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20210422:素人には COVID-19が ”ツール” に見えてしまう [ただの私見]

 さすがは経済優先の新聞だけある。 日経紙4月16日付け夕刊第一面にデカ*2とこうあった:
   "中国、GDP18.3%増 1~3月"
    - コロナ反動、最大伸び

 世に "COVID-19発祥国" とも見なされている中国が、強権強力な "都市封鎖+検査/入院" 戦術でコロナ禍を制し、いち早く経済復活をしているとの事だ。
 まるで "事前に準備" していたかの様にワクチンを素早く開発し、それを外交ツールにも活用していて、ここでも "一人勝ち" かの様だ。
 但しこの開発ワクチンの治療効果は公表されていないし、我が国での治験申請も報道されていない。 南米チリ等はいち早く採用摂取を進めて社会免疫が出来たと勘違いした保険担当部局が緩和策を採った途端に感染が爆発的に再度拡がったとの報道があったものの、我が国の様にコロナ禍真っ最中で収束の目処すら付いていない国は、彼等から観ると "蜜の国" かもしれない。

 こんな事実を知ると、核兵器は実戦に使うのは難しいが、人の動きが全世界に拡がっている今、病原性ウイルス等は放っていても世界中に感染を拡げてしまう恐ろしい兵器の様に見えてしまう。 バイオ・テロを想い起こすと、むしろ限り無く最終に近い兵器だとすら想えてくる。

とすれば・・・:
 感染症対策は正に国の存続に関わる緊急危機対策の筈だと、改めて想う次第だ。
 しかし我が国では、ウイルス研究と、それに対するワクチン研究は "軍事研究" と見做されているのか( ← こう言う識者が多い)、世界的基準で観るとその水準は第一線級とは言えない・・・とはTVニュース番組でよく登場される感染病専門家の言(昨年8月頃)で、正直 "がっかり" した。 一方で、生体肺移植なんぞの極めて難易度の高い医療技術を持つ我が国なのに、その "まだら模様" が情けない。
 これを解消するのは政治しか無いと想うのだが、正直、残念ながら期待薄なのが悲しい。

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