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20220929:お断り出来んのか(熱低&台風) [雑感]

 今年も猛烈な暴風雨による甚大災害をもたらす台風がこれでもか*2って言う風にこの列島を襲ってきた・・・10月に入っても油断出来そうに無い。
 9月17-19日の3連休を狙った14号。 ここ迄は "関東直撃" は無かったけど、同じ週の後半、次の15号が襲ってきた。
 3年前の15号&19号は凄まじく、我が家の屋根瓦が数枚吹き飛んじゃったり、塀代わりの植木が倒れたりした。 そんな訳で今回の15号にも当初は似た様な進路予測がされていたので "いやぁ~な" 感じがしていた。
 これは横浜に住んでいる当方としての想いに過ぎないのだが、この15号は24日09:00頃には東海道沖合で温低に変わり、以後の直撃は無かったのでホッとした。 一方で、静岡県では記録破りの豪雨に見舞われた地域が報道されていて、いくら "地域エゴ" と言っても、ここ迄も被害が広がっている報道を観聴きすると気持ちは複雑だ。

ところで:
 こいつは小笠原諸島すぐの南方で発生した熱帯性低気圧(熱低)が急速に発達したもんだ。
 台風と言えば遙か南方の海洋で発生する・・・のがこれ迄の常識だったが、近年は海水温が日本近海でも27℃以上あり、熱低が発生しやすい傾向があって、台風が誕生後に素早く列島へ上陸する・・・とは気象庁や気象予報士の言だ。 海水温の上昇は魚群の回遊に影響を与えるし、良い事は見当たらない。

 科学技術がどんなに進んでも台風の来襲・・・お断り出来ん
 仮に海水温の上昇が、今で言うところの所謂 "地球温暖化" の現れとすれば、解決は覚束無い・・・少なくとも自分等が旅立つ迄には・・・
 老生の記憶違いで無ければ、温暖化どころか、今は昔に東*大学生産**研究所のエラい教授が試算されたと言う "リターナブル・ポイント"(温暖化防止対策によって地球平均気温の上昇が抑えられる時期)は可成り前に過ぎ去っていた・・・って聴いた事があって、むしろこのままなら "地球灼熱化" に向かう可能性すらある・・・そんな講演を聴いた事を想い出しました。
 灼熱化・・・こりゃぁ "地獄" だ。
 が、今の寒冷地帯や北極海は穀倉地帯になり得るし、平常航海可能な海洋となり、これ等で恩恵を得る国もある・・・ので、1.5℃宣言の実現には相当高い障壁が見込まれるのでは無かろうか。
 絶滅寸前の昭和世代人種である老生の様な者でも心配するのデス。