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20191031:”治水” と ”利水”・・・農工学識者に教わった事 [雑感]

 この9月と10月の関東地区は台風と集中豪雨に襲われ、河川の氾濫が大規模に発生してその被害も広範囲に渡った。
 被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
 ”ふるさと納税” 程度でしか態度に表す事が出来ませんが・・・

そんな時:
 先週央、農工学を専門とする学識者と “会食”(と言えば調子良いが、要するに “飲み会”)の機会があり、河川の氾濫に関わる深いぃ “学識” に触れる事が出来た。

 本来、”ため池” 等と共に “田畑” は “貯水” 機能を持っていて、江戸時代には河川水位が上昇した場合に、お城とその周囲を守る為と同時に、山側からの新鮮な土壌を誘導する為に堤防を人為的に決壊させて田畑へ誘水させる事例が多かったと言う。
 “治水” と “利水” の考え方とか。
 その為の “堤防奉行” と称される武士の職制もあったそうだ。

が:
 今では工業化社会への移行に伴って伝統的な農業の担い手が少なくなって耕作放棄せざるを得ない田畑が広がり、それらが干拓され宅地化されていく事例が多い。
 今回の “冠水地域” と “干拓宅地化地域” との “重なり” は想像以上に大きいのでは・・・との事だった。

 河川の近くとか、池や沼の周辺は水との “関わり” が本来的に避けられない。
 いくら干拓されても “土地は記憶している” からだ・・・と言う。

そう言えば:
 ここ横浜市内での身近な例では、”3.11” の際、我が家を支えている里山は殆ど揺れずにいたが、港北区小机( ← 例の “横浜国際総合競技場” 周辺)では一部に “液状化” が発生していた・・・この地区は市が半世紀以上も前に沼地を干拓して宅地化したところだったのだ。


 治水技術も革新され向上されていくのだろうが、気象と気候の猛威化がそれを上回れば水害を完璧に押さえ込むのは難しい。
 農学を土木工学/機械工学/環境科学等々との関わりの中で取り扱う学問がある・・・と言う事さえ疎かった自分が恥ずかしい限りでした。
 勉強になりました。


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20191030:偶然にも ”プロ野球日本シリーズ” を垣間観たら・・・ [ただの私見]

 ラグビーW杯大会も3位決定戦(1日)&決勝戦(2日)を残すだけとなってしまった。
 何か気が抜けちゃって・・・
 
 そう言えばこんな経験をしました。
 ほぼ全試合を重複を含めて録画しているので、見逃し試合を眺めていた10月23日の夜の事。
 観終わって地デジに移ったら偶然にも “巨人vs.SB戦” が中継されていて、少しだけ観戦したが、どうも “まどろっこしい”。

 同じボールを扱う競技でも、野球って、ラグビーやサッカーの様なフットボールとか、バスケ、バレー等の “スピード感” が無い。
 MLBも同じ感じを受ける。

 野球ファンって、それが持つスピード感を “じっくり” 味わう・・・そういう心の余裕の持ち主なんだろうなぁ・・・と、つくづく想った次第です(野球を “どうのこうの” と申し上げている訳ではありませんので、誤解無き様にお願い申しあげます)。


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20191029:C&W(カントリー&ウェスタン)ソング祭・・・終演 [雑感]

 “蔭” ながら応援してたんだがな。
 我が国に於ける最大のC&W音楽祭カントリー・ゴールド”@熊本 がこの10月20日をもって30年の歴史に終止符を打った。

 どことなく “切ない” 雰囲気も持つC&W・・・フィドル、つまりはバイオリンが奏でる “ブルーグラス” ものと言われるタイプに嵌まった時期がありました。

 今は大昔、FEN土曜日20時からの “グランド・オール・オープリー” を聴くのは毎週の楽しみの一つだった(これにはデビュー初期のE.プレスリーも出演していたものです)。
 勿論、生の英語は速過ぎて聴き取れないのが殆どだったにもかかわらず・・・です。

 何時しか遠ざかっていたが、我が国では有名なC&W歌手主催の音楽祭が熊本で開催されていると知って、さすがに出かける事は出来なかったが “応援だけ” はしていました。

 市からの資金助成もあった様だが、C&Wは今時のお若い方々を惹き付ける事敵わず、聴衆も高齢者頼りとなるにつれて “かっての盛り上がり” もなくなり、本年が最後となってしまった。
 残念です。
 これからは YouTube 辺りでの楽しみしか無くなってしまうのか。
 これも時代の趨勢ですかな・・・と言ってしまうのも寂しい。


