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20181110:僕はどこからきたの?(又吉さん’ヘウレーカ!) [雑感]

 恐らくは歳を経た “せい” だと想うのですが、柄にも無く “日本人の成り立ち” に関心を持ち始め、ネットとかTV番組とかで、また書籍を通して何時のまにか “篠田謙一” 氏の “ファン” になっていた。

 氏は、現在は国立科学博物館で “分子人類学” に取り組んでおられる研究主幹。 遺跡から発掘された古代人の骨等からミトコンドリアDNAとかY染色体DNAを採取し、そのゲノム分析を通して日本人の渡来系譜をお調べになっている第一線研究者のお一人。

 先月(10月)31日にNHK’Eテレ”又吉直樹のヘウレーカ!”で主題のテーマの下で同氏が出演されていた(”ヘウレーカ” = 古代ギリシャ語で、”解ったぞっ!”の意味 ← アルキメデスが彼の名が付いた原理を見つけて叫んだとの言い伝えで知られている)。

 縄文人の渡来履歴とか弥生人との混じり合い等、最近のご研究成果を素人向きに易しく解説されていた。
 が、驚いたと言うか、自分が知らなかっただけなのか、又吉直樹さんの篠田氏等学究徒の方々のと会話が極めて “まとも” で、普段からの勉学・精進から来る “素養” を感じた。
 失礼ながら・・・と言っては偏見になってしまうのですが、とてもお笑い芸人のレベルとは段違いの印象を受けてしまったのです。
 この方、進む路、間違ったんじゃ?・・・なんて余計な事想ってしまいました。

 そう言えば我がワイフ殿が “火花” を読んでいたなぁ・・・一度目を通してみますか。


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20181109:新発見?(”オリーブ・オイルがけ” 納豆) [食]

 つい先日の事。
 オイル・サーディーンをつまみにして極辛白ワインを味わっていたのですが、あの平べったい缶詰にぎっしり詰まったイワシを食べ尽くしたらオリーブオイルがたっぷりと残っている。

 自分の年代なら多くの方がそうでしょうが、このまま捨てるのはもったいない・・・なんて想いながら少し焦がしめに焼いたバケット(棒パン)を浸しながら摘まんでいたが、まだまだ残っている。

 何かに漬けてやるか・・・冷蔵庫の中を見たら賞味期限を遙かに越えた納豆パックがあった。 瞬間ひらめいて醤油の替わりに残ったオリーブオイルをかけたらこれが意外にも・・・

 ワインに合う筈も無いんだが・・・酔いの回った舌が無頓着だったんだろうか? 何かメチャクチャ ・・・ (>_<)


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20181108:こりゃぁ “ヤバっ!”(血圧降下剤飲み忘れ) [自分の事]

 先週のある日の事。
 恒例となっている昼食後の血圧測定
 “上” が経験した事無い程に高い。 繰り返し計っても高い。
 おかしい。
 血圧計の電池が切れかかっているのか?(一度経験済み)・・・電池マークを観るとそんな事は無い。
 こりゃぁいかん。
 
 その内、もしや “朝食後に薬を飲み忘れた” か?
 次回定期検診迄の日数と残っている錠剤数を比べても解らない(一週間分ほど余裕をみているので)。

 うぅ~ん、・・・解らん。
 でもって、”飲み忘れた” んだろう・・・とかってに判断して摂取。
一時間後に計ったら平常の家庭血圧値に戻っていた。
やっぱり、飲み忘れていたんだ。

 ついにここまで忘れっぽくなったかっ!・・・以後、必ずメモを取る様にした。
 そこでふと “想い出した”。
 自分は “一日三失OK制度”、つまり “一日の物忘れを3件迄許す” と決めようとしていたが、物忘れした事自体を忘れたらどうする・・・その対策が解ったら実行に移そうと決意していた(*1)

 そこで、必ずしなければならない事柄を箇条書きしたメモ用紙を造り、活用する事にした。
 情けないなぁ・・・(>_<)
 もしメモ用紙の事自体を忘れる様になったらお手上げ・・・ “お終い” だ・・・(涙)
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(*1)20171222:”一日三失 OK 制度”

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20181107:田中信夫氏逝く(声優;”サンダース軍曹”) [故人を悼む]

