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20191110:”プロ” の見方(ラグビーW杯2019) [ラグビー]

 2日の決勝戦で南アが一方的にイングランドを下して通算3度の優勝を勝ち取り、ラグビーW杯2019日本大会は閉幕した。
 台風で中止となった3試合があったが、予想以上の国内外観客を、それに報道機関の関心と感心を集め、大成功とされた様だ。

 “4年に一度じゃぁない・・・一生に一度” のキャッチコピーも効いたのかも。

 次回2023年大会はフランスで開催される。
 命永らえ、是非とも観戦したいと想う一方、熱して覚めやすい我が同胞がその時まで今の熱い応援を抱いていてくれているか、はなはだ疑問だ。
 前回大会後のトップリーグも当初は観客動員が半端じゃぁ無かったが、何時しか尻切れトンボの様に・・・今度はそうならない事を祈るが、果たしてなぁ・・・

さて:
 先週末、関東圏大学で何度も大学選手権優勝を飾った経験がある某監督を囲んだ飲み会があった。
 この方は、TV、ラジオ、新聞等の解説者が決して口とか記事にしない主審&線審の判断に対して “?” をつけた解説をしてくれた。

 録画したスマホ画面を観ながら、スクラム時のSH(スクラムハーフ)の動きとか、瞬間的なハイタックルとかを示して、このプレーは限り無くダークに近い、いわば意識した “規律” ある “グレイ・ゾーン・プレイ” と教えてくれた。
 成る程、プロは観るところが違う・・・と教わった次第でした。

 最近は、球出しをさせないで “反則を誘うタックル” とか、組む瞬間の “駆け引き” でコラプシング(体勢崩し)を誘因させるスクラムのテクニックとか、そんな技が南半球ラグビーでは考え出されていて、北半球側は “餌食” になっていた様にも感じられる・・・との事だった。

 タックルされながらきわどく身方へボールを投げ込む “オフロード・パス” もほんの数年前にオール・ブラックスで “開発” されたとも聴いた。

 適切な言い方では無いが、どこかアマチュアリズムが残る北半球ラグビーに対してグレイ・ゾーン・プレイを果敢に括り出す南半球ラグビー・・・なかなか南優勢の勢いを変える事は難しいかも・・・とも。

 でも素人ファンには楽しい7週間でした。
 これには飲み友一同が一致してました。


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20191109:マラソン会場 ”札幌決定” 経緯を横から観ていたら・・・ [雑感]

 既に一週間以上前の事になるが、1日に開催されたIOC,東京都、組織委員会&五輪担当大臣等の協議の結果、マラソン&競歩会場が札幌に “強制” 変更された。

 どの様な “裏” があったのか、いつかは明らかにされるだろうが(*1) 、TV&新聞報道から受けた自分なりの感じは、これが “欧州大陸人間等の決め方” だ・・・と言う事。

 これ迄の経過を無視して自らの独善的論理だけで “上から目線” で押し切る。
 “アスリート・ファースト” を心より信奉しているのであれば、そもそもが開催都市選考の祭に夏場での東京開催自体が大きな論点となってしかるべきな筈だ。
 報道では、識者の中には “選手等の生命を考えれば良しとすべし” と言う方もおられた様だが、東京開催と決まった時点で何故論点提示しなかったのか・・・識者ってこんないい加減で良いのか・・・と想わざるを得ない。

ちこっと余計な事だが・・・:
 大体からして日本の政治家は何事も海外からの圧力に対して “No !” とは言えずに抵抗する事無く押し切られるケースが殆ど・・・と言う事を私らはよく知っている。
 ついでに言えば、優秀な官僚等はこの “外圧” を自らに都合良く利用している事も。

 小池都知事の
   ”IOCの決定に合意しないが、邪魔しない”
は精一杯の抵抗感の表れだ ・・・ ”悔しさ” が滲み出ているとしか言い様がない。

こんな経緯を観ていたら:
 一足飛びに “英国がEUから離脱する” ・・・ としたその気持ちが “解る” 気がしたから不思議と言えば不思議。
 今はともかく、かっては “日の落ちるところ無し” と言われた大英帝国だ。
 “ブラッセルの官僚等が勝手に決めていく大陸ルール” に縛られる “屈辱” ・・・ もあったのでは・・・
 そういう部分もあったに違いないて・・・と勝手に理解したのです。
 たはっ!
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(*1)20191024:”藪睨み(やぶにらみ)” 考(マラソン会場@東京五輪2020)