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20191028:水郡(すいぐん)線の今は・・・ [雑感]

 仙台市お住まいの “文士” の方がエッセイでその魅力を紹介されていた水郡線(*1) なのですが、沿線を流れている久慈川の台風19号による氾濫で鉄橋倒壊等で甚大な損傷を受け、常陸大子⇔郡山間の運行が出来ないでいる。
 TVニュースやネット上で公開されている映像からは、復旧には相当な期間が必要と想われる。

 久慈川は清流ラインと称される位いに綺麗な水が清らかにサラサラと流れる姿が印象的で、解禁後の鮎釣りをよく見かけたし、”やな” もあって鮎料理を味わった事もあった。
 沿線を走る国道118号は何度もドライブした事があって、”袋田の滝” を間近に観るとか、 “矢祭山” 周辺の紅葉も楽しみだった。
 が、今はそんな楽しみは置いておいて、速やかな復旧を願うばかりだ。

それに:
 これから冬季を迎える。
 水郡線利用者にとっては辛い季節になりそうでお気の毒だ。
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(*1)20181213:”水郡(すいぐん)線にて” を読んで(私感)

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20191027:偶数月15日は ”消費の日” ? [雑感]

 このタイトルで “ピン” と来る人は年金受給者の方々でしょう。
 我が国では年金は偶数月15日(金融機関休業日等であれば前倒し日)に2ヶ月分が支払われ、この日の消費が大方の民間企業の給料日である25日のそれより “威勢良い” 様だ:
  決戦は年金支給日
   スーパー客数・販売額 給料日越える
  (出自:日経紙2019年10月20日付け朝刊第一面)

 この日のATMからの現金引き下ろしは平常時よりも頻度が高く、スーパーやコンビニでは “年金目当ての特売合戦” を繰り広げるとある。

 まぁ、何となく、うっすらと気がついていたけど・・・

 でもなぁ、天引きが多い年金を支給日にすぐさま引き下ろす高齢者の消費が頼りだなんて、お寒い話だなぁ。
 電気・ガス・水道等用役費や食費・必須な日常品等をさっ引けば大した額じゃぁない。
 年寄りの年金なんかあてにしなさんな・・・って言いたいですねぇ。

因みに:
 自分は15日にはやせ(←嘘!)我慢して決してATMに向かいません (>_<)
 そんな惨めったらしい・・

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20191026:野良ニャンと ”再会”(10月12日以来) [ニャン]

 15号&19号台風被災でご苦労されている方々が多い中、ノーテンキな話で恐縮そのものですが、ウォーキング途中で鶴見川やその支流に沿った遊歩道とその界隈で出会っていた “顔見知り” の野良ニャン達 “みんな” とやっと “再会” を果たしました。

 被災地域では避難所へのペット引率は出来ないので家ニャン/飼いワンちゃん等も大変な目に遭っている筈だ。
 幸いな事に当地では被災は無かったが、野良ニャン等は何処で夜を過ごしていたのか・・・気がかりでしたが、全員(?)に再会出来て正直ホッとしているところです。
 未だに非常時が続いている時、非常識で申し訳ありません。


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20191025:影の ”功労者”(八ッ場ダム&地下神殿&鶴見川遊水池等) [雑感]

 台風15号では風害、そして台風19号では河川堤防決壊等による大規模水害が甚大な被害を及ぼしている。
 被災された方々へは心よりお見舞い申し上げます。

特に水害については:
 勿論今後の詳細な検証を待つ事が必要だろうが、旧民主党政権期に “無駄” な施設として槍玉に揚げられた例の “八ッ場(やんば)ダム” はその下流域の水害の低減化に、”地下神殿” は埼玉県内河川の氾濫抑制に、また “鶴見川遊水池” は見事にその所定の機能を発揮して、あの日本代表vsスコットランド代表戦(10月13日@横浜国際競技場)開催を可能ならしめたとされる。
 この他にも影で大活躍した防水施設は多数あるのだろうと想います。

因みに:
   地下神殿:
     “首都圏外郭放水路” の俗称で、巨大な地下放水路(埼玉県春日部市)
   鶴見川遊水池:
    多目的遊水池。平常時は公園とか駐車場。
    危険水位時に流れを自動分岐させて水を貯水(横浜市)。


