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20200311:”3.11” から9年 [雑感]

 新型肺炎 “列島感染真っ最中” の今年、表だった追悼等の式典は中止され、密やかな9年目が来た(*1)

 もう9年と言うべきか、未だ9年というべきか。
 復興はおろか復旧にもほど遠いが、それでもJR常磐線が全線再開となったし、これ迄は帰還困難とされてきた地区の解除も少しずつ進んできている。
 又、三陸沿いには新たな自動車専用道路も整備され、復興を目指した動きもある。

 新型コロナ・ウイルスの侵入は避けられないだろうが、何とか凌いで欲しいとの想いで一杯です。

 負けないでっ! 東北の皆様!
 敢えて "頑張って!" とは申しません。
 これ迄 "頑張り続けて" こられているのですから。
 横浜の地から心より応援しております(あまりに細やか過ぎますが “ふるさと納税” 制度を利用して)

しかしながら:
 重大な “なおざり” がある。
 除染された本体、即ち “汚染土壌” の行方だ。
 7日のTBS報道特集ではここに焦点をあてたものだった。
 どこの自治体だって引き受ける事は無いから、国は “再利用” の名目で常磐道とかへ再び福島県内への利用を目論んでいて、該当地元民等が反対している。
 国は
  “安全だから/安全を保証するから”

って言って説得しようとしているが、地元民の言い分は
  “それ程に安全なら東京都の地盤整備に使ったら良いじゃないかっ”

だ。
 どうする? 小泉環境相・・・何故環境相に任命されたか、今頃になってお解りになったのではなかろうか。
 石炭火力発電輸出路線の是非も加えた “出口の見えない問題” を抱え込まされている訳で、つまり、今の主流派が “潰し” にかかっているのだ・・・って自分は勝手ながら解釈しています。
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(*1)20190311:”3.11” - あの日から8年 ( 今になっても想う事 - ③ )



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