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20210423:ど素人が ”WHO報告書”(COVID-19)を眺めたけど・・・ [ただの私見]

 WHO(世界保健機構)が今更乍らの報告書を公開している:
   "WHO‐convened Global Study of Origins of SARS-CoV-2:China Part"
 (Joint WHO-China Study 14 January-10 February 2021)

 所謂 "新型コロナの起源" に関わるWHO/中国共同調査結果との位置づけだ。 全193頁で、結構膨大(公開:3月30日)。

 全くの専門外なので解らない技術用語はあるし、正しく読み取れたかどうか曖昧な感じだったが、ネットでは丁寧な解説文も掲載されていて十二分に補完してくれた。

 一言で言えば、
   「動物から武漢市民へ感染」   
   「その起源は特定に至らず」
との結論だ。

 だが、発祥から一年以上経過した時点での調査結果なので "信頼性に乏しい" ・・・ との評価で中国以外では一致している様だ。
 何事も事件の捜査では "現場保管" が要とされるが、今回のいわば "犯人捜し" は、発祥とされる時点から1年以上経過していて、全く意味が無い。 その上、発祥間もない時点で事務局長@WHOが中国へ出向き、最高権威者と会談し、世界各国への警告すら発しなかった事もあって、その中立性それ自体の疑念さえ晴れていないWHOと非消極的とされる中国との共同執筆だからだ。

 そんな事もあって、大報告書の体裁を取っているが、ウイルス学的には無価値と評する学識者が多い様だ。
 "ISO"(国際標準化機構)もそうだが、"国際**" とか "世界**" と名のると、その途端に "権威付けしてしまう" 報道機関の風潮を何とかせにゃぁなぁ・・・と想う次第だ(ついでに、"IOC" って実態は株式会社と何ら変わらない・・・って言っていた評論家がいた)。
 それにしても200頁近くの非専門書に眼を通すだけでも "しんどい" 想いでした。 二度と経験したくないデ~ス!

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