 自然災害は忘れた頃どころか、我が国には “何時でも” 過去に例を見ない程の規模で襲ってくる時代になったとすれば、この国はどう対処すれば良いのか。

 我が家の場合、里山の中腹にあるものの、法面(のりめん=斜面)及び下水道はほぼ完璧(?)に整備/管理されているので土砂崩れとか水害の恐れは皆無とは言えないが低いものの、風害は充分に考えられる(実際に台風15号では一部だったが被災した・・・(*1) )。

 横浜市及び区はそんな場合の避難施設を指定しているが、里山を下った中学校体育館なので、そこに出向くつもりは無い。
 ”ニャンと同居” しているので、自宅待機・・・我がワイフ殿との取り決めです。

また:
 行きつけの居酒屋呑み仲間は鶴見川とその支流沿いに住んでいる方々なので、我が家を “2nd” 避難場所にしても良い事としています・・・(^^)/

が:
 問題はお若い方々の方だ。
 これから生きながらえる世紀では、毎年必ず来襲する自然災害に加えて近隣国家の政治体制も激変していく事でしょうから、些か心配する次第です。
 当方、何のお役に立てないのが些か残念です。
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(*1)20190918:未だに未完(台風15号後始末)

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20191024:”藪睨み(やぶにらみ)” 考(マラソン会場@東京五輪2020) [雑感]

 陸上競技の花ともされるマラソン
 その会場を東京都から札幌市へ移そうとする画策があるらしく、小池都知事は心の底が煮えくりかえっている事でしょう。
 あろう事か、”涼しいところって言うなら北方領土でやりゃぁ” ・・・ って口走ったりして。
 ありゃりゃぁ・・・いくら小池さんだって、こりゃぁ生々過ぎて拙いですよ。

でも:
 “東京五輪/パラリン2020” と称される様に主催は東京都であり、その行政トップに森組織委員会会長は何も知らせずにバッハ IOC会長の言いなりに決めてしまったと伝えられている様だ。

確かに:
 東京大会が決まった瞬間、夏場の青天井の下でマラソン等屋外競技を開催する事自体が非常識と自分も考えていたところだ。

だがそんな折:
 台風15号が千葉県に上陸して大災害をもたらした時の内閣改造で橋本聖子五輪大臣が決まった瞬間、”何かが” 起こるに違いないと感じた。

 彼女は北海道出身だ。
 安倍総理大臣/森会長(←この男は総理大臣の時も日本ラグビー協会会長の時もどうしようもない屑だったと言う人は多い ← わたしゃ同じ想いだけど、こうと迄は言ってないですヨ)と小池都知事の間には “しっくりいかない” 感情が残っている筈で、そこに乗じて何かしでかす・・・と “邪推” していたのです。

 酷暑に近い環境下で開催された “世界陸上競技会@ドーハ” での惨状が格好の “言い分” になったに違いない・・・と感じる。

実のところ・・・:
 バッハ IOC会長等が言う “アスリート・ファースト” の精神なんかは建前に過ぎない “掛け声” だけで、実際には爪の垢ほども無い・・・と自分は感じている。
 実態は米国TV局からの莫大な放映権料目当ての夏場開催で(∵米国の人気プロスポーツは9月開幕ケースが多く、夏場は閑散期)、この意味で金にまみれた五輪だし、”金と情念” が渦巻く所には必ず政治が絡む・・・これ常識です。

 行きつけの居酒屋さんでも話題になって、大いに盛り上がりました(何てこっちゃっ!)。
 大当たりになってしまい、自分自身が驚いています。


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20191023:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-⑤ [ラグビー]

 その④(*1) の続き(10月13&20日分)であります。
 快進撃を続けて来た我が日本代表も準々決勝戦で対南アに完敗してW杯挑戦は終わりました。

それでも:
 桜の戦士&コーチ陣の皆様へ(勿論、関係者を含めて) “感動を有り難う!” 

