SSブログ

20200318:”63年振り” に観た(映画:”蜘蛛巣城”) [気晴らし事]

 1957年公開の黒澤明監督作品(東宝作品)。
 お馴染みW.シェイクスピアの “マクベス” を土台にした戦国時代の城取り逆賊物語。
 主役はあの故・三船敏郎で、周りを例の “黒沢組” が固める。

 この9日にNHKBSで放送されていた。
 自分は “封切り” を池袋東宝館@豊島区(東京都)で観た記憶があって、しかも一度だけだったのに実に鮮明に筋書き・場面を覚えていたから不思議だ.
 物忘れ激しい今の自分はどうなっているのか・・・なんて想う程。

 最後に三船敏郎演ずる逆賊が “城で矢責め” にあって討ち死にするのだが、その場面が凄まじい。
 CGなんぞ無かった時代だ。
 “本物の名人級弓師” が “本当に仕掛けた” もので、本人は “死ぬ思いだった” と語っていましたよ。
 あの眼ん玉剥いた凄い形相は芝居でも何でも無い、”本物の恐怖だった” んだ・・・そうです。
 昔の映画は “命がけ” だったんだ。

因みに:
 この映画のおかげで “マクベス” を知り、次いで “4大悲劇” を知りました。


共通テーマ:日記・雑感