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20191108:頑張れっ!? ”文春砲” !! [ただの私見]

 週刊文春誌が次々に芸能人や政治家等、著名人のスキャンダルを暴き、暴かれた当人等は当初は決まって否定するが、二報、三報・・・と次々に報じられると誤魔化しきれなくて “沈没”・”退場” していく。

特に政治家の場合:
 公職選挙法に触れる行為を誰彼無く ( ? ← “ひょっとしたら” ちこっとだけ言い過ぎかも ← そうあって欲しいのだが・・・ ) 繰り返し行っていて、それが暴かれるのを観るのは情けない・・・同時に “ヘド” が出る様な “秘書が、秘書が・・・” って “言い訳” をしてやり過ごそうとする姿をみるにつけ “怒り” がこみあげてくるのを避ける事が出来ない。

同時に:
 餞別とか季節の挨拶とか香典等々を受け取る有権者の方も政治家同様に罰則を受けなければ・・・とも想う程に情けない。
 この乞食根性がある限り政治家の違反が無くなる事はなかろう・・・とさえ想ってしまう程、この国のモラルは下がってしまったのだろうか。

 そう言えば、モラルについては、
   “有権者” レベル ≒ “政治家” レベル
って言いまわしがあったっけ・・・

加えて:
 政治家の不用意な発言もお粗末だが、その言葉尻を捉える程度の野党連中よりも、自分は文春砲の今後益々の “快(怪?)進撃” を期待せざるを得ない。

 政界には恐らくは “自浄機能” は無かろうし、”司法の捌き” を待つよりはこちらの方が速攻かつ効果満点だぁ。
 これからも “どんどん” やってくれいッ!

 うぅ~ん、これは少し “危険” な考えかなぁ?
 でも報道の自由って良いなっ・・・!!!

 少し情けない・・・ですが。

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20191107:首里城焼失 [雑感]

 10月31日深夜2時過ぎに出火し、正殿と北殿・南殿等が全焼。

 首里城 “跡” を含む関連遺産群は “世界遺産” に登録されている(2000年)が、今回全焼した建屋は先の太平洋戦争で米軍によって焼失させられた城の30年間かけた復元物であって、このもの自体は登録遺産と言う訳では無い。

 が、復元と言っても歴史的な考証を重ねたものだから単なる記念物に留まらずに、沖縄の方々の心の “置き所” に一つになっていたに違いない。

 自分は2004年度頃から10年間程、1回/年、地元大学へ出講していた事があって、一度だけだが首里城公園を訪ね、お城を見学した事があった。
 お城そのものはこちらで見馴れた城とは全く違う造りで、珍しい印象を受けたが、同時に丘の上から眺めた那覇市と何処までも青く拡がる海原の風景が心に残っています。

 今年はノートルダム寺院でも火災があった(*1)
 木造建築物の維持管理の当事者は単変な苦労をされていた筈で、励ます言葉が解りません。
 報道によれば防火設備に論点があったとも・・・木造家屋で一番の恐れは火災であり、不思議な感じがします。
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(*1)20190422:”ノートル・ダム寺院”(”聖母マリア大聖堂”@シテ島@パリ市)


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20191106:緒方貞子さん 逝く [故人を悼む]

 10月29日逝去。享年92歳。

 国連難民高等弁務官としての活動等を通して、これ程の人権擁護活動を地球規模で展開された方は例を見ないのではなかろうか。
 世界のその現状を現場を通して知る方はごく僅かだろうし、その中のお一人として活動されて来られた・・・とても自分の様な貧弱な性根の持ち主には出来ない事だ。

 不見識の極みではありますが、”難民” と一言で言っても、正直なところ自分の周りには見かけないし、遠い世界の話の様な感じさえしてしまう・・・そんな自分が情けない。

 この様な方が同胞におられた・・・とても誇らしい。
 ただただご冥福を。


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20191105:ついに ”諦めた”(サンマ) [食]