今後は:
 熱しやすく冷めやすい我が国民が何時までもラグビーを応援してくれるか解らない上に、次回W杯(2023フランス大会)に向けてはアジア地区予選から勝ち上がっていかなければならない ← この部分、勘違いしていました。グループAで上位突破を果たしましたので無条件で2023フランス大会出場権を獲得しました(加筆:2019年10月26日 ・・・ m(_ _)m )。

 今回活躍した選手の大半が現役を去り、更に今後の選手層を考えると、これからの日本代表には相当の試練が待ち受けているに違いない。
 今回の大会会場が我が国に決まった瞬間からベスト8入りを目指して日本ラグビー協会は長期戦略を練り上げ、資金を投入して人材を集め、身体と意識を鍛え直した結果が2015年英国大会と今回の結果だ。

 がこれだけの情熱と資金を協会を維持し続ける事が出来るのか、些か疑問無しとしない。
 加えて自分も生きながらえなければ応援もTV観戦も出来ないしなぁ・・・

さて、20191020:対南ア戦
 残念でしたが、南ア代表は、我が日本代表を上回る “強力なスクラム” と “バックスの素早い動き” を終始展開し、ラインアウトになれば相手ボールを横取りし、密集になればターンオーバーを繰り返して容赦なく点差を広げた。
 30m程のモール攻撃も凄まじかった(これ程のモール見たのは初めて)。

 それに第一線控えを6名用意し、全員を使い切って運動量を終始維持した戦法をとっていた。
 2015年英国大会の経験を謙虚に踏まえ、十二分に我が日本代表を分析していた・・・と想うのです。
 侮っていてはいけない・・・と。

 それにしても何処かにアマチュアリズムが残る北半球のラグビーとプロに徹した南半球のラグビーは “質” が違う。
 更に南半球のチーム編成には選手層に北半球側に見られない多様性があって、”懐” が広く、戦術の “引き出し” が多いと感じました。

20191013:対スコットランド戦
 台風19号明けとなった横浜競技場・・・満員の観客を前にした “まさに死闘” だった。
 我が日本代表はスクラム陣/バックス陣の連携良く、スピード感溢れて前半20分以降と後半序盤を制し、最後の10分の猛攻撃を耐え抜いた勝利だった。

 W杯で初めての一次リーグ戦を突破し、ベスト8入り。
 これ迄どうも自分のヘッドコーチ評と田中選手(SH)評には重大な誤りがあった様です・・・m(_ _)m
 一週間後には準々決勝戦が始まり、因縁の対南ア戦@アジスタだ。
 9月始めのテストマッチでは大敗しているが、ここでも世界をビックリさせる試合を期待したいです。
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(*1)20191013:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-④


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20191022:台風19号と格差社会?・・・ [ただの私見]

 避難施設がいわゆるホームレスの入所を拒否した事、そしてタワーマンションの予期せぬ浸水/停電トラブル事故が起こった事に対して誹謗中傷が多数あって、ネット上でも "荒" が吹き流れた様です。

 ホームレスの入所拒否に対しては、
  - 生死を分けるかも知れない差別をしてはいけない
と言う "正論" と
  - 税金不払いの人間を入所させる訳にはいかない
とする "異見" があった様だ。

 一方のタワマンの事故では、停電で排水施設の稼働が停止し、トイレ使用もままならない事を
   “ざまぁ見ろ”
と言う様な暴言も拡がったと聴いた。

そんな折:
 NHKラジオ第一の朝のニュース番組で、この現象を “格差社会がもたらした” と捉えたコメントがあった。
 つまり、ホームレスに対しては “見下す”、タワマン住民に対しては自らには届かない生活環境を満喫している人間への “やっかみ”/”怒り" から罵倒する・・・との解釈だった。

 つまりは “格差” を意識して、”下” へは冷酷に、”上” へは誹謗中傷で “憂さを晴らす” ・・・言ってみれば社会を切り分けて見ている訳で、それがネット上で “同類等” によって拡散が拡散を呼んでいるとする。

 このネット社会現象を “理路整然” と論考を加える識者もおられますが、自分はそんな事は出来ませんので、些か “斜め” に観察する事にしました。

この種の社会現象が生ずる理由の一つとして:
 個人名で公開したくない自らの意見/考えを公にする際に、ネット社会特有の “匿名性” は異常な迄に便利なのだろう。
 何を言っても自分の存在が暴露される事は無いので、無責任に無差別に他人を誹謗して “溜飲を下げる” ・・・ そういう例が後を絶たないのではなかろうか。

加えて:
 学識者/有識者とされる方々もこの匿名の影で “本音” を吐いている可能性は無いのだろうか。
 格差社会の中では “上位” に位置する筈の彼等彼女らが絶対に口には出せない “本音” のはけ口になっている事はないのか。