 大分前になってしまったのですが、10月17日に逝去。 享年83歳。

 1960年代に流行ったTVドラマ “コンバット” のサンダース軍曹の吹き替えを想い出し、録画した筈のβテープの行方探しで2週間程もかかってしまった。

 自分の歳になると懐かしい限りだが、今の時点で改めて観ると、アメリカが何でも世界一だと信じていた自信満々の時代、勝者の立場からのドラマだと言う事が明々白々。

旧冷戦(米ソ)に変わった新冷戦(米中)、EUの拡大と停滞、ポピュリズム政治体制の出現等々、諸々の戦後スキームが変わってきた今の時代、今更の再放はないだろうなぁ・・・

 氏はふくよかなお顔立ちで、良きTV時代の吹き替え・ナレーション等々ご活躍だった事をよく覚えています。
 黙礼。 

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20181106:”人命” か ”自己責任か” [ただの私見]

 いつもは “たわいない話” で訳無く盛り上がる行きつけの居酒屋さん(*1) だが、先週行った時は様子が違って “気まずい雰囲気” が・・・

 のれんを潜って入ったら、お馴染み4名の先客がいたが、妙に黙りこくった “異様な雰囲気” に直ぐ気がついた。 誰も自分に声をかけてもくれないし・・・

 “何か” がきっかけとなって、例の中東地域で武装組織による人質から解放された**氏の事で、”何が何でも人命優先” か、それとも危険を承知で出向いたのだから “自己責任の筈だ” に意見が別れ、お互い “気まずい雰囲気” になったらしい。

 それぞれの言い分に人生経験を踏まえた “哲学” がある筈だし、自分はお酒の席では政治・宗教の話は避けるので会話に加わらないで、ご主人相手に細々とお酒を飲む羽目に (>_<)・・・つまんねぇ~のっ!

自分の捉え方は・・・:
 武装テロ組織による誘拐・人質事件は許す事の出来ない悪辣な事件だし、原則論で言えば “人命第一” の筈だ。
 が、今回の事件では自分には素直にそう言えない “何か” が心の隅に棘の様に引っ掛かっているから厄介だ。

 この厄介さの一つは自分自身の中東地域に関するあまりの “知識の無さ” から来るのではないか・・・

 西欧列強による植民地政策時代のツケが根本的に解決していない中東の出来事だ。 何故に今の国家が成立しているのか、何故にいくつもの反政府組織や武装テロ組織が立ち上がっているのか、何故にイスラムの世界が宗教の派で対立しているのか(尤もキリスト教だって新旧&東西で別れてはいるのだが・・・)、その謂われ・歴史・本質を理解していないし、文明の発生地として栄えた地域としてしか知識の無い自分には、そこに住む方達の考え方自体を理解出来ていないので、ここで起こっている紛争の本質が見えていないのです。

 今一つは、理由はともかく、中東の一部が政府からは渡航しない様に要請されている紛争の絶えない危険地域とされている事からだ。

 その様な危険と言われる地域に出向いて事件を報道する・・・ジャーナリストとしての使命感を持ってこそなんだろうが、当該本人がそれに値する報道をしたのかどうかさえ自分は知らない。 イスラム世界の複雑な出来事・風習を、遠い東の国から傍観しているだけの自分は渡航する事は決して無いのだが・・・

 仮にテロ組織に捉えられる危険を予知しながらも、”今そこで起こっている出来事” を報道する信念に燃えている程の人であれば、自分が捉えられたら自分の意志とは関係なく国が見えないところで何らかのルートを通じてテロ側と交渉せざるを得ない事、更に解放されたと言う事はテロ組織側が利するところがあっての事だと理解している筈だ。

 自らの信念とは裏腹に “テロ組織側へ利を与えた” 事実は否定出来無い筈で、2日(金)に自ら開いた記者会見では “自己責任”・”自業自得” との事だったが、どう責任をとるのかについて語る事は無かった。

 加えて、”ジャーナリスト” との肩書き故か、ほぼ全て “良かった” 報道だけで、身びいき・偏りが見え見えなので、その事も納得感の無い一因になっている。

 冷静に捉えれば、新聞社・通信社・TV局は所属の記者を安全とされる都市部に駐在させているだけで、危険地域には “フリー・ジャーナリスト” と呼ばれる方達を “傭って” 取材・報道させているだけなんじゃないのか?
 フリー・ジャーナリストは自由な立場で取材・報道すると言えば格好良いが、実態は定常的な雇い主がいない経済的には不安定な存在だ。 危険承知でスクープを得なければ喰っていけないのが現実ではないのか?