 今季、我がワイフ殿大好物の “サンマ” が超不漁で、どこのスーパーでもやせ細ったサンマしか見かけない(見た目はその漢字=”秋刀魚” の通りなのだが・・・)。

 それでも我がワイフ殿は選びに選びながら毎週の様に買い求め、食していたが、味はさっぱり。
 ここに来てついに “諦めた” 様だ。
 自分にはそれ程の好物と言う訳では無いので、申し訳ないが苦にはなっていない。

聴くところによれば:
 行きつけの居酒屋さんマスターによれば、近海の水温が高くなり、周回ルートが遠く東側へ移った模様で、我が国の小さな漁船では出かけられない程だそうだ。

 ふうぅ~ん・・・もしかしたら、この記事を呼んでいたのかも・・・:
   ”魚が捕れなくなった日本 - 適切な資源管理が必要
   (出自:日経紙2019年10月28日朝刊社会面)

 エゴ丸出しの小さな漁港毎の漁業権で張り合う様な “小規模漁業” を続けている限りは、今後益々中国等の “大型漁船漁法” に遅れを取るばかりという。

ところが:
 およそ政治家は地元漁港の権利を守る事しか考えない。
 日本全体の利益を考える政治家は恐らくはいないだろうから、今後とも “サンマは駄目だぞよ” ・・・ と我がワイフ殿に申し上げております。

ついでに・・・ “シシャモ” も:
 海水温↑が原因で北欧産 “シシャモ” も激減している様だ(居酒屋定番メニューなんだがなぁ・・・)。
 資源保護を目指してアイスランド&ノルウェー両国は全面禁漁とし、我が国への輸入も途絶えるらしい:
  “シシャモ 食卓から消える?
   (出自:日経紙2019年11月1日)

 海水温が↓事は無かろう。
 海外では代替肉が評判な所もあるらしく、世界の至る所で食卓風景も変わっていくに違いない・・・トホホ。

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20191104:八千草 薫さん 逝く [故人を悼む]

 この10月24日に逝去。享年88歳。

 自分の年代層にとってのこの方は、少しだけ歳の離れた “きれいなお姉さん”、あるいは “お姉さんならこういう方が良いな” と言う存在感溢れる方だった。

 小顔で穏やか、”品” があって、どんな役でも観る人を身方に惹き付けてしまう・・・それがつい一年程前のTVドラマでも。

 所謂 “美人俳優” はたくさんおられるが、品がねぇ・・・
 奥行きのある演技をモノにしている役者さんがそうはいなくなったと感じている自分から観ると、とても貴重な女優さんでもありました。

そう言えば:
 大分前になりますが、故・三國連太郎さんと一緒に超高級サプリメントのCMに出演されていて、我がワイフ殿が “ついつい” つられてそれを使っていましたが、三國連太郎さんがお亡くなりになってからはCMそのモノを見かけなくなり、何時しか買わなくなっていたのを想い出します。

 ご冥福を。

追記:
 あの松本零士氏原作 “銀河鉄道999” のヒロイン “メーテル” のイメージはこの方だったそうです。
 TVでそう紹介されていて、納得致しました。

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20191103:ちこっと納得いかない・・・(天皇陛下即位恩赦) [ただの私見]

 政府は先月18日開催閣議で “天皇陛下即位礼正殿の儀”(10月22日)に合わせた “政令恩赦” を決定している。

 “恩赦” とは憲法7条で規定され、また法律(”恩赦法”)で定められており、内閣が決定して、天皇陛下が国事行為として認証されるとある。

 が、この決定は “内閣の一存” だ・・・天皇陛下の即位にあわせてと言いながら、実態は密室で政府の一存で決まっているとの批判が “ごってり” あるそうだ。

 今回は “大赦” とか “減刑” は無し、”復権” が主体との事で、対象者はおよそ55万人との事だ。
 軽いとは言えこれ程の “法を犯した人間” に科したペナルティが一般国民が全く関与しないところで “チャラ” にされる・・・何となく納得出来ないのは自分だけだろうか。

 自分は、“罪を憎んで人を憎まず” ・・・ なんて “器用” な事は少しも出来ない、心の乏しい人間に過ぎない。
 司法決定事項を行政側が “天皇家行事を名目に” かってに弄くる・・・憲法&法律で定められいるからって理由で。
 しかし、定められているからって、”恩赦をしなければならないと言う訳じゃぁ無い” 筈だ。
 しなくたって良い筈なのに・・・