と言うのも:
 つい本音を吐いたばかりに二度とTV局から “お声” がかからなくなった著名人の存在を知っているからです。

 ネット社会から匿名性が無くなれば、こうまで無責任な流言が広まる事は無いと想うのだが・・・・なぁんて、偉そうな事を匿名の下で投稿しております。

ついですが:
 多摩川は昔から暴れ川で、広い河川敷部分もありますが、逆にそれだけ氾濫に備えていた訳で、そもそも話題になったタワマン近辺は昔は田んぼ、その後大手電機企業の工場、その跡地に一挙に建設ラッシュで整備された所だ。
 本来は住居に向かない土地柄を宅地開拓したケースは他にもたくさんあります。
 河川の近辺や山裾を示唆する昔からの土地名称が残っている所には配慮が必要です。
 3.11のとき、鶴見川に沿って整備されたあの横浜競技場近辺の小机地区は60年前までは沼地だったのを市が干拓して宅地開発したところでしたが、土地は昔の事を記憶していて液状化が起きたところがありました。
 19号台風は、ネット社会の中で、そしてこの狭い国土の中で如何に生きながらえるのか、自分の様な年寄りですら考えさせられました。


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20191021:”ゲノム編集” 食品は怖くない? [食]

 あれほど “遺伝子組換え” 或いは “遺伝子改変” 食材食品へ “拒否反応” を示している主婦の方々が “ゲノム編集食材食品” へは無関心なのかどうか・・・音沙汰が聞こえてこないですねぇ。

 実態は、”遺伝子” を弄るのは何となく怖いけれど、”ゲノム編集” と言われても何のこっちゃ解らん・・・って言うのが “恥ずかしい” のかも。
 或いは、“品種改良”・・・程度と捉えているのだろうか・・・まぁ ”当たらずとも遠からず” とも言えるし・・・

 例によって米国では特別な規制等無いのに対して、欧州とかニュージーランドでは遺伝子組換えと “同等扱い” して規制をかけようとしている。

 対して我が国では、厚生労働省への届け出は任意で、更に食材食品への表示義務も無いと決まっていて、既にこの10月1日から上市OKとなっている。

 大体が何事も海外事例を観てから決める事の多い我が国の規制法条令なのだが、ゲノム編集に関しては “大胆” な取り扱い・・・とも言える。

 さすがにコンビニ店では見かけないが、スーパー等では加工食品のラベルを見つめていて、例えば豆腐など “遺伝子組換えで無い大豆使用” 等を確認してからバスケットへ入れる主婦の方を多く見かけるが(*1)、一方でゲノム編集されているかどうかを見分ける確かな分析法もない上に、生産業者や加工業者が ”これはゲノム編集した**を使っています” ・・・なんぞの表示をする義務が無いから、これからは “先端バイオ技術” を組み込んだ食材食品が主流になっていくのかも・・・
 私らは、”そういう時代に入りました” ・・・ って厚生労働省や消費者庁から宣言されたと言う事ですね。

因みに:
 本ブログは大分前から原稿書きしていましたが、以下の記事と重複部分があって、もっと早く仕上げていれば・・・と、若干悔しい想いがしています:
   ”ゲノム編集食品表示なし?
     - 品種改良と区別難しく(日経紙:2019年9月27日)
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(*1):尤も今時、”遺伝子組換え大豆を使った豆腐です” なんて表示している豆腐なんて観た事も無いし、あったら買う主婦は実質 “零” に違いない。
 但し我が国では、3%だったか5%以下、若しくは未満の使用だったら “表示せずともOK” なのだから、既に私ら日本人の殆どが遺伝子組換え食材を食している・・・とする意見もありまする。


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20191020:A.レオーノフ氏 逝く(人類最初の船外活動宇宙飛行士@旧ソ連) [故人を悼む]

 10月11日迄に逝去(訃報記事:2019年10月13日)。 享年85歳。

 宇宙開発で米ソが熾烈な競争していた時代の1965年5月に人類初めての宇宙船外活動を果たした方で、ニュースを何となく覚えている。
 当時の自分は学生で、理工学専攻を志すも、中学生の頃に抱いていた天文学とかロケット工学の方面とは離れていたが、宇宙開発もついにここ迄来て、これからは “手塚治虫ワールド” も夢ではなくなっていくのか・・・なんて受け取っていました。