 そんなこんなで、人命第一・・・に異論は無いのだが、素直に言えない “納得感” が今ひとつなのです。

 こんな時こそ、”深掘り” して欲しいのに・・・どこの局・新聞社も “触れたくない何か” があるのかと迄邪推してしまう。
 つまりは、触れたくない何か・・・とは、自らは出向かないでお雇いで済まし、エアコンの効いたスタジオとかオフィスと言う安全なところで “あぁ~だ”、”こぉ~だ” と言っているに過ぎない自分等を “自覚” しているんじゃぁ?・・・とすら勘ぐってしまうのです。
 ヤレヤレ・・・
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(*1):こんな居酒屋さんです:
  ”20181018:”ソース” か? ”醤油” か?(アジのフライ)


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20181105:ビッグマッチ3試合を観て(ラグビー) [ラグビー]

 ここ一週間程の間に大きな3試合があった。

“日本代表” vs “世界選抜”
         ・・・10月26日(金)@花園ラグビー場(東大阪市;雨)
 結果:28-31(前半:7-24/後半:21-7)

 遙か遠い東大阪市での試合なのでTV観戦。
 急ごしらえのせいか、連携に少々難があったのは否めないものの、世界選抜の圧倒的な個人技の高さに目を剥くも、後半は日本代表が練習の成果か、速攻・連携プレーが上手く廻り猛反撃。
 特に最後の最後、粘って逆転トライか!・・・と想われた瞬間、ノックオンで惜敗。
 まぁ、あれほど雨が降っていればボールを掴むのも容易じゃぁないからなぁ。
 でも善戦してくれましたよ(日本代表には心配ばかりしていたが)。

 尚、この試合は世界選抜でプロップで出場していたストラウス選手(元・南アフリカ代表)の現役最終試合でもあった。
 あの精悍なプレーがもう観戦出来なくなると少し寂しい・・・我が国トップリーグには招聘するチームはいないのか・・・

“ニュージーランド代表”(オールブラックス)
  vs “オーストラリア代表”(ワラビーズ)
         ・・・10月27日(土)@日産スタジアム(横浜市;晴)
 勿論観戦(”大枚” はたいて)。
 結果:37-20(前半:17-10/後半:20-10)

 伝統の両国代表戦は偉い提督名を冠とした “ブレディスロー・カップ杯” 争奪戦と位置づけられていて、今回のは2018年3戦目。 結果としてオールブラックスが3戦3勝で2003年以来のカップ維持に成功。

 ワラビーズは世界ランキング7位の強豪チームの筈だが、王者としてのオールブラックスの強さばかりが目立った印象で、なんか、淡々とした試合運びの感じでした。 前日の日本代表vs世界選抜の後半戦の様な接戦の方が観る方としては楽しい。

 始めて眼の前で観るオールブラックスの “ハカ” は凄い迫力で圧倒されてしまった。 ニュージーランド先住民マオリ族の戦いに臨む際の儀式だったらしいが、今ではオールブラックスによる対戦相手への敬意を表しているとの説明だった。
 が、この儀式を見せられる相手チームは “ビビる” 事ないのかなぁ・・・
 来週対日本代表との試合前にもご披露するのだろうか。 だとしたら ”迫力負け” しない様、祈るほか無い。 
 伝え聴くところによればオールブラックス主力組は英国遠征へと向かい、日本代表との戦いは若手主体らしい。 でも二番手って言ったってえらく強いから “大惨事” にならなければ良いが・・・

因みに:
 この試合観客数は4.5万人超で、公表し始めてからの最高の “入り” だったそうだ。
 この競技場は7万人は入るので空いた席が目に付いたのだが・・・さすがは強豪同士の伝統戦で、これを日本、しかも我が家から遠くない地元で観戦出来るなんてちょっと “幸せ”。

