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20210317:”Gender” も ”才” の一つ・・・ [ただの私見]

 今月上旬、新たに就任された( ← 押しつけられた感じさえしたが)橋本聖子会長@東京五輪パラリン大会組織委員会の下で、女性理事12名が追加選出され、総勢45名の理事体制で出直す事になったそうだ。 これで女性理事は19名≒全体の40%程を占める事となった。

 この委員会理事の "役割" やそれを全うする為の "人材要件" 等、自分は新聞やTVニュースからの報道以上の事を知らないが、よくぞ "急ごしらえ" 出来たものだと感心している。 森元会長の発言に対しては大勢の方々が一斉に口を揃えて非難されていたが( ← 自分もしたが )、今回の新理事就任に対しては誰一人として何のコメントも吐かないのが不思議だ。
 皆腰が引けてしまっているかの様で、これじゃぁ、今は秋でも無いのに
   "物言えば唇寒し・・・"
みたいだ。

 自分には、
   - "Gender自体が要件" であり、
かつ
   - 要求される人材足る "才" である
かの様で、正直に言って違和感有り・・・だが、まぁ、こう言う受け取りが糾弾される時代か。

 でも "多様性" の時代だ。 こう言う捉え方があっても、それを否定してしまうと自己無撞着( self-consist )とはならない。

そう言えば:
 今は昔、女性解放運動の先駆者である平塚らいてう氏(1868年2月10日-1971年5月24日;享年85歳 ・・・ Wikipedia 調べ)の
   "元始、女性は太陽であった。・・・今は月である。・・・"

は、月刊誌 "青鞜" 創刊号(1911年)での辞で、その意味と意義、またその背景を習った事があった。
 中高時代の筈だが、何の授業だったか覚えていない。 歴史的背景を知る由も無い自分でも
   "世の中、男上位"
・・・って事くらいは気がついてはいたけど、正直に言って何一つ深く考える事は無かった。
 "才能" は Gender とは本来無関係な筈だが、機会均等な社会構造にはほど遠い我が国では、そんな事おくびにも出せない時代なのかもなぁ・・・単なる昭和世代年寄りの独り言だが。

因みに:
 家庭円満の秘訣の一つは、我がワイフ殿言い分を "優先的" に配慮する事・・・長い時間をかけて修得した技であります。 でもこれって、"Gender Divide" を意識している事に他ならない・・・正に無撞着になっていない。

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