因みに:
 人類が初めて月に着陸したのはこれから4年後のことでした。
 それから半世紀経った今、資源への関心と火星への中継基地建設の観点から再び月が関心を呼び起こさせているようですね。

 偉大な先人達も今や多くが彼岸へ旅立っている時代になりました。
 黙礼。


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20191019:知らンかったっ!(”シウマイ弁当” 食べ方) [食]

 ここ横浜の地では崎*軒の “シウマイ”(← “商標”;一般名は “シュウマイ” )は超有名で、本工場は港北インタ@第3京浜自動車専用道路脇で、見学コースもあっていつも賑わっているところだ。
 地元JRとか地下鉄駅内/界隈には同社出展ブースがあって、シウマイ5個入り弁当をちょいちょい買っていく方も多い。

因みに:
 “シュウマイ” とせずに “シウマイ” としたのは “ウマイ” を入れたかったから・・・と此処地元では伝えられています。

ところで:
 自分は好きな具材から食べ始めるのだが(*1)、シウマイ弁当好きな方々には色とりどりの具材と俵型ご飯の “食べる順番” が決まっているらしい:
   市島晃生(いちじま てるお)氏:”シウマイ弁当 攻略の極意”
    (出自:日経紙2019年10月10日付け朝刊文化紙面)

それによると:
 ① ご飯エリアの真ん中に鎮座している “小梅” を脇へずらす
   ( ”最後” にお茶と戴く ⇒ ㉑ )

 ② 俵型ご飯一個(左下) ⇒ ③ シウマイ

 ④ 俵型ご飯一個(②の上) ⇒ ⑤ シウマイ

 ⑥ 俵型ご飯一個(④の右隣) ⇒ ⑦ 鶏の唐揚げ
      ⇒ ⑧ 俵型ご飯一個(②の右隣) ⇒ ⑨ 卵焼き/蒲鉾
           ⇒ ⑩ 千切り生姜/シウマイ

 ⑪ 俵型ご飯一個(⑧の右隣) ⇒ ⑫ 鮪の漬け焼き
      ⇒ ⑬ 俵型ご飯一個(⑥の右隣)
      ⇒ ⑭/⑮ シウマイ/俵型ご飯一個(⑬の右隣)・・・一緒に

 ⑯ 筍煮(タケノコに)
   (ネット調査では最初に箸をつける女性の方々が多かったそうです)
     ⇒ ⑰ 切り昆布 ⇒ ⑱ 俵型ご飯一個(⑪の右隣)
     ⇒ ⑲ 筍煮 ⇒ ⑳ 杏(あんず) ⇒ ㉑ 小梅(これはお茶と一緒に)

そしてお終いは
 ㉒ シウマイ
  (”わざと残した” 一個・・・好きな具を最後に残す派の演出だ)

となるらしい。

 このブログはテキストだけとしているので “これではさっぱり”・・・とご関心を持たれた方は引用先からキーワードを切り取ってネット検索すると弁当の写真を鑑賞する事が出来ます。

 こう言う事に拘る・・・って方、根が明るい方なんでしょうねぇ・・・

因みに:
 チコちゃんのナレーターを務める森田美由紀さんは “杏を最後” に食されるとか(何時だったか、”シュウマイ問題” の解説で “白状” されていた)。
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(*1):こんな感じでした:
  20190929:自分は超凡人( ∵ 好きなモノから食べる)

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20191018:実感! スマホの ”有り難さ”(台風19号情報) [自分の事]

 被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

 何かと “ガラケー” を懐かしみ、スマホにはいくらかの距離を置く自分だった(*1) が、この度の台風19号接近情報の取得に際しては随分とお世話になった。

 どれもこれもPCでも取得出来る類いなのだが、”当たり前*のクラッカー” ともいえる事、つまりは場所を選ばずに瞬時に緊急防災を含めた関連情報を取得出来る事につくずく有難みを感じた。
 勿論TV&データー放送の接近情報は詳しいのだが、一番知りたいのは詳細な進路予測や自分等が済んでいる所の雨量や風速のこれ迄の経緯/これからの推移予測だが、これ等の “即時性” はPCやスマホの方が遙かに素早く入手出来る。
 加えて、当地の鶴見川やその支流、また多摩川などの水位観察情報カメラのリアルタイム画像は大変参考になったし、また同時に基本は気象庁発表データーであるにしても気象情報提供サイトが幾つかあって、速報性に差異がある事にも気がついた。