“日本代表” vs “ニュージーランド代表”(オールブラックス)
         ・・・11月3日(土)@味の素スタジアム(東京都;晴)
 結果:31-69(前半:19-38/後半:12-31)

 所謂 “ティア-1” クラス同士の試合では控えに廻る選手等だが、スーパーラグビーではならした面々。 やはり段違いに強く、逞しい。
 善戦が期待され、期待しもしたが、日本代表は密集場面とラインアウトでボールを奪われる場面が多く、完敗だった。
 ボールへの集散・執念が違う感じだ。

 “オールブラックス相手に31点も取った” ・・・ と喜んだ観客もいたが、”ちょっと、ちょっと・・・親善試合じゃぁないんだから” って呟く自分が少しだけ惨めったらしくて、交通の便が悪い競技場を恨んだりしていました。
 正直申し上げますと、100点取られなくって良かった・・・との気持ちが少しばかり。 全く強さの違う世界を観た感じです。 世の中広い。

ついでに:
 再び “正直に打ち明けます” と、此処だけのお話。
 オールブラックス二番手選手等のラグビーは “綺麗” では無かった。 明らかに審判が見逃している反則も、”オールブラックスならでは” の見逃しなのか。 まるで、今は大昔の "王・長嶋ボール" (*1) みたいだ。
 こすからいったらありゃしない。
 王者オールブラックスだ。 もっとクリーンなラグビーを展開してくれると想っていたので・・・つまりは、あれがオールブラックスのラグビーなのか・・・とは想いたくは無いし、ああいうのを “試合巧者” とは言いたくない。 
 日本代表選手等の方がはるかに “紳士” らしかった。
 少々 "八つ当たり" でした m(_ _)m
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(*1):当時、王選手・長嶋選手ほどの大々打者が見逃したのは、たとえストライク(臭いの)であっても "ボール" と主審が今で言う "忖度" した事を皮肉って言ったものです(何方が言い出したのか忘れています)。


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20181104:柿(2) [食]

 先月終わり、何時もの様に(*1)、斜め南側のお隣さんからを戴きました。
 奥様ご実家での栽培ものですが、例年より一ヶ月も早く食べる事が出来る程に熟したそうです。
 そう言えばスーパーでも出揃い始め、結構お高くなっている様なので、我が家の様な年金生活者には戴き物を楽しめるのは本当にラッキー。

 今年は沢山なので、ネットで “一番簡単なレシピ” を探して “マーマレード風” に仕立てても味わう事に致しました。 但しマーマレードは実だけでは無く皮部分の苦み・硬さも味わいの一つなので、1/5程を5mm程にきざんで使いました。
 案ずるよりも・・・と言う訳で、何とかなったので不思議です。
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(*1):11ヶ月前のブログです:“20171123:柿


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20181103:初めて観た(カラスの喧嘩) [雑感]

 我が家すぐ側の里山を住処にしているんだろうか、ここは “カラス” が沢山いるところだ(蝙蝠もいる・・・(*1) )。

 我が家のニャンが小さい時には襲われた事もあったが、今はそんな事は無い。 人を見知っているのか、自分を見かけると仲間に知らせる様で、凄い鳴き声を出して竹林の中へ姿を隠す(?)事が多い。

 先日、雲一つ無い秋晴れもようやく日暮れ時になり、ウォーキングから帰ってきた時。
 頭上で羽ばたく音と硬いモノ同士・身体がぶつかり合う音がして見上げると、何と空中で大きなカラス2羽が羽とくちばし、胴体で相手を激しく攻撃しあっている。
 喧嘩だ。

 初めて観たのでびっくりした。
 カラスって “縄張り” があるんだろうか。 自分のテリトリーに侵入したカラスを攻撃しているんだろうか。
 結構、激しい鳴き声・音がしたのでご近所の皆さんが “何事っ!” と外に出てきて “あきれ顔” で見物!
 しばらくして侵入側(?)カラスが遠く逃げる様に飛び去っていった。

 いやぁ~、人間永くやっていると、こんな歳になっても初めて観る事ってあるもんですねぇ・・・ こんど行きつけ居酒屋さんへ出向いた時、話題にしてやろうっと!

