られる。

 こちらの問いかけの真意を覚った彼によれば、このような特殊な消去ソフトウェアを本当に使ったとすれば、桜疑獄事件名簿は覗かれては一発アウトの “ヤバすぎる” 情報がてんこ盛りだったと言う事でしょう・・・と嗤っていました。
 更に、完全に復元不可能とする最適の方法はファイルを記録しているディスクを “物理的に破壊” する事です・・・とも。

更に更に:
 海外には凄腕のハッカー達がいるもんで、彼等なら内閣府ネットへ入り込み、役人等のPCを網羅的に調べ尽くすなんて簡単にやっちゃうんじゃぁ?・・・とも(ギョッギョッ!)
 でも日本語解らない筈だから、そこ迄の懸念は無いでしょうとも。


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20191212:井上真樹夫氏逝く(声優) [故人を悼む]

 11月29日に逝去。 享年80歳。

 何と言っても人気アニメ “ルパン三世” の “石川五ェ門” 役で知られた存在だ。
 が、自分の世代だと “花形満”@巨人の星、息子の世代だと “ハーロック”@キャプテン・ハーロックが直ぐにも想い出すのではなかろうか。

 ハーロック “モノ” では何と “LP盤” が押し入れの中に仕舞い込んでいるままの筈だが・・・でも今となってはどういう調べだったのか・・・
 黙祷。


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