 これ等の経験無くしては何時までもスマホを “軽視” していた自分だったろう・・・と自戒しております。
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(*1):こんな感じでした:
  ”20190516:ついに ”軍門” に降る(”ガラケー” ⇒ ”スマホ”)

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20191017:和田 誠氏 逝く(週刊文春表紙イラスト) [故人を悼む]

 10月7日に逝去。 享年83歳。

 台風19号対策も自分で出来る事は一通り終えた11日(金)夜のひと時。
 自分はパソコンに向かっていたが、我がワイフ殿が “この方が亡くなったっ!” と “飛んで” 来た。
 が、誠に失礼ながら何方か解らず “ぽかん” としていたら、”ほらっ!この表紙の方よっ!” って真新しい週刊文春誌を見せた。

 あぁ~そうか、この何処か “ホッと” するイラストの書き主だったか。

 翌日の新聞訃報記事とネットを通して、このお方が多才な活躍をされ、優れたエッセイをモノにされている方と知った。
 まったく自分の不明を恥じ入るばかりでした。
 申し訳ありません。
 ご冥福を。


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20191016:緊急痴漢(!)情報 [雑感]

 ついこの間に “緊急防災情報” の事をブログ投稿した(*1) と言うのに、つい先だっての昼過ぎ、またしてもスマホに入った緊急 “痴漢” 情報
  ”横浜市**区**町で**時**分程に痴漢が出没。
   犯人男の身長**cm程、眼鏡・*色のシャツ&*色のズボン
   ご注意下さい。
   心当たりの方はお近くの交番などへ御連絡下さい”

と言う様な意味の情報だった。

 “そこ” って、この里山を下ってからバス通りを横切って1km程度行ったところ(?)じゃん!
 この地域はそんな事とは一切無関係な所だった筈なのにっ!

 こんな事までスマホに入ってくる時代なんだなぁ・・・
 少々驚きです。
 これで少しでも犯罪が減れば良いのだが・・・
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(*1)20191003:緊急防災情報

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20191015:川又 昂(かわまた たかし)氏逝く(映画撮影監督) [故人を悼む]

 10月5日に逝去。 享年93歳。

 映画の名監督は多数知られているが、撮影担当トップ、即ち撮影監督で著名な方は比べると少ない・・・のではなかろうか。

 この方は、自分が鑑賞した映画の中では、1960年の
   “青春残酷物語”(大島渚監督;桑野みゆき主演)
&  ”日本の夜と霧”(〃;渡辺文雄主演)、

また松本清張原作の最初の映画化作品:
   “ゼロの焦点”(野村芳太郎監督;久我美子主演;1961年)
&  “砂の器”(同監督;丹波哲郎&加藤剛主演;1974年)

で見事な映像を切り取った事で知られている筈だ(年代は WikiPedia で確認)。

 今の映像はやたらめったら3Dを意識している様だが、こう言う “奇” をてらったところがありませんでした・・・と受け取っています(言い過ぎかも)。

 黙礼。


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20191014:金田正一氏逝く(プロ野球400勝投手) [故人を悼む]

 10月6日に逝去。 享年86歳。

 自分が未だ “野球観戦” に興味を持っていた時代の不世出の投手だった。
 なにせ弱小球団だった “国鉄スワローズ” @セ・リーグ時代に400勝の大半を稼ぎだしていた。

 あの長嶋選手@巨人軍のデビュー戦で4連続三振に打ち取った場面を今でも鮮明に覚えているのは自分等の世代だけ(?)かも・・・

 球速計が整備されていなかった時代だったが、あの凄まじい剛速球は時速155kmを軽く越えていたとしても自分は驚かない。

 また当時は同じ日の昼と夜間にゲームが開催されるケースも結構あって、連投していたことあったような・・・ 

 正に超人の活躍だったなぁ・・・

 確か、所属球団の経営が国鉄(当時)から新聞社系へ移行すると同時に巨人軍へ移籍し、400勝達成で引退。
 その後に監督業もされたが、自分には移籍前の偉大な活躍が記憶されている。

 投手が “分業” 制になってしまった時代の今、年間20勝を何年間も続ける様な投手はもう出まい。
 失礼ながら特別のファンと言う訳ではなかったが、日本のプロ野球を強烈に彩った偉大な投手でありました。
 黙礼です。