因みに:
 伝え聞いたところでは、東横線日吉駅前にある慶應義塾大学の某教授研究室では、環境調査の一環(の一環?)として “カラスの数の定点観測” をされていて、それによると、ここ横浜市に住み着く総数は漸減しているらしい。 “都会化” が進んでいる事で、住処となる里山が切り拓かれていっている影響とみられるそうだ。
 でも自分等の住むここは一向に減っている・・・と言うよりも増えている様に感じる。 ご近所の自分より少し年配の方もそう感じていると言う。
 こちらに移ってきている・・・と言う事かしらん?
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(*1):こんな事ブログしていました:
  ”20180826:”蝙蝠(こうもり)” が沢山・・・


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20181102:西澤潤一氏逝く(世界が認めた ”半導体世界の巨人” ) [故人を悼む]

 科学界の巨人の逝去が続く。
 去る10月21日に逝去。 享年92歳。

 東北大学で総長まで努められたが、ご専門は半導体をベースにした電子工学(含・光通信)で、世界から “Mr.半導体” とも呼称されたお方だ。
 
 自分は半導体の世界には不案内だが、”テラヘルツ半導体デバイス” の開発を手がけた “西澤テラヘルツ・プロジェクト”(1987年10月~1992年9月)が、通商産業省(当時;現・経済産業省)が大元となった国家プロジェクトの中で唯一 “実質的な成果” を得たプロジェクトだと複数のお役人から聴いた事があった。

 当時の国家プロジェクトは、最終的には “成果報告書” の中で常に “所期の目標を達成・次なる展開” ・・・が常套だったのです(← こりゃぁ、”国家機密” かも知れないです。更に “今も” そうなのかも)。

 が、この間に半導体産業は日本から韓国、更に中国へ移っていくとも予言されていて、今の現実を言い当てておられた事にも驚く。 産業界の実情・実態にも通じておられた・・・と言う事でしょうか。
 心より黙礼。


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20181101:タトゥ・・・”入浴” 受け入れるかどうか [雑感]

 正直、難しい問題だ。
 来年に迫ったラグビーW杯2019日本大会の試合開催市の一つである釜石市で、大浴場のある旅館・ホテルタトゥ(入れ墨)客を受け入れるかどうかで “困惑” しているとの事だ(出自:日経紙:2018年10月25日)。

 全国の旅館・ホテルの内、凡そ60%弱がタトゥ客の入浴を断っているのに対して、容認派は30%強だったらしい(残り10%前後の詳細は不明;以上2015年観光庁調査)。

 一方、過去に開催されたW杯開催国・地域に対しては、大会運営国際ボードは公共プール等使用時にはシールとか下着で隠す様に選手等には要請していた様だ。

 タトゥは大昔からの人類の “習わし” の一つとされ、我が国では “埴輪” でも確認されていたし、海外では有名な “アイスマン” にもタトゥが認められたと記憶している。

 戦前(と言っても、自分を含めて知らない方々が殆どだろうが)タトゥは刑罰の対象だった。 戦後は専ら “特殊な方面” の方々が入れていたに過ぎない。

 だもんで、今の我が国ではタトゥに対しては違和感を抱く国民が多いだろうが、どっこい、おしゃれ感覚で捉えて抵抗感を持たないお若い方達が多くなっているそうだ。
 そう言えばこの間開催されたサッカーW杯の試合でも、腕にタトゥを入れている海外選手が大勢いたし、お若い方達は見馴れているのかも。

 タトゥを入れるのを風習・習慣としている民族も現に存在する事だから、自分等の違和感だけで判断する訳にいかず、試合開催現地側では困り果てていると言う事らしい。
 日本大会組織委員会の方で方針を出さない事には開催現地では対応の仕方に困るだろうに・・・
 “さすが” ・・・ と言う様な、今後の見本となる様なガイドラインを考えて下さいなっと。

全く余計な事なんですが・・・:
 我が国推理小説の世界で、本格モノとして “日本家屋に密室” を構成させた作品があって、それが故・高木彬光氏:”刺青殺人事件” だ(”しせい” と読ませる)。
 ここでは刺青、即ち入れ墨を “皮膚をキャンバスとした芸術作品” 視する人物が登場する。 少しキワモノがかっているが、我が国推理小説史上では欠かせない作品とされています。


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