SSブログ

20200304:PCR検査を巡る ”不思議” を考える(新型肺炎) [ただの私見]

 やっと “改善気運” が観られ始めた様だが、これ迄の受け入れ/検査キャパはあるのに、何故PCR検査が広く進められないのか、素人なりに考えていました。

1.”表” の理由:
 医療関係者の最大公約数的見解は
   “新型肺炎には今のところ特効薬は無く、対処治療しかない”。
 
つまりは:
   - 軽症者は寝てるだけ
   - 重傷者は強力な解熱剤・咳止め・人工呼吸等対処治療で
時間を稼ぎ、その間、点滴等で感染者の免疫力↑を期待するだけの治療だ。

だから:
  “PCR検査を受けても余り意味が無い”

 これが国側、及びそれに寄り添う医療関係者(←大抵は “えらい” 職位の先生方だ)の姿勢だ。

2.”裏” の理由-1:
 “感染研”(国立感染症研究所:所管=厚生労働省) はあくまで “研究所” であって、医療機関では無い。
 であるからして、 “医療” そのものに対しては研究者としての関心は “薄い”。
 PCR検査結果を “自分のところだけで集約” して “感染動向” を調べて論文にする、また運が良ければ “治療薬か治療方法を研究開発” して研究者としての栄華を求める方へ感心が向くのが自然だ。
 今は “緊急” 事態だから “やむなく検査を受けている” ・・・ との姿勢が自分には垣間見えるのです。

2.”裏” の理由-2:
 人口比率からして北海道が異常にPCR陽性者が多い。
 これは道が積極的にPCR検査を進めているからであり、一方で東京都が異常に少ないのはPCR検査数が少ないから・・・と解釈するのが “統計学” の教えるところだ。
 もし都がPCR検査を幅広く進めば “みるみるうちに” 1K人を優に越え、”韓国ペース” に似てくる可能性すらある筈だ。

 そうなれば東京五輪パラリンへ選手団を送らない国々が続出する事は容易に考えられ、果ては中止の声が上がるのは目に見えてくる。
 PCR検査を広く進めない政治的な理由だ。

 “巣ごもり” してTV解説番組を観たり聴いたりしている内に辿り着いた “邪推” です。
 邪推/妄想である事を祈るばかりです。

ついでに:
 PCR陽性者が空白の県も多い。
 しかし、これ等の県は概して人口密度の低い地方であり、不遜な言い方で申し訳ないが検査設備が完備しているとも想えない。
 ウイルスは社会情勢とは無関係に増殖し続けようとする。
 地域毎の封鎖が無ければ人の往来/接触は回避出来る筈も無く、従って統計学に従えば空白の状態が継続する事はあり得ず、“検査が行き届いていないだけ” と解釈するのが順当で、状況が改善されていけばPCR陽性者が増えていく筈だ。
 残念ながら。
 繰り返しますが、”ウイルスに人の思惑は通用しない”。

共通テーマ:日記・雑感