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20200624:新築すると決まって ”転勤”(務め人宿命?) [雑感]

 かって務め人の多くにとって "転勤" は避けられない人事だったが、最近は会社事情も変わってきた様だ:
  ”基幹人材も転勤なしに
   - AIG社、希望の勤務地選択
   - 組織運営知恵でカバー
  (日経紙:2020年6月9日付け朝刊・働き方イノベーション紙面)

 自分の現役時代は、人材(orスキル)育成と組織活性化(新人投入によるマンネリ打破)の両面から所謂 "学卒キャリア組" の定期的な転勤は当たり前の人事だった(雇用形態 = "メンバーシップ型" )。
 が、最近は "ジョブ型" と言って職種/業務内容を選び、勤務地固定/無転勤型を採用する企業も出始めたそうだし、希望する若手も多いとの記事内容だった。

 自分は研究所勤務で、開発素材の工業化試験に際しては工業所に長期出張する経験は何回もしたが、転勤は無かった。
 今になって振り返ると工業所勤務も経験したかったかなぁ・・・との想いもある。

ところが:
 務め人も40歳代になると家庭を持ち、子供も設けて、社宅から会社補助を受けて手に入れた新築家屋へ引っ越すケースが出て来る。
 そんな時に決まって当人に "転勤辞令" が下りる事がよくあった。
 "せっかく家を持ったのに" ・・・ って嘆いても仕方がなかった時代だったです。
 それこそ能力次第なのでしょうが、無転勤型職種に魅力を感じる方々がいる事にも解る気がすると言うもんです。


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