因みに:
 “国民栄誉賞” に充分値していた “球歴” と想うがなぁ・・・
 “自由人” の様な性格のセイかしらん?
 ・・・言い過ぎましたか?
 とすれば・・・ m(_ _)m

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20191013:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-④ [ラグビー]

 その③(*1) の続き(10月5~10日分)であります。

20191010:台風19号接近
 15号を越える強い台風が西寄りのコースをとって関東を直撃したが、本日午後には三陸沖へ向かっている見通しなので、予定通りに予選突破をかけた対スコットランド戦がここ横浜で開催されると想われる。
 TVでは、試合中止になれば “引き分け” 扱いになるので日本は予選リーグを抜ける事が出来る・・・なんて言っていた番組があったが、そんな事を努々考えてはなりませぬ。

 台風で被災された方々(我が家が含まれる可能性だってある)や、この一戦に誇りをかけたラグビー選手等へ失礼極まる話で、とても不快だ。

 また前日、同じ理由でニュージーランドvsイタリア戦、イングランドvsフランス戦の中止が決定されたが、日本のこの季節は台風シーズンである事は事前に解っていた筈で、中止に変わる代替策が用意されていなかったのは何となく納得がいかない・・・モヤモヤ感一杯です。

20191009:スコットランド強し
 若手中心で対ロシア戦を完勝。
 ロシア側は為す術無かった・・・感じでした。
 主陣を温存して13日の対日本戦を迎えるつもりだ。
 やはり “侮れない” 相手です。

20191006:ポイント5倍!
 対サモア戦に勝利した翌日の昼過ぎ、ちょこっと遠いが比較的に質が高い食材を扱っているスーパーへ出向いたら、店内放送で
  “ラグビー日本代表が勝利した翌日は、ポイント5倍!
  今日はお買い得よ~ぉ!!”
って。
 対ロシア戦(9月20日)、対アイルランド戦(9月28日)の翌日もそうだったのか!
 知ってりゃぁなぁ・・・
 たははっ!

20191005:対サモア戦
 それこそ古い古い言いまわしだが “肉弾戦” になると想い、内心は懸念一杯だったが、開始早々ペナルティ・キックが見事に決まり、今日の田村選手は落ち着いている・・・と感じた。
 と同時に、たとえ押され気味であってもワンチームで切り抜けるだろうとも。
 最後の最後で見せたサモア側の自陣直前での果敢に攻める姿勢に我が日本代表は見事に応え、感動のトライ&コンバージョンが生まれた。
 “規律” にやや難点・・・と厳しく指摘されているサモア代表チームだが、最後に見せた姿勢は立派なもんでした。
 これでほんの少しだけ対スコットランド戦にマージンが生まれたが、このチームはこれ迄の我が代表の戦い振りを詳細に調べ尽くしているだろうから、対ロシア戦明け3日のハードスケジュールを苦にしないだろう。
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(*1)20191005:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-③
nisi


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20191012:台風19号対策 [自分の事]

 一ヶ月前に襲ってきた台風15号を越える強い強い19号・・・今夜にもここ横浜市内が直撃に近い形で襲われる様だ。

 我が家は、15号で屋根瓦、植木とフェンス等の破損を受けたが、今では修復完了している(*1)
 加入している火災保険の風災対象届けも満額認定されて、おまけに20%の見舞金が加算されるとの連絡を受けたところであります。

が:
 職人さん等は絶対数が足りない上に、大きな被災家屋から手がけている様で、ご近所の被災家屋では未だに応急措置だけで本格修復には手がつけられていないのも多い。
 なのにこの19号だ。

そこで:
 我が家では、二重窓にしていない北東に面している窓が一箇所あるので、一昨日から目張り・メクラ板打ち付け・ガラス面ガムテープ補強等の対策を取ったり、鉢類の移動、更にストックしている乾電池の確認と補充、更に水、ガスボンベ等々の在庫管理をしてきた。
 優等生です。
 それに念の為にクルマを満タンにしておいた。

 南寄りの風であればお隣さんが風よけになるが、北寄りの強風の場合はまた屋根瓦の被災の可能性がある。
 これからまんじりともしない夜を迎える。
 ただただ無事な事を祈るだけだが、既に甚大な被害を受けている千葉県房総半島南部の方々の事を想うと、正直やり切れないです。
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(*1)20190918:未だに未完(台風15号後始末)


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