 憲法上、自らのお気持ちを表す事が出来ない天皇陛下ご自身、どの様なお感じを持たれておられるのか・・・ふと気になります。

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20191102:全く解らない(”じこばばどしてらば?” by 吉 幾三さん’津軽弁ラップ) [雑感]

 おおいに評判を呼んでいると知って YouTube に公開されているのを覗いてみた:
   ”じこばばどしてらば?
     吉幾三さんの津軽弁ラップが話題
     (出自:日経紙2019年10月18日付け朝刊社会面)

 9月11日に公開/12日配信( ”TSUGARU” )との事で、記事掲載時点で230万回以上再生されているとあったが、自分が覗いた時には250万回を越えていた(10月28日時点)。

 昔から伝わってきた “津軽弁” との事で、”字幕” に歌詞が示されるにもかかわらず自分には全く聴き取れない/読み取れない( ← “句読点” が何処に付くのかさえ解らない)。
 誠に申し訳ないがまるで “外国語” の様な感じだ。

が:
 一緒に見聞きしていた我がワイフ殿(”福島産”)は “何となく解る” ・・・ と言う。

そして:
 吉幾三さんの “俺はぜったい! プレスリー” をカラオケで必ず歌う飲み友がいて、今度あったらこの話題ラップの事、聴いてみよう。
 もしかしたら “歌いに行こうっ!” って誘われるかもしれん。
 しかし自分には英語の歌詞よりも難しいかも・・・たはっ!

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20191101:藪睨み ”ハカ” 考(@イングランドvsニュージーランド戦) [ラグビー]

 本日はラグビーW杯2019日本大会 “3位” 決定戦(ニュージーランドvsウェールズ)が開催される(@アジスタ@東京)。
 が、どちらも3位を目指して来た訳では無いから、W杯の経験を積ませる為に若手主体の “消化試合” になる事だけが懸念される・・・そんな事の無い熱戦を期待しています。

さて:
 ニュージーランド( NZL )代表は優勝候補筆頭に揚げられていたが、10月26日の準決勝戦であのE.ジョーンズさん率いるイングランド( ENG )に為す術無く惨敗した。

 正直、多くのファンは NZL の勝利を予想していた筈だが、この日の ENG は入念な準備をしてきた事が素人にも解った。
 E.ジョーンズさんは “対戦が予想された2年半前から準備をしてきた” ・・・ と言っていました。

 スクラム(キックオフと同時に全力疾走)やラインアウト(人数をかけない)、更にハイ・パント等も NZL の裏をかいて出鼻を挫く戦術が随所に見る事が出来ました。
 あのNZL の選手等がどうしたら良いのか、一瞬一瞬でしたが “迷っていた” のが印象的でした。

それにしても度肝を抜かされたのは:
 キックオフ前の恒例の NZL による “ハカ”(要するに “闘いの雄叫び”・”鬨の声”)が披露される間、相手側は為す事無く只見守っているのがこれ迄の見馴れた光景だったが、この日の ENG は キャプテンを頂点とした “V字” 形をとってハカ陣形の NZL 代表選手等を “包囲” し、”威圧” するかの様な形で迎えたのだ・・・初めて見ました。
 これには NZL 側は面喰らい、少し “動揺”(?)してたのだろうか、開始早々に ENG のトライが生まれ、以後の流れを方向付けた印象です。

ところで:
 ENG の “V字対応” には賛否両論が渦巻いている様だ。
 “ハカ” が相手に “敬意” を表した民族舞踊なのに “礼を失した対応” だとする意見が非難側だ。

が:
 ハカを通して舞う方は気持ちが高まり、戦意が否応なく高まってくる一方、相手側はそれが終わる迄待つだけしか無く、”フェアではない” とする意見もあるそうだ。

 自分も昔からそう想っていたので、この冒頭のシーンを観た瞬間、E.ジョーンズさんが何か企んでいる・・・と感じましたが、試合展開は正にその通り “一方的” で、終盤の自陣ゴール前でのマイボール・ラインアウトの際のサイン・ミスでトライを許しただけだった。

 明日の決勝戦、対南ア戦でどんな戦法を採るのだろうか。
 一次リーグでは NZL が難なく南ア戦を制したが、だからといって一方的に ENG が有利・・・とは必ずしも言えない。
 明日が楽しみです。

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